梅原千草 うめはらちぐさ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 元人材開発マネージャー/Universal Academy 初代学長/株式会社SmiLearn 代表取締役
プロフィール
大学卒業後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの事業会社である合同会社ユー・エス・ジェイに新入社員第1期生として入社。人気アトラクションの立ち上げ責任者としてグランドオープンに関与した後、同社の人事部にて、9,000名以上のスタッフの新卒、中途、アルバイトの採用、教育、組織開発、制度構築を担当し、人材に関連する業務全般を手がけた。また、ユー・エス・ジェイ社内大学(Universal Academy)を設立し、経営陣を巻き込みながらスキル向上研修や組織風土の醸成ワークショップ、クロスファンクショナルプロジェクトを次々と導入。責任者として運営を行い、従業員の積極的な行動を促進する基盤を築き上げた。変革期における唯一の女性人事マネージャーとして活躍していた現在は、SmiLearnを設立し、人材開発コンサルタントおよび研修・講演講師として活動している。
テーマ
経歴
2000年、関西大学を卒業後、合同会社ユー・エス・ジェイに新入社員第1期生として入社し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのグランドオープンに貢献。開業後はアトラクション「Terminator2:3D」や「BackDraft」の運営責任者として、運営戦略の立案、従業員教育、顧客満足度の向上に努めた。
2002年には同社の人事部に異動し、数千名規模のアルバイトスタッフの採用から教育、制度構築を担当。大量採用のための仕組み作りや、「I’ll be back」制度、永年勤続表彰などのユニークな制度を導入。新卒及び中途採用においては、企業ブランディングから仕組み構築、実行までを責任者として取り組み、年間数千名の応募者の募集と選考を実施。また、組織開発やダイバーシティ促進、従業員満足度向上にも力を入れた。
2010年にはユー・エス・ジェイ社内大学(Universal Academy)を設立し、誰もが活躍できる、自己主導の組織作りを目指して、スキルアップ研修や風土醸成ワークショップ、組織横断型プロジェクトを次々と導入。責任者として運営を行い、従業員の積極的な行動を促進する基盤を築いた。変革期の組織における唯一の女性人事マネージャーとして広範な分野で活躍した。
2015年にSmiLearnを設立し、「働くことをおもしろく」をモットーに、法人や自治体、教育機関において人材開発コンサルタントおよび研修・講演講師として活動を開始。個人と組織の無限の可能性を実感できる講演が好評で、高いリピート率を誇っている。
主な講演テーマ
「ゲストの思い出に残るおもてなし~クルーの存在が1番のアトラクション~」
「USJのV字回復を実現したサービスの極意~接客が顧客体験価値(CX)を高める~」
V字回復に向けたマーケティングの成功により、顧客の期待値が高まったとき、現場では何が起こるでしょうか?期待値が高まれば、満足感を提供することへの難易度が高まります。多様性の受容、忍耐力の低下、モノからコトへの移行という社会の変化もふくめ、顧客体験価値を高め、良い口コミやリピートをしてもらえるサービス力を作りだすのは難しい。USJには、マジカル・モーメント(奇跡的な瞬間)を創り出そういう考え方があります。大事にしているのは、ひとりひとりが、目の前の人に対して、何が求められているのかを考え、やってみること!正解のない、答えのないものへの挑戦について、USJでの接客経験、現場リーダー経験、人事でのスタッフ教育経験などを踏まえて、より良い接客に繋がるヒントをお伝えいたします。 ×
「職場改革に必要な周囲をポジティブに巻き込むコミュニケーション」
「We are USJ!自分で自分を動かそう~仕事をおもしろくする極意~」
私のモットーは「どうせ働くなら、楽しまなきゃ損!」。USJの立ち上げ期、混乱期、安定期、変革期…様々な困難に出会ってきました。その中で学んだことは、視点は変えられ、行動は変えられるということ。目の前の出来事は、自分ではどうにもできないことも多いかも知れません。でも、その出来事をどう見て、何を考えるかは自分で決められます。どんな環境でも、自分らしく働き、自分らしく成長し、自分がやりたいことの実現へと繋げることができれば、働くこともおもしろくなるのではないでしょうか。今のUSJができるまでの紆余曲折を経験し、V字回復の裏側にある人の感情や職場の環境を見てきた経験から、働くうえで大事な考え方、行動、コミュニケーションについてお話させていただき、どうせ働くなら楽しもう!自分から動き出そう!と思えるお時間をお届けいたします。 ×
「USJのV字回復から学んだ人材育成術~個々の能力を高め、チーム力を発揮する~」
「チームメンバーが自ら考え行動するために必要なリーダーシップ」
多様な考えや価値観を持つ部下や後輩とどう接し、どう育成すればよいのか迷いや悩みはありませんでしょうか?私自身、パークの現場で約100名のアルバイトスタッフをまとめるリーダーになったとき、人事部で年上や同期の部下をもつことになったとき、各部署、各職種のプロフェッショナルを集めたプロジェクトリーダーになったとき。メンバーとの接し方に失敗し、信頼を失ってしまったことや成果は出ているけれどメンバーが疲弊してしまったこと、気を使いすぎて自分を見失ってしまったことなど、数えきれない失敗経験をしました。1人では成し遂げられないことも、チームで取り組めば実現できることが増えていきます。まずは「1」を強くし、そして「1+1が2以上」になるようなチームを作り、チーム力を発揮するにはどうすればよいのか、悩み、壁にぶつかり、乗り越えを繰り返してきた経験をもとに、現在取り組んでいるリーダー育成で出会った多くの悩める上司と接した経験も加味してお話ができればと思います。その結果、少しでも上司のみなさんの笑顔が見られることを願っています。 ×
「USJのV字回復を支えた組織づくり~人材採用と人材育成~」
「人材不足時代に必要な人事戦略~USJのV字回復から学ぶ人材マネジメント」
変化の激しいVUCA時代を生き抜くためには、企業としてチャレンジすることが求められます。ただ、チャレンジは時として、反対勢力や大きな不安が生まれるもの。経営陣の強いリーダーシップを活かしつつ、ネガティブな感情へも向き合い、従業員へのフォローの仕組みを作ることも大事です。V字回復をするということは、あらゆる社内の声が生まれます。多様な声を活かし、多様な人材を活かす組織。組織として「人」を活かすヒントを1つでも持って帰っていただけるよう、失敗も多数ではありますが、USJでの採用経験や社内大学創設経験、さまざまな業界での人材開発コンサルティング、研修経験をもとにお話をさせていただきます。 ×
講演実績
- 大阪ガス
- パーソルキャリア
- LIXIL
- JA
- JA共済連
- 大阪銀行協会
- HEPファイブ
- アーバンリサーチ
- UGG
- アフラック生命保険
- ニチリン
- ダイシン物流
- 住友ゴム工業
- 池田泉州銀行
- サトフードサービス
- ニッソーネット
- タマダ
- 大阪エル・シー・センター
- メルパルク
- 関西スーパーマーケット
- シマナカ
- グリーンホスピタルマネジメント
- ヒルトンホテル
- 芝パークホテル
- 富士屋ホテル
- 中央砕石
- メディネット
- 京都セミコンダクター
- 大阪ベイタワー
- イーアス高尾
- 日研フード
- 第一三共労働組合
- ひかりメディカルグループ
- 医療法人大寿会
- 福知山モノづくり育成塾
- 四国経産局
- 東京都研修センター
- 京都府福祉人材サポートセンター
- 京都府保健事業協同組合
- 河北研修協議会
- 京都ジョブパーク
- 熊本市人材育成センター
- こうち人づくり広域連合会
- 公益財団法人山口県ひとづくり財団
- 滋賀県政策研修センター
- 泉北三市研修協議会
- 中部都市研修協議会
- 鳥取県職員人材開発センター
- 兵庫県自治研修所
- 尼崎市
- 茨木市
- 大阪市
- 吹田市
- 摂津市
- 大東市
- 豊中市
- 西宮市
- 東大阪市
- 大津市
- 宮崎市
- 関西外国語大学
- 京都外国語大学
- 近畿大学
- 甲南大学
- 神戸女学院大学
- 羽衣国際大学
- 財団法人大学コンソーシアム京都
- 東京クールジャパン
- その他多数