東條知美 とうじょうともみ

東條知美

絵本コーディネーター/研修講師

プロフィール

「絵本」を個と社会の課題から読み解く独自のスタイルで、講演、執筆、イベント活動を行う。「読む力は生きる力」を掲げ、教員や保育士、図書館司書等、現場従事者への研修も手掛ける。全国自治体で講演(男女共同参画・子育て支援・多文化共生・教育・保育・図書館サービス等)の実績多数。新聞、雑誌等に掲載の他、日テレ『午前0時の森』『ズームイン‼サタデー』、BSフジ『タイプライターズ~物書きの世界~』等テレビにも出演。絵本作品の紹介のみならず、その魅力と効用、歴史的背景、個と社会における意義、子どもの発達との関連づけ等、多様な視座に立つ解説が人気を呼んでいる。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1973年新潟県上越市生まれ。白百合女子大学児童文化学科卒業。銀行、㈱メディアファクトリー(現KADOKAWA)、国立国会図書館、幼児教育専門学校、学校図書館での勤務を経て、現在「絵本コーディネーター」の肩書で活動を行う。

主な講演テーマ

絵本とジェンダー
誰ひとり取り残さない、自分らしさが尊重される社会へ

あらゆる創作物は、「作り手の意識」「読み手の意識」から逃れることはできません。
「絵本は人と社会を否応なく映すメディア」という視点から歴史をひもとき、映画やテレビ、広告の映す「ジェンダー」も(“炎上”の歴史も含め)ご覧いただきます。
また、「子どものいま」「家庭内家事分業と女性の社会進出」「性の多様性と理解」等のテーマを、各種法令・データ・ニュースとともに解説。
これらを背景に生まれた「絵本」に描かれる女、男、母、父......その変遷を、作品紹介とともに解説します。
“誰一人取り残さない社会”を掲げる自治体の皆様へ、これまで見えなかったもの、意識を向けてこなかったもの、「自分らしさ」をみつめ尊重する〈あたらしい眼〉―― そのきっかけとしての「絵本」をご提示します。市民教育として位置づけられる講演となります。

【自治体男女共同参画課、人権推進課 等】 ×

絵本のちから ~子どもの生きる力を育む~

現場に役立つ知識・考え方を主体的に学んでいただく講座です。
「絵本」の効用、その前提となる子どもの発達、親子関係の発達を学んでいただきます。

※以下 プログラム例
~講義~
① 「絵本」とはなにか
② 読書の発達
③ 絵本をまん中にした声かけ(例)
④ 親子の育ちを社会で支えよう
⑤ 言語と発達(保育における言語活動)
⑥ 気になる子どもと絵本を読んでみませんか
⑦ 子どもの現在とメディア環境
⑧ 幸福を手渡す・ヒントを見出す絵本(レディネス)
⑨ いのちを守る・差別しない・共に生きる(バリアフリーの絵本)
⑩ 支援のカギ
~ワークショップ~
対話「わたしのおすすめの一冊/気になる事例」
講評 ×

「絵本」の力で発想力アップ&グッドコミュニケーションを目指そう!

絵本の特性を活かすリラックスした雰囲気が、「研修」への意欲を自然と高めます。ビジネスパーソンの意識にうったえる、持続的な可能性を引き出す講座です。

☆発想力⇒「こうあってほしい世界」を描く絵本をヒントに、多様性の尊重を掲げる社会に向けた(自社の)メッセージ性のある商品、広報の手法等、新鮮で柔軟な発想を引き出します。

☆体験の普遍化⇒異なる世代・体験値の関係であっても、重要なテーマを共有しやすい状況を作り出します。

☆正解はない⇒自らの頭で考え、答えを導き出そうとする主体性が個々に身につきます。

☆〈読み取る力〉・〈伝える力〉・〈曇りのない視野〉⇒チーム内の対話・チーム力の醸成・対人における様々な場面で役立ちます。 ×

【ジェンダー】【人権】

絵本には普遍のテーマ(希望や優しさなど)が描かれますが、時代と人の心を映しながら今日に至るという意味で、「歴史と社会の記録メディアである」と捉えることもできます。古今東西で作られた絵本を題材に、それらの背景をデータで紐解き、作品の意義を探ります。「絵本」から個と社会の課題に気づき、未来志向の行動へとかわるきっかけを提供します。多様な価値観が存在するコミュニティ(自治体・組織)の中で、参加される皆さまを分断することなく、優しく問う内容となっております。男女共同参画基本法、介護育児休業法、障害者差別改正法など、これまでの流れも含め解説します。 ×

【子育て支援】【保育/幼児教育】 
【パパ・ママのための教室】

ブックスタート事業、保育関連事業、幼児教育関連事業等の団体、親御さん向けの講座です。赤ちゃん~思春期の親子にとって、「絵本」はどのような力を持ちうるのか?作品と共に解説します。「生きる力」「自己肯定感」「レジリエンス(折れない心)」をキーワードに、子どもの心身の発達や脳科学のデータを踏まえながら、〈たいへんな子育てを絵本で楽しく!〉と呼びかけます。 ×

【教育】【図書館】【読書支援・学習支援】

現場における司書歴は15年。その後は研修講師として「図書館」「学校」に携わっております。学校教育における「読書」「絵本」の役割、市民教育・コミュニティの豊かな醸成のための図書館の役割について、データや各種法令を踏まえてお話しします。現場スタッフを対象としたスキルアップ講座につきましては、単発・連続どちらも承ります。(プログラム作成も可) ×

【ビジネス研修】

ビジネス書出版のサポート業務経験より、人材育成や社員教育にも絵本が役立つことを確信いたしました。
シンプルな構成で真理をひもとく「絵本」をテキストに、「チーム力醸成」「コミュニケーション」「やる気アップ」「働き方」のテーマで、ビジネスパーソンに役立つ絵本の効用・思考のヒント・立て直す力を解説。主に女性社員、新入社員、1~3年目社員のモチベーションアップ、職場における人間関係を解決するためのお役に立ちます。 ×

【終活】

喪失からの回復、あるいは自身の生き方を見つめ直す――「再生」のイメージの手がかりが、絵本にはあります。ゆったりとした雰囲気の中で朗読をお聴きいただき、より豊かに生きるためのヒントを主体的に見出し、よりよい明日を生きるためのお手伝いをいたします。 ×

書籍・メディア出演

テレビ

  • 日本テレビ系列『午前0時の森』『ズームイン‼サタデー』
  • BSフジテレビ『タイプライターズ~物書きの世界~』
  • NHK総合『おはよう日本』
  • 上越ケーブルビジョン『NEXT』

新聞・雑誌・その他

  • 日本経済新聞
  • 朝日新聞
  • 京都新聞
  • 神奈川新聞
  • 熊本日日新聞
  • 都政新報
  • 母子保健
  • 東海教育研究所「望星」
  • 朝日新聞出版社『AERA with Kids+』『女性セブン』
  • 講談社『コクリコ』
  • 世界文化社『ワンダーランド』『PriPri』
  • YAMAHA『月刊ピアノ』
  • ブティック社『2025年あなたの占い』『いこーよ』『ぎゅって』
  • イオンカード会員誌『mom』
  • 大塚製薬プラスワン
  • 和歌山県有田川町・絵本まちづくり協会『絵本ハンドブック』、
  • ぐるなび公式サイト「ぐるすぐり」
  • DODAキャリアコンパス「社会人のための絵本」

プロデュース

  • 和歌山県(和歌山県の「紀の国森づくり基金」事業) ...絵本『コウタと森のオニカッパ』(羽尻利門 作)企画・編集
  • 都内某芸能制作プロダクション ...事務所併設の図書コーナー

講演実績

  • 千葉県八千代市
  • 東京都国分寺市
  • 東京都武蔵村山市
  • 京都府精華町
  • 京都府向日市
  • 岐阜県関市
  • 静岡県三島市
  • 静岡県焼津市
  • 神奈川県横浜市
  • 神奈川県川崎市
  • 東京都町田市
  • 東京都八王子市
  • 東京都目黒区
  • 東京都新宿区
  • 東京都世田谷区
  • 熊本県熊本市
  • 栃木県大田原市
  • 千葉県成田市
  • 千葉県佐倉市
  • 千葉県市川市
  • 東京都東久留米市
  • 東京都稲城市
  • 東京都葛飾区
  • 神奈川県横浜市
  • 茨城県結城市
  • 東京都中央区
  • 新潟県胎内市
  • 東京都
  • バンタンデザイン研究所 イラスト&絵本作家コース(東京校)
  • 早稲田大学
  • 北京師範大学(オンライン)
  • 株式会社人材ラボ
  • こころの風東京(葬儀社)
  • えほんやさん連続オンライン講座(絵本専門店)

この講師のおすすめポイント

東條知美さんは、絵本を通じて個と社会の課題にアプローチする絵本コーディネーターであり、研修講師としても広く活躍しています。「読む力は生きる力」をテーマに、絵本の力を最大限に活かした講演や研修を行い、全国各地の自治体や教育機関で多くの実績を積んでいます。絵本を子どもの発達や社会的意義と結びつけ、ダイバーシティやジェンダー、子育て支援など、幅広いテーマをカバーしており、テレビ番組にも出演経験があります。その解説は多角的で深い視点を提供し、多くの人々にインスピレーションを与えています。

◆ 絵本を通じた深い社会的洞察
東條さんの講演の最大の特徴は、絵本を社会的課題に結びつけ、ジェンダー、ダイバーシティ、子育て支援など、現代社会が抱えるテーマにどう関わっていけるかを考察する点です。絵本というシンプルで親しみやすいツールを使って、深い社会的洞察を提供し、参加者が自分自身の思考を広げるきっかけを作ります。

◆ 多様な視点を持つ解説と実践的なアプローチ
絵本の魅力を紹介するだけでなく、その歴史的背景や個人と社会における意義、子どもの発達との関連性についても触れることで、深い理解を促進します。東條さんは単なる知識提供にとどまらず、参加者が実生活や職場で実践できるように、その内容を適切に解釈し、具体的に応用できる方法を教えてくれます。

◆ 子どもの生きる力を育む視点
「絵本のちから ~子どもの生きる力を育む~」というテーマの通り、絵本が子どもの心の成長をどう促進するかに焦点を当てています。東條さんは、絵本が教育現場でどのように活用されるべきか、そして親としてどのように絵本を使うべきかについて、非常に実践的なアドバイスを提供します。子どもたちの「生きる力」を育むために、絵本がどれだけ力強いツールであるかを理解できる内容です。

◆ ジェンダーや人権についての意識向上を促す
東條さんは「絵本とジェンダー」というテーマにも取り組んでおり、絵本を通じて社会的な価値観や多様性をどう教えていくかに関しての講演も行っています。これにより、参加者はジェンダー平等や人権の重要性をより身近に感じ、日常生活や職場での意識改革にも繋がります。

◆ 楽しく学べる、参加型の研修
東條さんの研修スタイルは、参加型のアプローチを大切にしています。絵本を使ったワークショップやディスカッションを通じて、参加者が積極的に学び、感じることができるよう工夫されています。その結果、講義の内容がより印象に残り、受講者は日々の業務や生活にすぐに活用できる知識を得られます。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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