伊藤華英 いとうはなえ
オリンピック競泳女子日本代表(北京・ロンドン)/日本ピラティス指導者協会公認 マットピラティスコーチ
プロフィール
ベビースイミングで水泳を始め、15歳で2000年の日本選手権デビューを果たす。2001年の世界選手権(福岡)で女子背泳ぎ選手として脚光を浴び、2012年ロンドンオリンピックまで競泳選手として日本の水泳界を支えた。長い手足と長身を活かした外見もメディアに注目され、2004年アテネオリンピックへの出場が確実視されていたが、選考会の日本選手権で十分な成績を出せずに出場を逃がす。しかし、水泳への深い愛情とオリンピックへの強い願望を胸に、2008年に女子100m背泳ぎで日本記録を更新し、ついにオリンピック代表となった。その後、ロンドンオリンピックでのメダル獲得を目指したが、怪我のため2009年に背泳ぎから自由形へ転向。自由形の日本代表として世界選手権やアジア大会でメダルを獲得し、2012年ロンドンオリンピックの代表選手として出場。同年10月の国体(岐阜)を最後に現役を引退。
引退後はピラティスの資格を取得し、水泳とピラティスの魅力を広める活動を行う。また、順天堂大学大学院で博士号を取得し、アスリートとしての経験と学問を生かして、職場でのメンタルタフネスやモチベーション管理に関する講演を行い、高い評価を受けている。最近では「スポーツを止めるな」プロジェクトの1252プロジェクトリーダーとして、スポーツと生理に関する知識を学生アスリートや指導者へ伝える講義も行っている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
サイズ 身長173cm/AB型
学歴 日本大学 経済学部 経済学科
早稲田大学学術院 スポーツ科学研究科
順天堂大学 スポーツ健康科学部 博士号
資格 日本ピラティス指導者協会公認 マットピラティスコーチ
【水泳歴】
2006年 日本選手権 200m背泳ぎ 優勝(日本新)
2008年 日本選手権 100m背泳ぎ 優勝(日本新)
2009年 世界選手権 400mフリーリレー予選(日本新)
【代表歴】
2001年 世界選手権 100m背泳ぎ 7位
2003年 世界選手権 200m背泳ぎ 5位
2005年 世界選手権 100m背泳ぎ 6位 ・ 200m背泳ぎ 4位
2007年 世界選手権 100m背泳ぎ 5位 ・ 200m背泳ぎ 5位
2008年 北京オリンピック 100m背泳ぎ 8位 ・ 200m背泳ぎ 12位
2011年 世界選手権 400mフリーリレー 7位
2012年 ロンドンオリンピック 400mフリーリレー 7位 ・ 800mフリーリレー 8位
インタビュー
主な講演テーマ
心と身体は繋がっている。
メンタルとフィジカルのバランスがとれてこそいいパフォーマンスがだせる。女性の月経問題は男性指導者、上司にも理解は必要な時代。正しい知識の習得とコミュニケーションこそ双方にとっての幸せの一歩である。アカデミックなメンタルタフネスの理論とピラティス(自宅でもできる簡単体幹トレーニング)、月経の正しい知識によるアプローチによって個人的にもチーム的にもマネジメントに役立てる話しとなっています。 ×
トップチームのチームワーク
~個人の役割と組織力
水泳は個人競技と思われがちですが、オリンピックでの挑戦は準備、環境など試合以外でもチームとしての一体感が求められます。年齢、経験年数から2回のオリンピックへの関わり合いは異なっていました。後輩を引っ張っていく リーダーとしてそしてチームの調整役としてその時々の自分の役割を全うしてきました。
個人だけでなくチームとして 最高の成績を残せるよう実践しチームJAPANとして得られた事をお伝えします。 ×
ストレスを味方につける!モチベーションマネジメント
組織に役立つ自己コントロール力
ビジネスでもそれ以外でも常に自分のよい状態を保つことは一流アスリートでも難しい。モチベーションを上手くマネジメントし強いストレスがかかる状況でも一番よい状態を作る事が出来れば仕事のパフォーマンスも上がり、 コミュニケーションもグッと良くなります。
このテーマでは心と身体の両面からアプローチし自分と周囲によい影響を与える自分マネジメントの方法についてお話します。 ×
目標達成できるメンタルコントロール
オリンピック代表に選ばれるも怪我にあい、得意の背泳ぎで思うように結果を残すことが出来ませんでした。 しかしオリンピックへの夢はこれまでの専門とは異なる自由形に転向する事で掴むことが出来ました。準備を徹底し 成功するイメージを描き行動する方法はビジネスシーンでも役立つ内容です。 ×
心も身体も美しくしなやかに
日本ピラティス指導者協会の公認コーチでもある講師が簡単なピラティスの実践を交えながら、心と身体のバランスを整え、快適な毎日を送るための健康法をお伝えします。
※ピラティスは呼吸法のことなので席間の狭さは問題無いとのことです。 ×
夢は自分を強くする
夢や希望を持つということもなかなか難しい時代。毎日、目の前のことを全力でやることで自然と夢が発見できる。世界で活躍したアスリートが、アテネオリンピック出場を逃すなど、自分の苦い経験を振り返り、夢を持つことの大切さをお伝えします。 ×
スポーツはなぜ必要なのか
現代社会におけるスポーツの重要性はレクリエーションの一部のみならず、国際平和や経済活動はもちろんSDGsを目標に掲げる全世界的に必要なコンテンツになってきている。そもそもスポーツは何故必要なのか?
世界の歴史的背景からいつ、どこで、どのように発生したものなのか?
近代オリンピックの歴史をたどりながら社会的なスポーツの必要性をお伝えします。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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これからの人生と生理を考える
生理についての考察は、実は人生についての深い考察にもつながります。オリンピックでの経験や様々な学び、対話から洞察を得た著者が、生理の問題点や医学的な知識を共有し、自分の人生を主体的に生きるためのアドバイスを提供します。
メディア
- NHK「日本選手権水泳競技大会 競泳競技 解説」
- NHKラジオ第1「Nらじ」
- sportiva 「伊藤華英の For Your Smile」連載中
- 陸上競技マガジン コラム連載中
- YouTube「Talk up 1252『生理×スポーツ』」公開中
書籍
- 「これからの人生と生理を考える」(山川出版社)
- 「ゆれるだけでやせる!仙骨バランスクッションダイエット」(講談社)
講演実績
- 講演会
- トークショー
- 水泳教室
- ピラティス教室