堀ちえみ ほりちえみ
歌手/タレント/女優
プロフィール
第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界に入り、1982年3月に「潮風の少女」でデビューした。1983年にドラマ「スチュワーデス物語」が日本中で大ヒット。その後アイドルとして歌やドラマでも活躍。現在では7児の母として、テレビ出演のほか、教育や食育に関するトークショーや音楽活動など、幅広い分野で活動中。2017年にはデビュー35周年を迎え、品川ステラボールでアニバーサリーライブを開催し、家庭と仕事を両立しながら多忙な日々を送っている。
2019年2月にステージ4の舌がんが発覚し、手術を受けた。その後の検査で4月にはステージ0の食道がんも見つかり再手術。2020年1月からテレビに復帰し、現在はがん克服の経験を活かして、同じ病に苦しむ方々に向けた講演活動も行っている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1967年に大阪府で生まれた。
1981年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、芸能界入りを果たす。
1982年に「潮風の少女」で歌手デビューし、アイドルとして一躍有名に。明るいキャラクターと歌唱力は、多くのファンを魅了し、数々のヒット曲を生み出した。
1983年にはドラマ「スチュワーデス物語」で主演を務め、ドラマも大ヒットし、人気は不動のものとなった。これを機に、テレビドラマやバラエティ番組に多数出演し、アイドルとしての地位を確立。
プライベートでは、7人の子供を育てる母親としても知られている。忙しい芸能活動と子育てを両立させるための工夫や努力は、多くの女性から共感と尊敬を集める。教育や食育にも積極的に取り組み、トークショーや講演会でその経験をシェアする活動も行っている。
2019年1月、堀ちえみさんは舌がんのステージ4と診断され、舌の6割を切除する大手術を受けた。この過酷な経験を乗り越えた矢先、同年4月には食道がんも発見され、再び手術を受けることに。リハビリに励み、見事に復帰を果たした。
がん闘病中、「生きることの大切さ」を再認識し、その思いを広めるために講演活動をスタート。がん闘病の経験を通じて得た教訓や気づき、そして前向きな生き方について、彼女は多くの人々にメッセージを伝え続けている。
2020年にはテレビ復帰を果たし、芸能活動を再開。現在は、テレビ出演や音楽活動、講演会など、多岐にわたる分野で活躍している。講演では、がんと闘う人々だけでなく、多くの人々に勇気と希望を与えている。
主な講演テーマ
ステージ4の舌ガンを乗り越えて生きる
~キャンサーギフト・大切な家族~
みなさん、ご存じの通り、私は2019年1月に舌がんと診断されました。しかもリンパ節への転移があり、最も進行したステージⅣでした。
それ以前にも、特発性重症急性膵炎、特発性大腿骨頭壊死症、関節リウマチ、神経障害性疼痛など、難病や大病を経験して克服し、前向きに生きてきた私ですが、この時ばかりは「なぜまた私が」と絶望しました。
今回は助からないかもしれない、どうなってしまうのかと不安に押しつぶされそうでした。緩和ケアを受けながら人生を終えることも考えました。しかし、子供たちに病状を伝えた際、娘が「お母さんが可哀想。今度はがんなんて」と言った言葉が、私の心を奮い立たせました。子供たちのために生きなければと強く思ったのです。「生きよう」と決意した途端、死が怖くなりましたが、それでも前を向くことができました。
手術は無事に終わり、再発の心配を抱えながらも、今を精一杯生きています。茫然自失だった私を支えてくれたのは“家族の愛”と、多くの方々からいただいた励ましの言葉でした。
Cancer gift
がんは、私に生きることの意味を教えてくれました。おかげさまで、講演ができるまで回復しました。講演では、がんの経験を通じて感じた絶望、不安、恐れ、期待、喜び、希望、そして前向きな生き方についてお話しします。家族の大切さ、命の尊さについても改めてお伝えしたいと思います。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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10のことば 朗読付き絵本
2年前に舌がんのステージ4と診断され、舌の6割を切除した堀ちえみさん。彼女の家族から「発語のリハビリ用の絵本を」と依頼されて生まれたのが、この『10のことば』です。
旧知の絵本作家・まえをけいこさんは、この制作依頼を受け、「ちえみさんが取り戻した言葉が、どれほど心を込めて紡がれるだろうか」と想像しながら『10のことば』を編みました。
「おはよう」「いただきます」「ごめんね」「ありがとう」――
日常のあいさつが持つ重み、病を乗り越えて気づいたこの世界の美しさ、一瞬一瞬の尊さを、やさしい言葉と自然の花々の絵で描きました。
堀ちえみさん自身が朗読した音源も付録として収録。心を込めて紡がれる温かな声からは、生かされていることへの感謝が伝わってきます。
大切な人へのプレゼントや、お子さんへの読み聞かせに。この絵本は、かけがえのない人生のひとときに寄り添ってくれることでしょう。
Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ
舌がんで「ステージ4」と診断され、今年2月に舌の6割以上を切除する大手術を受けた堀ちえみ。
つらい痛みやリハビリを乗り越え、出口が見えたかと思った矢先に、今度は食道がんが発覚――。
死の淵をのぞきながら、家族の愛に支えられて生還した彼女が、本書で初めて明かす、苦しみ、葛藤、そしてがんから学んだこと。
絶望しかなかった「ステージ4」から、希望のステージへ。
堀ちえみの子どもがよろこぶ パパッ!と母ごはん
芸能人として、主婦として、そして5人の子供の母として、多忙な日々を送る堀ちえみさん。
そんな忙しい毎日でも、家族との温かい時間を大切にしています。
その秘訣は「食事」!食事を通じて、子供たちと一緒に過ごし、家族全員が気持ちを共有し、思いを伝え合うと考える堀ちえみさん。
この本では、堀ちえみさんが大切にしている食事への思いと、子供たちが喜び楽しんで一緒に食事ができるレシピを紹介します。
どんなに忙しいお母さんでも、子供が喜び笑顔になるレシピが満載!
ちょっとした工夫で家族全員が笑顔になれる、堀ちえみさんのアイデアが詰まった一冊です。
堀ちえみを、つくるもの~LOVEママ、ビューティー
40歳で5人の子供を持つママ、堀ちえみが贈る初の本格ビューティ・バイブル!40歳を過ぎても「愛されるカラダ」を維持するための”美の秘密”を余すところなく公開。波乱万丈なエッセイも収録。
書籍
- 「10のことば」朗読付き絵本
- Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ(扶桑社)
- レシピブック「堀ちえみの子どもがよろこぶ パパッ!と母ごはん」(アスコム)
- 「堀ちえみを、つくるもの~LOVEママ、ビューティー」(講談社)
- 「きょうの空模様」君といる世界CD付(産経新聞出版)
- 「堀ちえみと3人の小さな山男」(山と渓谷社)
テレビ・ドラマ・ラジオ
- テレビ朝日 「徹子の部屋」
- MBS 「ちちんぷいぷい」
- 日本テレビ 24時間テレビ「愛は地球を救う」
- NHK 「明日も晴れ!人生レシピ」
- TBS 「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」
- 日本テレビ 土曜ドラマ「妖怪人間ベム」(夏目菜穂役)
- TBS 金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」(主人公の母・品川聖役)
- NHK 連続テレビ小説「てるてる家族」
CM
- 「アートコーポレーション」(2021)
- 「発酵リンクルデュオ」通販コスメ(2021)
- 「あきゅらいず」通販コスメ(2021〜)
- 「SOMPOひまわり生命」(2020.2〜2021.4)
- 探偵社「FUJIリサーチ」イメージキャラクター(2016〜)
- レック「激落ち」シリーズ「ぴたQ」他(2009〜2012)
- 武田薬品工業「ベンザブロック」(2008)
- EPSON「カラリオ」(2007)
- サントリー「なっちゃん」(2006)
- ブルボン「くだものいっぱいゼリー」(2006)など
映画
- 「色即ぜねれいしょん」(原作・みうらじゅん、監督・田口トモロヲ/2009年)
- 「聖家族~大和路」(原作・堀辰雄、監督・秋原正俊/2010年)
- 「映画 妖怪人間ベム」(原作・アサツーディ・ケイ、監督・狩山俊輔/2012)