大井竹昭 おおいたけあき

大井竹昭

株式会社KOMPAS 代表取締役/データ・AI活用・予兆管理コンサルタント/事業変革コンサルタント(DX・データ活用)

プロフィール

多くの企業がDXに取り組む一方で、その多くは過去のデータを分析する「バックミラーを見る経営」に留まり、予期せぬ変化に追われる“後手対応”から抜け出せずにいる。
この構造的課題を解決する“予測家”として、データ分析によって未来の兆しを捉え、先手を打つ【予兆管理】という独自手法を提唱・実践している。

これまで数多くの企業でDX戦略の立案を主導。たとえば大手百貨店では、DX導入に伴うオペレーションの再設計から新規事業の立ち上げまでを支援し、売上および顧客体験の向上を実現した。また大手飲料メーカーでは、グループ全体のマーケティング基盤を刷新し、関連経費を年間で1/8に圧縮。大手自動車メーカー、タイヤメーカー、製薬会社など、業界を問わず事業変革を支援してきた。

そのコンサルティングの核心は、ノーベル賞受賞理論に着想を得て開発した独自の予測AIエンジンと、データの本質を見抜く洞察力にある。これらの技術と経験を基に、企業規模を問わず、データとAIを駆使した事業変革・組織開発、そして未来を担う人材育成(研修実績12,000名以上)までを一気通貫で支援している。

講演では、単なる理論ではなく、現場で成果を上げてきた実践的な知見を“明日から活かせるビジネス戦略”として伝えている。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

同志社大学 神学部 卒業
神学・文献学・比較文化を背景にマネジメント論を学び、複雑な事象を構造的に捉える分析力の基礎を築く。

国際大学大学院(IUJ) 国際関係学研究科 修了
30代でキャリアを再構築すべく大学院へ進学。EBPM(証拠に基づく政策立案)を中心に、統計学や機械学習を用いた政策評価・リスクマネジメントを修得。データに基づき未来を「先読み」する思考法の原型を確立する。

データサイエンティストとしてキャリアを転身
大学院修了後、SaaSベンチャー等でデータサイエンティストとして実務経験を積む。Webサイトのコンバージョン率改善など、データ分析を具体的なビジネス成果に結びつけるスキルを磨く。

PwCコンサルティング合同会社 など
外資系コンサルティングファームのデータ&アナリティクス部門に所属。大手企業に対して、データ・AI活用戦略、情報基盤設計、データドリブンな組織開発など、数多くの変革プロジェクトを推進する。

一般社団法人データサイエンティスト協会 調査研究委員
データサイエンティストに求められるスキルセットの定義や育成カリキュラムの策定、評価制度の構築に参画。日本のデータサイエンス業界の発展と人材育成に貢献している。

株式会社KOMPAS 設立(2020年)
これまでの知見と独自開発した予測AIモデルを核に株式会社KOMPASを設立。データとAIを駆使した「予兆管理」を提唱し、大手飲料メーカーのマーケティング改革(関連コストを年間1/8に削減)、大手百貨店のDX推進、大手自動車・タイヤメーカーの全社的データ活用改革など、業界横断的に企業の事業変革を支援している。

主な講演テーマ

なぜ、あなたの仕事はいつも『後手』に回るのか?
― DXの次に来る、未来を『先読み』する新経営手法
 『予測・モニタ・実行 プロトコル』入門 ―

多くの企業がDXに取り組むものの、その実態は過去のデータを分析する「バックミラーを見る経営」に留まり、予期せぬ変化に追われる「後手対応」から抜け出せずにいます。本講演では、なぜ真面目に努力しているにもかかわらず仕事が空回りするのか、その構造的課題を解き明かします。

その上で、DXの次に来るべき新しい経営のOSとして、未来の兆しを捉え先手を打つ『 予測・モニタ・実行 プロトコル 』という思考法を提唱します 。これは、事が起こってから対処するのではなく、事が起こる前にその予兆に気づき、より良い未来を引き寄せるための「先読み」の技術です。

大手百貨店のDX改革、大手飲料メーカーのコストを1/8に圧縮したマーケティング改革など、数々の事業変革を支援してきた実践的な知見に基づき、明日から自社の業務で実践できる「予兆管理」の具体的なステップを、豊富な事例と共に分かりやすく解説します。 ×

なぜ、あなたの会社のDXは「空回り」するのか?
― AIが変える価値の構造と、成果を生む組織・人材の育て方 ―

多くのDXプロジェクトは、多額の投資を行い、優秀な人材を投入しているにも関わらず、期待された成果を出せずにいます。現場からは「良かれと思った改善提案が『余計なこと』と一蹴される」といった声が聞こえ、担当者は疲弊していく。この問題の根源は、個人の能力ではなく、企業の「価値創出の構造」そのものにあります。

本講演では、私が独自に考案した分析フレームワーク「価値創出フェーズ×予算マトリクス」を用い、あなたの会社のプロジェクトや人材が、組織の中でどのような役割を期待され、なぜ評価されにくい構造に陥ってしまうのかを論理的に解き明かします 。

さらに、生成AIはもはや単なる「ツール」ではなく、意思決定に参加する新たな「プレイヤー」です。この不可逆な変化が、従来の価値創出のあり方をどう塗り替えるのか。そして、AI時代に本当に価値を生み出すために、私たちはどのようなスキル(ビジネス理解力、課題発見スキル等)を身につけ、どのような組織を構築すべきか。

大手SIerの事業モデル転換や、大手自動車メーカーの人材育成を支援してきた経験 を基に、DXを成功に導くための組織と人材に関する「新しい羅針盤」を提供します。 ×

「勘と経験」頼りの経営から脱却する法
― あなたの会社に眠る“宝のデータ”を掘り起こす「データ経営」の第一歩 ―

多くの企業では、日々の営業活動や会計処理を通じて、実は膨大なデータが蓄積されています。しかし、その多くは活用されることなく眠っており、「宝の持ち腐れ」になっているのが実情です。その結果、重要な意思決定を、いまだに個人の「勘と経験」という不確かなものに頼らざるを得ない状況が続いています。

本講演は、難しいAIや高価なツールを導入する前に、まず「今あるデータをどう活かすか」という、データ経営の最も重要で基本的な第一歩を踏み出すための実践講座です。

大手家電メーカーのエリアマーケティング支援で売上126%を達成した実績や、自動車メーカーの販売店管理システムの構築経験 などを基に、Excelなどの身近なツールで始められる具体的な分析手法を解説。「どの商品が本当に儲かっているのか?」「なぜ、あのお客様は離れてしまったのか?」といった、経営者が本当に知りたい問いに、データで答えるための道筋を示します。

データは未来を映す鏡です。本講演を通じて、その鏡を磨き、自社のビジネスを客観的に映し出す技術を身につけてください。 ×

講演実績

  • 大手百貨店グループ
  • 業界団体
  • 総合電機メーカー系アカデミー
  • 人材育成機関
  • クリエイティブ関連企業
  • 化学メーカーグループなど

この講師のおすすめポイント

大井竹昭さんの講演の最大の魅力は、「データを“見る”講演」ではなく、「データで“未来を動かす”講演」であることです。多くの企業が「DX」や「データ活用」を掲げながらも、実際には過去の数値を振り返るだけの「バックミラー経営」に陥っている中、大井さんはデータ分析の本質を“未来の兆しを捉えるための技術”として再定義します。彼の提唱する「予兆管理」という考え方は、予期せぬ変化を事前に察知し、先手を打つことで組織を守り、成長を引き寄せる“攻めの経営”を可能にします。

その手法は、単なる理論やテクノロジーの話ではなく、現場で成果を上げてきた実践的なアプローチに裏打ちされています。例えば、大手百貨店ではDX導入に伴う業務プロセスの見直しから新規事業の創出までを支援し、売上と顧客体験の双方を向上させました。また、大手飲料メーカーではグループ全体のマーケティング基盤を刷新し、関連経費を年間1/8に圧縮するという驚異的な成果を実現。こうした成果の裏には、データの中に潜む「わずかな兆し」を見逃さず、それを次の一手に変える高い洞察力があります。

講演では、こうした実例をもとに、「なぜDXが空回りするのか」「なぜ後手に回ってしまうのか」という構造的な問題を明確にし、そこから脱却するための具体的なステップを提示します。単に「AIを導入しましょう」「データを可視化しましょう」という一般論ではなく、企業の規模や業種を問わずすぐに活かせる“予兆を掴むための思考法”を伝える点が特徴です。特に、「価値創出フェーズ×予算マトリクス」という独自の分析フレームワークは、多くの参加者から「自社の課題構造が初めて明確に見えた」と高く評価されています。

また、大井さんの講演が支持されるもう一つの理由は、「データ活用」を経営層やデータ部門だけの話に終わらせないことです。彼は、現場社員こそが最初の“予兆”を捉えるセンサーであると説き、どんな立場の人でも日常業務の中でデータを活かせる方法を具体的に示します。Excelなどの身近なツールを用いたシンプルな分析から始め、組織全体でのデータ文化の醸成へとつなげる実践法を紹介。受講者からは「すぐに現場で試したくなる」「データに苦手意識があったが、考え方が180度変わった」といった声が多く寄せられています。

さらに、生成AI時代における「価値創出の再構築」にも深い洞察を持つのが大井さんの強みです。AIを“便利なツール”としてではなく、“意思決定に参加するプレイヤー”と捉え、人とAIが共に価値を生み出すための組織設計・人材育成についても明快に語ります。DXやデータ活用の成功には「正しい技術導入」だけでなく、「正しい問いを立てる力」と「先を読む感性」が不可欠であることを、数々の実績と具体事例を通じて実感させてくれます。

大井さんの講演を聞いた多くの参加者が、「データ活用が急に現実味を帯びた」「“未来を先読みする経営”がどういうことか初めて理解できた」と語ります。その理由は、彼の語る内容が単なる理論やスローガンではなく、実際の現場で繰り返し検証され、成果につながってきた“生きた知恵”だからです。データとAIを駆使して組織の未来を切り拓く、その先にあるのは、経営層から現場までが一体となって「予兆を捉える文化」を根づかせること。大井竹昭さんの講演は、そのための第一歩を踏み出す絶好の機会となるでしょう。そのため、おすすめできる講師だと言えます。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

お客様の声

データ分析手法の理論と適用

プロフェッショナルが考えるデータ分析の設計、その結果からの提案活動、という一連の考え方のフレームワークや思考のち密さに驚きました。

データ利活用と使うためのフレームワーク

身近なところで使うために、という通所業務から生じる現場感覚がデータ利活用の起点となり、さらにそれが社全体としての活動となるところに、現場の一人として自信が持てました。

データ利活用入門

実際に工場等で実施するためのシミュレーションとして、活用させていただきました。メンテナンスの最適化だけでなく、新商品へもつながり、大きな貢献の一歩となりそうです。

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