茂木久美子 もきくみこ

「共感力」とは、相手の気持ちを分かった上で行動できる力。言い換えれば、相手に共感してもらうではなく、相手に共感することです。私は仕事を通して、共感力を磨き、共感力を発揮したことで素晴らしい出来事が次から次へと起きるようになりました。リモートワークやAI、ロボット化が進むと人と人との距離はどんどん遠くなります。距離は離れていても、しっかり繋がっている。そんな深い人間関係を築くためにも、共感力を磨くことは私たちにとってとても大切なことなのです。 ×

新幹線の車内販売という特殊な環境の中で、なぜ1日50万円以上という驚異的な売上を上げることができたのか。これまで著書やメディアで数々の販売テクニックを紹介してきましたが、本質的なところはもっと深いところにあります。どのような考え方で仕事に臨むのか、人にどのように接すればお客様がファンになるのか、奇想天外なアイディアはどこから生まれるのか、失敗をいかにして乗り越えるのかなど。お客様とのエピソードや数々の失敗を経験して得た気づき、そしてこれからの私たちにとって大切な心のあり方をお話させていただきます。 ×

大人になるにつれて、「こうあるべき」と自分で決めつけ、決めつけられ、息苦しさを感じていませんか？「私はこうだから」「これが正しい」と自分の殻に閉じこもっていないで、もっと色んな自分を自由に演じ楽しめばいいのに。「演じる」とは偽りではなく、日々のあらゆるシーンを舞台ととらえ、自分の理想や、相手から必要とされている自分を表現できるようになるということ。私自身、この「自分の殻を割り、演じる」体験を通し、人生が激変しました。今こそ、殻を割って新たな自分を手に入れましょう！ ×

私の接客を一言で言うと「雑談接客®」。雑談接客は、仕事とは関係のない会話で、短い時間で、お客様との心の距離を縮め、「思い出や記憶に残っている」「またあなたから買いたい」と思っていただけるような関係性を目指していきます。そこには、買っていただいたお客様もそうでないお客様も関係なく、人と人の心の触れ合いがあるのです。人はモノやサービスに対する魅力よりも、人の魅力に惹かれて購入するのではないでしょうか。接客という枠を超え、人と人との関係をどう築いていくかという大切な学びです。 ×

私は、お客様に気持ちよく過ごしていただけるように、様々な工夫をしてきました。富士山が見えるポイントや目的の駅のおすすめのお土産屋さんをお伝えしたり、コーヒーが淹れたてで美味しいことをご案内したり。小さいことですが、販売員でも工夫をすれば、お客様が喜んでくれることはたくさんあります。昔から受け継がれてきたおもてなしの心。買っていただいたお客様も、そうでないお客様にも、一人ひとりのお客様との出会いを大切する精神が今必要だと思います。 ×