渡部陽一 わたなべよういち
経歴
1972年9月1日、静岡県富士市生まれ。
明治学院大学法学部法律学科卒業。
大学の授業で知った「ピグミー族(ムブティ族)」に関心を抱き、現地で彼らと直接話をしてみたいという衝動から、何の知識もなく、思い立ったままアフリカへ渡航。
その旅の途中、少年ゲリラの襲撃を受ける。命こそ奪われなかったものの、その体験がもたらした恐怖と怒りは深く心に残った。そして、戦争の現実をどうにかして人々に伝えたいという強い思いから、写真の持つ力で状況を伝えてみようと決意し、再びアフリカの地を踏むこととなる。
学生時代から世界各地での取材や撮影をこなし、その後数多くの戦場で戦争の悲劇を見聞きし、そこで生活する人々の声を取材してきた「戦場カメラマン」となる。戦争がおこっている国々の住民、家族、子供たちを中心に、家族の絆や命の大切さなど取材を通じて世界へ広めている。戦場の現地でしかわからない真の一面を写真とともに伝える。
また、ゆったりとした独特な語り口調が人気を呼び、バラエティなどTVでも活躍。現在も世界中をめぐって取材活動を行っている。
「戦争報道とは生きて帰ること」を信条に掲げ、イラク戦争やアフガニスタン紛争など、世界各地の紛争地で活動する渡部さん。単に悲惨な現実を伝えるだけでなく、戦時下での人々の日常や家族の絆にも光を当てるスタイルで知られている。Hitonovaでは渡部さんに、なぜ戦場カメラマンになろうと思ったのか、また取材中に直面した危機や、彼の取材活動における考え方についてインタビューで伺っている。
インタビュー
渡部陽一からの動画
主な講演テーマ
世界からのメッセージ~平和と命の大切さ~
戦場カメラマンを志したきっかけや、現地で直面した戦争の悲惨さを生活、教育、医療など様々な角度から語りつくし、戦争に絶対的な正義や悪は存在しないというメッセージを強く伝えています。
さらに、戦場で希望を持って生きる子どもたちや家族愛のエピソードも紹介し、最後には心温まる優しい気持ちを届ける内容となっています。 ×
世界からのメッセージ~希望ある明日のために~
戦場カメラマンとして、世界各地の紛争地を記録してきました。
なぜ戦争が起こるのか、そして戦時下に生きるということはどういうことなのか。その現実を深く掘り下げます。戦場で暮らす子どもたちがどんな状況に置かれ、何が必要とされているのか、極限の状況下で生き抜く家族や子どもたちの声を、皆さまに届けたいと思います。 ×
世界からのメッセージ~人間愛と絆~
戦場の現場から祈りを捧ぐ~命の大切さ、互いを愛し、敬いあうこと~
家族の絆-世界100ヶ国以上の家族と過ごした時間
学校のあるべき姿とは~子どもにとって先生とはどんな存在?
戦場の医療現場から
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
晴れ、そしてミサイル
ウクライナ、イラク、アフガニスタン……
戦場カメラマン、渡部陽一は、
約30年にわたって世界の紛争地を取材し、
そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾けてきました。
本書は、そんな渡部陽一だからこそ描ける、
いち個人の視点、生活する人々の視点から
戦争や平和について考えていく一冊。
SNSやニュースで戦争の情報を目にする機会が増えましたが、
戦争や平和は、日本で暮らしていると、遠いもののように思えることもあります。
実際に、紛争地ではどのような暮らしがあるのでしょうか。
戦争はなぜ繰り返されるのでしょうか。
私たちに、できることはあるのでしょうか。
戦争下にあるウクライナの街の様子、暮らしから
世界中の紛争地で見てきた光景、
そして、SNSが変えた現代の戦争の姿、
一方で、SNS時代だからこそ、ぼくたちができることまで、
「今だからこそ知っておきたい」戦争の「本当」の姿を描いていきます。
硝煙の向こうの世界
戦場カメラマン・渡部陽一が実際に取材して、見た世界の現実「今何が戦場で起こっているのか」をわかりやすく解説します。舞台は、イラク、アフガン、スーダン、チベット、ウイグル。政治・経済・民族・宗教的な要因をわかりやすく、そして教科書とは違う「今起こっていること」がわかる「世界の現実への入門書」です。
戦場カメラマン・渡部陽一が実際に取材して、見た世界の現実「今何が戦場で起こっているのか」をわかりやすく解説します。舞台は、イラク、アフガン、スーダン、チベット、ウイグル。政治・経済・民族・宗教的な要因をわかりやすく、そして教科書とは違う「今起こっていること」がわかる「世界の現実への入門書」です。特別編として渡辺陽一が見た東日本大震災による被災地・東北で感じたことも掲載。
戦場カメラマンの仕事術
・ 自分の常識ではなくガイドの判断
・ しつこいほどのマメさが人を動かす
・ 撮ったものは必ず発表
・ 現場の生活そのものが取材
戦場取材のスキルは人生の極意だ!
イスラム過激派の勢力拡大で戦場取材は一層危険を増す中でも、現場へ入り続ける戦場カメラマン・渡部陽一。さらに自らも父として家族を養う立場となり、かつてのような取材スタイルを続けることは難しくなった。環境の変化や葛藤を抱えながら、それでも苦しむ人々を世界に伝える責務を負い続ける彼は今、どんな手順を踏んで仕事を遂行しているのか? 「撮ったものは必ず持ち帰って発表する」という任務を全うするため、いかに万が一を回避する危機管理を行っているのか? 信頼の置けるガイドを探り当て、安全に目標に辿り着き、スムーズに取材を行うための百戦錬磨のスキルと考え方を本書の第一部で披露。続く第二部は、彼が駆け出しのカメラマンの頃に出会い、取材のやり方と心構えを手取り足取り教わった恩師である日本人ジャーナリストとの対談集。異業種のビジネスパーソンにも響く、様々なキーワードが登場する。
書籍
- 「報道されなかったイラクと人びと」(新風舎)
- 「世界は危険で面白い」(産経新聞出版)
- 「MOTHER-TOUCH 戦場からのメッセージ」(辰巳出版)
- 「ぼくは戦場カメラマン」(角川つばさ文庫)
- 「硝煙の向こうの世界 -渡部陽一が見た紛争地域-」(講談社)
- 「戦場カメラマン渡部陽一が見た世界」全3巻:1学校、2家族、3友だち(くもん出版)
- 「戦場カメラマンの仕事術」(光文社)
- 「晴れ、そしてミサイル」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
CD(絵本付)
- 「渡部陽一の世界名作童話劇場 日本篇」(ビクターエンタテインメント)
- 「Father’s Voice」(ビクターエンタテインメント)
写真展
- 「渡部陽一写真展 The Voice 戦火に生きる人たち」(柏タカシマヤ)
- 「戦場カメラマン 渡部陽一&紙の魔術師 太田隆司展 絆の情景」(森アーツギャラリー)
- 「渡部陽一写真展 戦場からのメッセージ」(フェスティバルウォーク蘇我)
- 「戦場カメラマン 渡部陽一&紙の魔術師 太田隆司展 絆の情景」(静岡ホビースクエア)
- 「渡部陽一写真展 戦場からのメッセージ」(青梅市立美術館)
- 関門海峡ミュージアム10周年記念企画「戦場カメラマン&ペーパーアーティスト『渡部陽一・太田隆司 二人展』」(関門海峡ミュージアム)
- 「ロゼシアター開館25周年記念事業 戦場カメラマン渡部陽一写真展」(富士市文化会館ロゼシアター)
- 「渡部陽一写真展 世界からのメッセージ-笑顔の力 命の輝き-」(調布市文化会館)
- 「新安来市発足10周年記念事業 戦場カメラマン 渡部陽一写真展」(安来市・和鋼博物館)
- 「戦後70周年さいたま市平和都市宣言10周年記念 平和祈念写真展」(さいたま市・さいたま市プラザノース)
メディア
- NHK「テレビでアラビア語」「釣りびと万歳」「NHK短歌」「日曜美術館」「伝えてピカッチ」「カラダはみんな生きている」
- NTV「ニュースプラス1」「今日の出来事」「NEWS ZERO」「嵐にしやがれ」「踊る!さんま御殿!!」「メレンゲの気持ち」「DON!」「行列のできる法律相談所」「人生が変わる1分間の深イイ話」「満天青空レストラン」「サンバリュ『QUIZ ジショモン』」「考えてみるテレビ『世界のベストアンサー』」「うわっ!ダマされた大賞」「ぐるナイ」「ヒルナンデス」「ナカイの窓」「幸せボンビーガール」「池上彰が教えたい! 『実は…のハナシ。』」「サンバリュ ヒロミーティング~またTVでいじりたい人たち~」「ジモワンGP」
- YTV「情報ライブ ミヤネ屋」「ダウンタウンDX」
- TBS「Nスタ」「みのもんたのサタデーずばっと」「報道特集」「笑撃!ワンフレーズ」「1億3千万人の法則」「さんまのSUPERからくりテレビ」「紳助社長のプロデュース大作戦!」「モニタリング」「水曜日のダウンタウン」「ニュースの巨人」「ぶっこみジャパニーズ3」「オールスター感謝祭」「炎の体育会TV」「世界ふしぎ発見!」
- MBS「渡部陽一のGWファミリーSP!世界の村がアリガトウ 命を救うニッポン人!」 CX「EZ!TV」「とくダネ!」「スーパーニュース」「FNSドキュメンタリー大賞(ナビゲーター)」「奇跡体験!アンビリバボー」「笑っていいとも!」「(株)世界衝撃映像社」「土曜プレミアム 渡部陽一が撮った!これが世界の『戦場』だ 突撃!サムライジャーナリスト」「所さんお届けモノです」「ホムカミ」
- テレビ朝日「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」「スーパーモーニング」「そうだったのか!池上彰の学べるニュースSP」「Qさま!!」
- テレビ東京「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」「昼めし旅~あなたのご飯見せてください~」(レギュラー)「土曜スペシャル 世界マルナゲ旅行~行き先はすべて出会った人任せ~」「コレ考えた人、天才じゃね!?」「ありえへん∞世界」「暴露ナイト」「たべコレ 」「朝のさんぽ道」
- RKB「豆ごはん。」
- KTV「快傑えみチャンネル」「お笑いワイドショー マルコポロリ!」
- CBC「お宝発信タワー DAI-NAMO」
- TVQ「土曜の夜は!おとななテレビ」
- BS-TBS「路線バスの旅」(準レギュラー)
- BSジャパン「聞きこみ!ローカル線 気まぐれ下車の旅」(準レギュラー)
- ABC 「ワンダーアース」「パネルクイズアタック25」
- NACK5「NACK5スペシャル『グラウンドゼロが私たちに訴え続けているもの~平和の祈り~』」
- QR「吉田照美のやる気MANMAN」「高木美保 close to you」「玉川美沙たまなび」
- TBS・R「アクセス」「CUBE」「荒川強啓デイ・キャッチ」「安住紳一郎の日曜天国」
- LF「テリー伊藤のってけラジオ」「渡部陽一 勇気のコトバ」「渡部陽一 勇気の音楽」「渡部陽一 勇気のラジオ」「渡部陽一 明日へ喝!毎週(日)18:00~レギュラー」
- J-WAVE「プラトン」
- T-FM「松任谷正隆 DEAR PARTNER」
発表媒体
- 週刊SPA!(連載)(扶桑社)
- サンデー毎日(毎日新聞社)
- AERA(朝日新聞社)
- SAPIO(小学館)
- 週刊ポスト(小学館)
- FRIDAY(講談社)
- ダカーポ(マガジンハウス)
- 女性自身(光文社)
- FLASH(光文社)
- 新潮45(新潮社)
講演実績
- KDDI労働組合、三菱広報委員会、一般財団法人 長野県電通労働会館、積水ハウス、大和ハウス工業、日本大学通信教育部全国連合学友会、淑徳巣鴨中学高等学校、静岡大成中学校・高等学校、江別市大麻西小学校、福島県立いわき翠の杜高等学校、加須市役所、ひたちなかブロック保育協議会