鈴木清隆 すずききよたか

鈴木清隆

シンフォニックブレイン 代表/ユーセンスメディカル株式会社 CTO/株式会社協同 技術顧問

プロフィール

人の可能性を科学と教育の両面から探究してきた講師。大学院修了後、医療機器メーカーでMRI装置の開発に携わり、のちに大学で最先端のMRIを使った脳機能研究を行う。脳の働きを知ることが、人の行動や学びの理解につながることを実感する。

やがて教育の現場にも関心を持ち、2020年に公立中高一貫校の副校長に転身。翌年からは校長として、生徒一人ひとりの主体性を育む教育づくりに挑戦した。科学者としての論理性と教育者としての柔軟な発想をあわせもち、「自ら考え、行動する人を育てる」ことを軸に活動を広げている。

現在は独立し、企業や大学への研究支援や教育コンサルティングを行うほか、大学発ベンチャーのCTOとしても活躍。科学と人の成長をつなぐ講演に定評がある。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1968年宮城県出まれ。大学院修了後、医療機器メーカーでMRI装置の開発に従事。その後、大学に移り、国内最高性能のMRIを用いた脳機能研究に取り組む。
学生と関わる中で、一人ひとりが幸せを実感できる創造的な社会を築くには、教育改革が必要との思いから、2020年4月に公立中高一貫校の副校長に転身。翌年より2年間、校長として主体性を引き出す教育環境づくりを進める。
退職後は独立し、企業・大学等から研究開発業務やコンサルティングを請け負う。2023年10月より大学発ベンチャーCTO(最高技術責任者)を兼務。

専門分野: 脳科学、物理学、情報工学、生体工学、教育、アントレプレナーシップ

主な講演テーマ

日本を元気にする教育

日本がこれからも世界をリードしていくためには、一人ひとりが自分の強みを理解し、主体的に行動できる力を育むことが欠かせません。本講演では、脳科学の研究から中等教育の現場に飛び込み、実際に教育改革に取り組んだ経験をもとに、これからの時代に必要な教育のあり方を考えます。生徒の主体性を引き出す環境づくりや、学びを社会につなげる視点など、教育現場だけでなく企業や地域にも活かせるヒントをお伝えします。 ×

変化の時代に求められる主体的キャリア形成

変化のスピードが加速する今、自ら考え、選び、行動する“主体的なキャリア形成”が求められています。本講演では、脳科学や教育現場での実践を通して得た知見をもとに、自分の可能性を引き出す考え方や、環境の変化にしなやかに対応する力を解説します。キャリアを「与えられるもの」ではなく「自ら創るもの」として捉え、未来に向けて行動するためのヒントをお届けします。 ×

「自分軸」を持つために

情報があふれる現代では、他人や社会の価値観に流されず、自分の“軸”を持つことがますます重要になっています。本講演では、脳科学の観点から「人がなぜ迷うのか」「自分の軸はどう育まれるのか」を解き明かし、日々の選択や人間関係の中でブレない自分をつくる方法をお話しします。学生、社会人、リーダーなど、立場を問わず、自己理解を深めたい方におすすめの講演です。 ×

脳科学と教育の接点

脳の働きを知ることは、学び方や教え方を変える大きなヒントになります。本講演では、最先端のMRIを用いた脳機能研究の成果をもとに、「人はどのように理解し、記憶し、成長するのか」をわかりやすく解説します。教育や研修の現場で実践できる“脳に届く学びの仕組み”を紹介し、科学的根拠に基づいた新しい教育アプローチを提案します。 ×

対話でつくるホンモノの学校

知識を教えるだけの教育から、共に考え、共に学ぶ教育へ。対話は、子どもの主体性と創造力を引き出す最も大切な手段です。本講演では、公立中高一貫校での教育改革の実例をもとに、教員と生徒、また生徒同士の対話がどのように学びを深め、学校文化を変えていくのかを紹介します。教育関係者はもちろん、組織運営や人材育成に携わる方にも役立つ内容です。 ×

多様性を活かす組織マネジメント

年齢、性格、専門分野の異なる人が集まる組織では、“多様性を活かす”ことが成果を生む鍵となります。本講演では、脳科学と教育現場の経験をもとに、人の違いを理解し、強みを引き出すコミュニケーションとマネジメントの方法をお伝えします。個性を認め合い、チームの力を最大化するリーダーシップのあり方を学べる講演です。 ×

起業家精神を育むために学校ができること

変化の激しい時代を生き抜くために必要なのは、与えられた課題をこなす力ではなく、自ら課題を見つけ、行動する力です。本講演では、教育現場で生徒の主体性と創造性を育んできた経験をもとに、学校がどのようにして「起業家精神」を育てられるかを考えます。探究学習やチーム活動の工夫、失敗を恐れない文化づくりなど、教育の現場にすぐ取り入れられる実践的なヒントを紹介します。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

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「科学者」校長の学校改革 〜対話と探究でつくる新時代の教育〜
× 「科学者」校長の学校改革 〜対話と探究でつくる新時代の教育〜

「科学者」校長の学校改革 〜対話と探究でつくる新時代の教育〜

大学で脳機能の研究に従事していた鈴木清隆氏。学生が受け身であることに課題意識を持ち、茨城県の公立中高一貫校の校長に転身しました。そこで「主体性を守る」ことに重きを置き、校則の大幅な見直し、部活動顧問の完全希望制などを実現。本書はその過程を綴った一冊です。

書籍

  • 『「科学者」校長の学校改革 〜対話と探究でつくる新時代の教育〜』(風詠社)

ラジオ

  • 茨城放送(LuckyFM)週刊ニュースポ!

講演実績

団体

  • 茨城部活動問題対策委員会

この講師のおすすめポイント

脳科学と教育、そして組織マネジメントの最前線を横断してきた実践者である鈴木清隆さんの講演は、知識の提供にとどまらず、「人が自ら動き出す組織」や「主体的に学び続ける人材」を育てる具体的なヒントに満ちています。

MRI開発のエンジニア、脳機能研究者、公立中高一貫校の校長、そして大学発ベンチャーのCTO。異なる分野を自在に行き来してきた経験をもとに、理論と現場の両面から「人が成長し、創造性を発揮する環境づくり」を語ります。その内容は、教育関係者だけでなく、企業の人材育成・マネジメント層にも高い示唆を与えます。

鈴木さんの講演の最大の魅力は、「科学的根拠」と「教育現場の実践知」の融合にあります。脳の働きを理解することで、人のやる気や集中力、創造力がどのように引き出されるのか、その仕組みを誰にでもわかる言葉で解き明かします。そして、学校改革の現場で得た経験をもとに、個々の力を伸ばし、組織全体を活性化させるための「対話のデザイン」や「多様性を活かす仕組みづくり」について、実践的な方法を紹介します。単なる理想論ではなく、科学と経験に裏打ちされた“再現性のある方法”が示される点が、聴講者に強い納得感を与えます。

さらに、鈴木さんが掲げるテーマの根底には常に「人間理解」があります。脳科学に基づくアプローチは、感情や思考のメカニズムを明らかにし、メンバーの主体性を阻む要因を可視化します。そのうえで、上からの指示ではなく「自ら動き出す」ための環境づくりを支援するのです。この考え方は、学校教育のみならず、企業・行政・医療機関などあらゆる組織に応用可能です。

2024年には著書『「科学者」校長の学校改革〜対話と探究でつくる新時代の教育〜』を刊行。自身の改革事例をもとに、「探究する学校」「対話する組織」がどのようにして人の可能性を引き出すかを丁寧に綴っています。講演では、この書籍のエッセンスをわかりやすく共有しながら、教育・人材育成の現場が今後進むべき方向を提示します。

AIやグローバル化の進展によって、これまでの「正解を覚える教育」や「成果を競う組織」では立ち行かない時代。鈴木さんの講演は、そんな不確実な時代においても、人が自分らしく学び・働き・挑戦し続けるための「知と勇気」を与えてくれます。

教育関係者はもちろん、管理職・人事担当者・研究開発部門など、“人の可能性を引き出す”立場にあるすべての方におすすめできる講師です。理論・実践・哲学を兼ね備えた講演は、聴く人の思考を揺さぶり、行動を変える力を持っています。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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