笹谷秀光 ささやひでみつ
ESG/SDGコンサルタント、千葉商科大学客員教授
プロフィール
政策研究の博士号を持ち、サステナビリティと環境政策の分野で広範な経験を積んできた専門家。環境政策、サステナビリティ、ESG/SDGs、企業の社会的責任(CSR)や経営戦略に関する豊富な知識と経験を活かし、次世代のリーダーたちに持続可能な未来を築くための教育と指導を行っている。彼の実績と情熱は、学界および産業界の双方において高く評価されている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1976年に東京大学法学部を卒業後、1977年に農林省に入省し、その後、環境省大臣官房審議官や農林水産省大臣官房審議官、関東森林管理局長を歴任。2008年に退官し、同年伊藤園に入社。2010年から2018年まで取締役および常務執行役員を務め、経営企画や企業のサステナビリティ戦略を牽引した。
2019年4月に伊藤園を退社後、学界へ転じる。社会情報大学院大学で客員教授を務め、2020年4月からは千葉商科大学の基盤教育機構教授に就任。2023年4月には同大学のサステナビリティ研究所所長となり、2024年4月からは同大学の客員教授として活動を続けている。
現在は、日本経営倫理学会やグローバルビジネス学会、特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラムなどの理事、一般社団法人日本パブリックリレーションズ学会の理事も務めている。また、宮崎県小林市の「こばやしPR大使」として地域貢献にも注力し、文部科学省の青少年の体験活動推進企業表彰の審査委員や消費者志向経営優良事例表彰の選考委員も務めた。さらに、未来まちづくりフォーラムの実行委員長として、地域社会の発展に向けた活動にも取り組んでいる。彼の多様な活動は、経営倫理やサステナビリティの推進に貢献し、社会全体の持続可能な発展に寄与している。
主な講演テーマ
ESG/SDGs経営のアップデート:表面的な取り組みの脱却と実装へのステップ
ローカルSDGsとSDGs未来都市の取組
DX、マーケティング、地域活性化とサステナビリティの事例研究
サプライチェーン管理、人権、人的資本とサステナビリティの事例研究
書籍・メディア出演
書籍紹介
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競争優位を実現するSDGs経営
本書は、「企業の競争戦略とSDGs」に関する基本的なガイドを目指しています。現在、企業はサステナビリティへの取り組みとして、ESG投資に対応し、SDGsの要請にも応える必要があります。この課題に対応するために、筆者は実務経験を活かして、ESG項目とSDGsの各目標の関連性を一覧できる「ESG/SDGsマトリックス」を開発しました。これは、社内外に効果的に示すための「SDGs経営支援ツール」として機能します。
基礎知識とビジネスチャンスにつなげた成功事例が丸わかり! SDGs見るだけノート
現在、メディアや企業から注目を集め、世界的なトレンドとなっている「SDGs(持続可能な開発目標)」。
「企業価値を高めるビジネスチャンス」や「企業経営の新たな世界基準」として注目されるSDGsについて、イラストを使ってわかりやすく解説しています。
基礎知識から企業が取り組むメリット、SDGsビジネスの構築方法、自治体での導入のヒントまで、最新の国内外の成功事例を交えて紹介。見るだけで理解できるSDGsの入門書です。
Q&A SDGs経営 増補改訂・最新版
ビジネスや経営の視点からわかりやすい解説で好評を博した『Q&A SDGs経営』の最新パワーアップ版です。感染症対策、食糧・エネルギー問題、ガバナンス改革、カーボン・ニュートラルの推進など、最新のビジネス課題とSDGsとの関連性を詳しく取り上げています。
本書は、ビジネスリーダーや経営層の関心を引きつけ、SDGs対応がビジネスの新常識となる世界的な変化を解説します。「17目標169ターゲットの全てに取り組むことは可能か」「三方よしとSDGsの違いとは何か」「話題の人的資本経営とSDGsの関係性」「企業が具体的に行う開示をどう変えるべきか」など、ビジネスパーソンが抱く疑問に答えながら、わかりやすく説明しています。
大人が本当に答えられない!? ニッポンのSDGsなぜなにクイズ図鑑
最新のSDGs(持続可能な開発目標)を、イラスト付きのクイズで楽しく学べる小学生向けの入門書が登場しました。前作『大人も知らない⁉️ SDGsなぜなにクイズ図鑑』と比べ、今回は日本独自の課題に焦点を当てた「SDGsニッポン編」を特集しています。さらに、すごろくや自分で書き込むことができるアクションノートなど、家族や友達と一緒に楽しめる工夫もたくさん詰まっています。SDGsを楽しみながら学び、より良い未来を考えるきっかけを提供する一冊です。
テレビ
- NHK「もっとNHK」
- NHK Eテレ「どうする日本企業の持続可能な成長」
ラジオ
- NHKラジオ第一「A.B.C-Z 今夜はJ’sクラブ」
書籍
- 「競争優位を実現するSDGs経営」(中央経済グループパブリッシング、2023年)
- 「Q&A SDGs経営 増補改訂・最新版」(日経BP、2022年)
- 「SDGs見るだけノート」(宝島社、2020年)
- 「ニッポンのSDGsなぜなにクイズ図鑑」(宝島社、2022年)
- 「まんがでわかるSDGs経営」(ウエッジ社、2022年)
講演実績
- 日経新聞社
- 東洋経済新報社
- 朝日新聞社
- 文部科学省
- 日本経営倫理学会
- 一般社団法人グローバルビジネス学会
- 川崎市
- 東京都足立区
- 早稲田大学
- 東京理科大学
- 長野県
- 福井県鯖江市
- 秋田県
- 熊本県など多数
この講師のおすすめポイント
笹谷秀光さんは、サステナビリティや環境政策に関する豊富な経験を持つESG/SDGコンサルタントであり、千葉商科大学の客員教授としても活躍されています。政策研究の博士号を持ち、環境省や農林水産省での公務員経験を経て、伊藤園で経営企画や企業のサステナビリティ戦略を牽引しました。学界に転じてからは、サステナビリティ教育と企業戦略に関する深い知識を学生に伝えるとともに、さまざまな学会や地域活動にも積極的に貢献しています。
彼の実績は、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)の実践的な推進に深く関連しており、社会的責任を果たすための戦略的アプローチを企業や自治体に提供しています。また、地域創生や未来都市づくりのための官民連携の重要性を提案し、持続可能な社会の構築を目指す活動を展開しています。
◆ ESG/SDGs経営の実践的な知識とステップアップの方法
笹谷さんは、ESG/SDGs経営をアップデートするためのステップと、表面的な取り組みから実装への具体的な方法を示す講演を行っています。企業の持続可能な発展を実現するための戦略的なアプローチを学ぶことができ、企業経営者やマネージャーにとって非常に有益な内容です。
◆ 地域活性化とサステナビリティの融合事例
笹谷さんの講演では、DX(デジタルトランスフォーメーション)やマーケティング、地域活性化とサステナビリティを結びつけた事例研究を取り上げ、地方創生に向けた戦略を学ぶことができます。地域社会の持続可能な発展に関心のある企業や自治体関係者にとって、地域の未来を見据えた具体的な事例は非常に貴重です。
◆ 官民連携による未来都市づくりの提案
地方創生や未来都市づくりにおける官民連携の重要性についての講演も行っています。笹谷さんは、地域社会の発展と持続可能な都市づくりに向けて、官民協力が果たすべき役割を強調し、参加者に対して実際の取り組み方や成功事例を紹介します。
◆ サプライチェーン管理と人的資本の持続可能性
笹谷さんは、サプライチェーン管理や人権、人的資本に関するサステナビリティの事例研究を通じて、企業がどのように社会的責任を果たすべきかを示します。企業の社会的影響力を強化するために必要な知識と実行方法を学ぶことができ、企業の経営陣やCSR担当者にとって有益です。
◆ サステナビリティの視点からの政策形成と実行
政策研究の博士号を持つ笹谷さんは、ESGやSDGsを企業戦略に取り入れる際の政策的な観点についても深い洞察を提供します。国や地域の政策形成に携わった経験を活かし、持続可能な未来を実現するための実行可能な政策の作成方法を学ぶことができます。
笹谷秀光さんの講演は、ESGやSDGsを企業戦略にどう実装するかに関心のある企業関係者や自治体担当者、また未来を見据えた地域づくりに貢献したいと考えている方々にとって非常に有益です。彼の深い知識と実践的なアプローチにより、持続可能な社会の構築に向けたヒントを得ることができるでしょう。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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