中井佳絵 なかいよしえ

ボウジョレーヌプロジェクト 代表/防災士
プロフィール
大学卒業後、広島でフリーアナウンサーとして活動。
その後、法政大学大学院にて政策学修士号を取得し、同大学院地域創造システム研究所 特任研究員、徳島大学大学院 非常勤講師を経て、現職。「防災減災を分かりやすく伝える講師」として全国各地で活動中。自然災害だけでなく幅広いリスクに対し、『事前の備えがいかに大切』かを、参加者とコミュニケーションを大事にしながら伝えている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
平成 3年 安田女子大学文学部英語英米文学科入学
平成 4年 アメリカへの6カ月間派遣留学
平成 7年 安田女子大学文学部英語英米文学科卒業
以降、RCC「スポーツジョッキー」などのラジオ番組、
広島テレビ「ズームアップくれ」やTSS「ひろしま満点ママ」「スーパーニュース」
などのテレビ番組に多数出演する。
平成19年 NPO法人気象キャスターネットワーク環境出前授業講師(至H26年)
平成22年 防災士取得
平成23年 法政大学大学院政策創造研究科入学
平成24年 法政大学大学院政策創造研究科修了
修士論文『防災・減災教育が児童に及ぼす影響』にて政策学修士取得
平成25年 法政大学大学院地域創造システム研究所 特任研究員(至H27年度末)
平成26年 徳島大学大学院先端技術科学教育部 非常勤講師(至H27年度末)
環境省地球温暖化防止コミュニケーター(至令和3年度末)
平成28年 ボウジョレーヌプロジェクト代表(至現在)
平成29年 ㈳福祉防災コミュニティ協会認定コーチ(至現在)
平成30年 広島経済大学経済学部メディアビジネス学部 非常勤講師(至R6年度末)
令和 2年 広島県土砂災害対策の実施方針検討会議委員(地域防災分野)
令和 3年 広島市男女共同参画審議会委員(防災・復興分野)(至現在)
令和 4年 中国地方整備局 江の川流域水害対策協議会構成員(至R6年)
令和 4年 広島県熊野町防災会議委員(至現在)
主な講演テーマ
①『災害や事故に備えたリスク・コミュニケーション』
②『日常にも役立つリス・コミュニケーション』
③『災害や事故に備えたリスク・マネジメントとリスク・コミュニケーション』
④『自然災害に備えたリスク・コミュニケーション
~相手に寄り添い共に考える技法でリスクを軽減~』
【講演概要】
いつ起きるか分からない災害への対策は、企業にとってコストと考えられがちですが、事前に社内リスクを見積もり適切なリスク・コミュニケーションをすることで、いかに企業にとってベネフィットになるのかをお伝えします。
リスクの軽減は、ハード対策やシステム構築だけでは十分ではなく、それらを上手く機能させるにはリスク・コミュニケーションが重要な鍵です。さらに、企業にとって災害による影響は、社内の被害だけでなく、社外への発信などの仕方も関係します。つまり、企業は社内のリスク認知を共有すると同時に、社内と社外のリスク認知のズレについて理解しておくことが必要なのです。
時間が許せば、参加者がお互いの認知のズレを体感する演習を実施し、コミュニケーション力を磨くコツも伝授しますので、この講演は災害への備えによる企業のベネフィットだけでなく、社内のコミュニケーションが円滑になることも期待されます。
【過去の講演アウトラインと内容】
①『災害や事故に備えたリスク・コミュニケーション』
≪アウトライン≫
1.なぜ災害や事故にコミュニケーションが必要なのか
2.リスク・コミュニケーションを活用するには
(1)リスコミの概要をつかむ
(2)リスコミを難しくする人間のクセを知る
(3)リスクをチャンスにする ※時間が許せば演習をします
≪内容≫
何故災害や事故にコミュニケーションが必要なのか、リスク・コミュニケーションとは、をお話ししたあと、実践的な演習(ペアワーク)をする内容です。
②『日常にも役立つリス・コミュニケーション』
≪アウトライン≫
1.リスクとは?
2.リスク・コミュニケーションとは?
3.リスク・コミュニケーションを難しくする人間の癖
4.コミュニケーションスキルをUPして公私に活用しよう!
5.まとめ
≪内容≫
①の内容を踏まえつつ、よりコミュニケーションに重点を置いた内容です。
③『災害や事故に備えたリスク・マネジメントとリスク・コミュニケーション』
≪アウトライン≫
1.リスク・マネジメント :
(1)自然災害の影響とリスク認知の癖
(2)リスク・マネジメントとBCP
(3)演習:事前リスク軽減策を考えよう
2.リスク・コミュニケーション :
(1)なぜコミュニケーションが必要なのか?
(2)リスク・コミュニケーションとは?
(3)演習:住民への説明を考えよう
≪内容≫
BCP(事業継続計画)策定の意義と、BCPを機能させるためのリスク・コミュニケーションについてお伝えします。
④『自然災害に備えたリスク・コミュニケーション
~相手に寄り添い共に考える技法でリスクを軽減~』
≪アウトライン≫
(1)リスク・マネジメントとリスク・コミュニケーションの関係
(2)リスク・マネジメントと事業継続計画(BCP)
(3)なぜリスク・コミュニケーションが必要なの?
(4)自然災害に備えてリスク・コミュニケーションを実践しよう
≪内容≫
災害に備えた計画・環境づくりから要配慮者の避難方法と環境整備など、
現状と課題を織り交ぜながらお伝えします。
※講演アウトラインや内容は主催者様の業種などにより変更する場合がございます。
【所要時間】
・①と②:45分~90分;この時間内であれば主催者様の希望時間に設定可能。
・③と④:90分~120分;同上
【人数と対象】
①400人位まで対応可能。総合職・技術職など。安全大会及び講演会向き。
②400人位まで対応可能。総合職・技術職など。安全大会及び講習会・研修会向き。
③100人位まで対応可能。経営者・行政防災担当者。講習会・研修会向き。
④400人位まで対応可能。経営者・行政防災&福祉担当者。行政・団体主催講演会向き。
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講演実績
2024年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:北九州耐震改修防災セミナー、小原建設㈱、朝日工業社、共栄火災海上保険㈱など/その他講演:北海道共和町住民向け講演WS、同町職員向け講演WS、呉市男女共同参画セミナーなど
2023年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:須賀工業、サンゼオン、尼崎市(オンライン)など
2022年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:ピーエス三菱、佐藤工業、㈱共立、呉市人権など/その他講演:北海道共和町住民向け講演WSなど
2021年
- 『リスクコミュニケーション』の講演;西多摩建設業協会など/その他講演;中国地方防災研究会、呉市男女共同参画セミナー、広島県熊野町教育委員会、千駄ヶ谷防災フェスティバルなど
2020年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:ヤマハサウンドシステム(オンライン)、日本化学工業協会、JTBベネフィット、安芸法人会熊野支部など/その他:ウトロ地区防災訓練『コロナ禍の避難所で必要なルールやポイント」(オンライン)、広島県府中南家庭教育講演会など
2019年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:松村組広島支店、世紀東急工業中四国支部、大和ハウス工業愛媛支店など/その他講演:山口㈱三友、熊野町教育委員会、安芸郡教頭会、広島市安芸区防災フェアなど
2018年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:みらい建設工業、日特建設、東亜道路、日本空調サービス、鹿島道路、住友林業(以上、中四国及び広島)、タケウチ建設、TNF工法協会、富山県危険物安全協会、広島県商工会女性部、熊野町議会など/その他講演;広島市南区、広島市東区、内閣府知床ウトロ地区防災計画勉強会、建築ふれあいフェアなど
2017年
- 『リスクコミュニケーション』の講演:東洋建設、日比谷設備(以上、九州)、堺市高石市防災協会連合会など/その他講演;三菱地所レジデンス パークハウスギャラリー広島、、i-tec24、広島市中区防災福祉フォーラム、TSS文化大学など
2016年
- 講演:第二回北海道と全国を結ぶ会、広島県放課後児童支援員等危機管理研修会、安芸地区学校保健会など
2015年
- 講演:北海道土木技術会鋼道路橋研究委員会、札幌市生徒指導研究協議会、三原市久井町防災訓練、広島ガス東部㈱「災害に備える街づくりフェア」など
2014年
- 講演;東京都目黒区第七中学校区、東京都立鹿本学園、東京都立調布特別支援学校など
2013年
- 講演:目黒区立向原小学校保護者講演会、杉並区上水保育園親子防災セミナーなど
2012年
- 新宿区消費生活センター親子防災セミナー講師など
この講師のおすすめポイント
中井佳絵さんは、防災士として全国各地で活躍し、「防災・減災をわかりやすく伝える専門家」として評価されています。広島でフリーアナウンサーとしてのキャリアをスタートし、その後、法政大学大学院で政策学修士号を取得。研究者としての経験を活かしながら、防災・減災教育の普及に尽力しています。
現在は、「ボウジョレーヌプロジェクト」代表として、地域防災の重要性を伝える活動を展開。また、徳島大学や広島経済大学での講師経験、環境省や広島県の各種防災委員会の委員を務めるなど、幅広い分野で防災・リスクマネジメントの専門家として活躍しています。
彼女の講演は、災害や事故に備えた「リスク・コミュニケーション」の大切さを、実践的かつわかりやすく伝える内容が特徴です。防災対策だけでなく、日常生活にも活かせるリスクマネジメントの考え方を学べる貴重な機会となります。
◆ 防災・減災を「わかりやすく」伝えるプロフェッショナル
中井さんは、フリーアナウンサーとして培った「伝える力」を活かし、難しい防災・減災の知識を誰にでもわかりやすく解説します。実際の事例を交えながら、「自分ごと」として捉えられる防災のポイントを伝えることで、聴講者の理解を深めます。
◆ 日常生活にも活かせるリスク・コミュニケーション
災害時だけでなく、ビジネスや家庭内のコミュニケーションにも役立つ「リスク・コミュニケーション」の考え方を紹介します。危機的な状況でも冷静に行動できるよう、具体的な対策や心理的準備の方法を学ぶことができます。
◆ 研究と実践に基づいた信頼性の高い情報
法政大学大学院で「防災・減災教育が児童に及ぼす影響」について研究し、政策学修士号を取得した中井さん。その知見を活かし、科学的根拠に基づいた防災対策を提案します。また、広島県や中国地方整備局などの公的機関の防災委員を務めることで、常に最新の防災情報を発信しています。
◆ 災害時の「正しい判断力」を鍛える講演
実際の災害では、瞬時の判断が生死を分けることがあります。中井さんの講演では、過去の災害事例をもとに、「どんなときに、どのような判断をすべきか」を具体的に解説。受講者が自ら考え、実践できるようになることを目的としています。
◆ コミュニケーションを大切にした参加型講演
中井さんの講演は、一方的に話すのではなく、参加者との対話を大切にした「双方向型」です。質疑応答を交えながら、個々の疑問や不安に寄り添い、納得感のある防災・減災対策を提案。企業研修や自治体の防災講座など、幅広い場面で活用されています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。