幕内秀夫 まくうちひでお
フーズ＆ヘルス研究所 代表
プロフィール
1953年茨城県生まれ。東京農業大学農学部卒業。専門学校の講師を務めるが、食品の栄養素だけをみる教育に疑問を持ち退職。その後、約30年間、病院、診療所、歯科医院などで食事相談を担当しながら、伝統食と健康の研究を行う。現在、フーズ＆ヘルス研究所代表、学校給食と子どもの健康を考える会代表。保育園や子ども園の給食改革、社員食堂のアドバイスなどを行う。主な著書、『粗食のすすめ』、『子どものむし歯予防は食生活がすべて』（黒沢誠共著）、『子どもをじょうぶにする食事は手間も時間もお金もかからない』など多数。
テーマ
出身・ゆかりの地
主な講演テーマ
じょうぶな子どもを作る基本食
育児雑誌のアンケート結果によると、育児に関する最大の悩みとして「食事作り」が常に上位に挙げられています。特に多いのが、「偏食」や「好き嫌いが多い」といった悩みです。実際、子どもにはさまざまな食の好みがありますが、それによる深刻な弊害が生じることはほとんどありません。それにもかかわらず、多くの保護者が悩んでしまうのは、誤った「バランス論」にとらわれているからです。
本講演では、子どもの食事について不安を抱える必要がないこと、そして食事作りはもっとシンプルでよいことに気づいていただけます。育児の負担を軽減し、気持ちがぐっと楽になる内容です。 ×
粗食のすすめ
「粗食」は、シンプルで栄養価の高い食事を意味し、健康的な生活を送るための鍵となります。本講演では、日本の伝統的な食文化に着目し、現代人にとって理想的な食事のあり方を解説。今日から実践できる「粗食」のヒントが詰まった内容です。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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粗食のすすめ
現代日本の食生活に警鐘！本当に健康な体を作るための栄養学
アトピーやアレルギー、生活習慣病が増加の一途をたどる日本。この状況の中で、欧米型の食生活——肉や乳製品を多く取り入れる食事——が、本当に丈夫な体を育むのだろうか？ 便利だからと、ファーストフードや加工食品に頼ることに問題はないのか？
本書では、日本人の食生活が抱える課題を鋭く指摘し、風土に根ざした伝統的な食文化の価値を見直す。穀類を中心とした献立や調理法を再評価し、現代人が健康を取り戻すための実践的な栄養学を提案する。
「本当に健康になりたい人」へ——食のあり方を見つめ直し、健やかな未来を手に入れるための一冊。
じょうぶな子どもを作る基本食
「こんなに簡単だったなんて！」話題のベストセラーが待望の文庫化！
忙しいママたちを悩ませてきた「幼児食の常識」を根本から覆す、驚きの食育メソッド。もっと手軽に、もっとシンプルに、そしてもっと健康的に！
「幼児食＝手間がかかる」はもう過去の話。あなたの食の常識がみるみる変わる、幕内流・超シンプル食生活。忙しい毎日でもすぐ実践できる、「コンビニ食材で作る栄養満点レシピ」も掲載！
今日から試せる、新しい幼児食のカタチ。
ドラッグ食 あなたを蝕む食依存と快楽
なぜ人は病気になるのか？—「食」が「ドラッグ」と化した時代
現代の食べ物は、もはや薬物のような依存性を持つ「ドラッグフード」となりつつある。高度に精製・加工された食品が世界中に広がり、人々の健康や暮らしを脅かしている。さらに、幼児ですらこうした食品を口にする現実がある。その影響は計り知れない。
しかし、すべての「ドラッグフード」を排除するのは現実的ではない。では、依存性の高い食環境の中で、どのように健康的な食生活を維持すればよいのか？本書では、現代社会における「食の依存」と向き合い、無理なく実践できる食の選択肢を探る。
世にも恐ろしい「糖質制限食」ダイエット
糖質制限ダイエットの落とし穴——女性が続けるのは危険！
「ごはんを食べなければ、好きなものをどれだけ食べても痩せる」といわれる糖質制限ダイエット。確かに、メタボの中高年男性や糖尿病患者が短期間取り入れることで、一定の体重減少効果は期待できる。しかし、食生活を根本から変え、必須栄養素が不足しやすいこの方法を、女性が長期にわたって実践するのは非常に危険だ。
著者は、病院で乳がん患者の食事指導に携わった経験から、糖質制限の長期実践がもたらすリスクについて警鐘を鳴らす。極端な体重減少に加え、生理不順や不妊、さらには婦人科系疾患のリスクが高まる可能性があるという。
アトキンスダイエットから「世にも美しいダイエット」まで、糖質制限をうたったダイエットは何度もブームになってきたが、安易に飛びつく前に、その危険性をしっかり理解することが大切だ。間違ったダイエットで健康を損なう前に、本当に正しい食事のあり方を考えてみよう。
メディア
- テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」
- NHK「ラジオ深夜便」
書籍
- 粗食のすすめ（新潮文庫）
- じょうぶな子どもを作る基本食（講談社）
- ドラッグ食 あなたを蝕む食依存と快楽（春秋社）
- 世にも恐ろしい「糖質制限食」ダイエット（講談社）
- 健康食のウソ（PHP研究所）
- 医・食・農は微生物が支える（創森社）
- なぜ粗食が体にいいのか（三笠書房）
- 変な給食（ブックマン社）
- など多数
講演実績
- 国際ペンクラブ
- 日本経済新聞
- 東洋経済新報社
- 日本政策研究センター
- 日本女子大学
- 大阪歯科大学
- 韓国自然農業協会
- 新潟市歯科医師会
- 東京海上火災保険
- 東進ハイスクール
- 日本競輪選手会
- 京都府私立幼稚園連盟など
この講師のおすすめポイント
幕内秀夫さんは、フーズ＆ヘルス研究所 代表として、長年にわたり伝統食と健康の関係を研究し、実践的な食育を広めている食生活指導の専門家です。東京農業大学農学部を卒業後、専門学校で講師を務めるも、食品の栄養素だけを重視する教育に疑問を抱き退職。その後、約30年間にわたり病院・診療所・歯科医院などで食事相談を行いながら、食文化と健康の関連性を研究してきました。
現在は、保育園・子ども園の給食改革や社員食堂の食事改善など、食環境の見直しにも携わり、「学校給食と子どもの健康を考える会」の代表としても活動。著書『粗食のすすめ』『子どもをじょうぶにする食事は手間も時間もお金もかからない』などを通じ、シンプルで健康的な食生活の重要性を提唱しています。
◆ 子どもの成長を支える「基本食」の大切さ
「じょうぶな子どもを作る基本食」をテーマに、子どもの健康を育む食事のポイントを伝授。伝統的な和食をベースに、シンプルながら栄養バランスの取れた食生活の重要性をわかりやすく解説します。
◆ 「粗食のすすめ」— シンプルな食事こそ健康の秘訣
華やかで手の込んだ料理よりも、素材の味を生かした粗食こそ健康の鍵。現代の食生活が抱える問題点と、シンプルながら栄養価の高い食事を取り入れる方法について具体的に説明します。
◆ 生活習慣病を防ぐ「日々の食習慣」
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、毎日の食生活が大きく影響します。予防のためにできるシンプルな食習慣の見直しについて、長年の経験をもとに実践的なアドバイスを提供します。
◆ 給食・社員食堂の改善で健康な社会をつくる
学校給食や社員食堂の食事を見直すことで、子どもから大人まで健康的な生活を送るための基盤を作ることが可能。具体的な改善策や、現場での実践例を交えて、より健康的な食環境づくりの方法を伝えます。
◆ 「お金も手間もかからない」家庭でできる健康食
忙しい現代の家庭でも、無理なく取り入れられる健康的な食習慣を提案。「特別な食材や高価なものを用意しなくても、シンプルな食事が健康につながる」ことを、具体例とともにわかりやすく伝えます。
幕内秀夫さんの講演は、「子どもの健康を考えた食生活を学びたい」「生活習慣病予防のための食事改善をしたい」「学校給食や社員食堂の見直しに取り組みたい」という方におすすめです！
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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