前田幸長 まえだゆきなが
元プロ野球選手/野球解説者/タレント
プロフィール
福岡県筑紫郡那珂川町出身。1988年、福岡第一高校のエースとして春夏の甲子園に連続出場し、夏には準優勝投手となる。1989年にロッテオリオンズにドラフト1位で入団し、初年度から「チョコ」の愛称で親しまれる。1992年にはオールスターゲームに選出され、1995年オフに中日ドラゴンズへ移籍。2001年に読売ジャイアンツへFA移籍し、2007年にメジャー挑戦。2008年に現役引退後は「都筑中央ボーイズ」の会長や野球解説者として活動。2020年にはYouTubeチャンネルを開設し、2021年に草野球チームを結成するなど、精力的に活動を続けている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
福岡県筑紫郡那珂川町で生まれる。1988年、福岡第一高校のエースとして甲子園に春夏連続で出場し、夏には準優勝を果たした。翌年、ロッテオリオンズからドラフト1位で指名を受け入団。入団直後、約1,500個のチョコレートを受け取ったことから「チョコ」の愛称で親しまれるようになった。プロ1年目には、西武ライオンズ戦で秋山幸二、清原和博、デストラーデの<AKD砲>を三者連続三振に仕留め、ファンを魅了。1990年には先発ローテーション入りを果たし、伊良部秀輝らと共にシーズンを戦い抜いた。1992年にはオールスターゲームに選ばれ、10完投を記録してチームに大きく貢献した。
1995年オフに中日ドラゴンズへトレード移籍。星野仙一監督のもと、0.99秒という球界最速のクイックモーション<スーパークイック>と、得意のナックルボールにさらに磨きをかけた。1999年には日本シリーズにて福岡ダイエーホークス戦に登板。2000年には読売ジャイアンツの東京ドームでの優勝を阻止するために投げ合い、8回まで無四球無失点の快投を見せたが、最終回に逆転サヨナラを喫する。この試合は「ミレニアムV」と呼ばれ、彼の生涯最高の投球とされている。
2001年オフにFAで読売ジャイアンツに移籍。桑田真澄・清原和博の“KKコンビ”とチームメイトとなり、2002年には自己最多の53試合に登板、防御率2.74でリーグ優勝と日本一を経験。2004年には500試合登板を達成し、2005年には1イニング4奪三振を記録するなど活躍を続けた。
2007年、メジャー挑戦を表明して渡米。2008年にテキサス・レンジャースとマイナー契約し、3Aのオクラホマ・レッドホークスで中継ぎとして36試合に登板するなど、リーグ優勝に貢献。2008年12月に現役引退を発表。
引退後は、プロでの20年に及ぶ経験を子供たちに伝えるべく、少年野球チーム・都筑中央ボーイズを主宰し会長として指導。野球教室やイベントにも参加し、子供たちに野球の楽しさを広めている。2009年には日本経済大学の准教授として教壇にも立つ。
また、野球解説者としてNPBとMLBの解説を務め、タレントとしても野球関連のテレビ番組やグルメ番組に出演するなど幅広く活動。2020年4月には自身のYouTubeチャンネル「前田幸長のチョコチャンネル」を開設し、コロナ禍で困難に直面する球児たちに希望を与えようと活動を展開。2021年7月には「前田レンジャーズ」を結成し、元プロ野球選手と共にプロとアマチュアの交流を促進している。現在も球速123km/hを誇るタフネス左腕として、多彩な変化球で精力的に活動を続けている。
主な講演テーマ
進化は気付いたもん勝ち
夢を実現し成功するためには、必ず「進化」が必要です。甲子園で春夏連続出場し、夏の甲子園準優勝を果たし、ドラフト1位でプロ野球界に飛び込んだ前田幸長が、どのようにして進化のきっかけを掴んできたのかを語ります。プロ20年のキャリアで得た多くの気付きとその経験に基づくお話です。 ×
人生タイミングとターニングポイント
~ピンチをチャンスに変える方法~
逆境を乗り越え、500試合登板を達成した左腕が語る「人生のタイミングと転機」とは?前田幸長が自らの野球人生で経験した重要な転機と、闘将・星野仙一監督と共に過ごした6年間のエピソードについても詳しくお話しします。 ×
強豪チームの作り方
~いかにして設立3年でチームを日本一に導いたのか~
少年野球チームを設立し、わずか3年で全国優勝に導いた前田幸長が語る「強豪チームの育成法」を公開。創設から15年が経過した今も、130名を超える選手たちが在籍する全国トップレベルのチームに育て上げた秘訣をご紹介します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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前田幸長史上最速のスーパークイック – 名手に学ぶプロフェッショナル野球論
「ストレートも変化球もそこそこの投手」がプロの世界で生き残るために習得した“必殺技”。走者をピン留めし、打者のタイミングを狂わせる卓越した技術。
少年野球 – 基本とレベルアップ練習法
未来のプロ野球選手を目指す子供たちとその指導者に向けた実践的な指南書です。本書では、基本的な野球のスキルから、効果的なトレーニング方法まで幅広くカバーしています。
著者自身がプロ野球選手として培った経験を基に、初心者でも理解しやすいように解説しています。守備、打撃、投球の基礎技術に加え、チームワークの重要性や試合での戦術についても詳しく述べられています。また、子供たちが楽しみながらスキルアップできる練習メニューや、怪我を防ぐためのストレッチ方法も紹介されています。
さらに、指導者や保護者向けには、子供たちのモチベーションを高めるためのコーチングのポイントや、メンタル面でのサポート方法についても触れられています。この一冊で、少年野球の基礎から応用までをしっかりと学び、実践に活かすことができるでしょう。
野球を始めたばかりの子供たちから、競技力を高めたい中級者まで、幅広いレベルに対応した内容となっており、未来のスター選手を育成するための最適なガイドブックです。
雑誌・書籍
- 日刊ゲンダイ「奇人変人野球人」
- 光文社「FLASHエキサイティング」
- ベースボールマガジン社「前田幸長史上最速のスーパークイック – 名手に学ぶプロフェッショナル野球論」
- 日本文芸社「少年野球 – 基本とレベルアップ練習法」
- 東京スポーツ新聞社「東京スポーツ – 流浪の左腕 前田幸長 細く長く」「東スポWeb」
- 小学館「NEWSポストセブン」
- Creative2「Full-Count」「First-Pitch」
TV・ラジオ
- NHK「球辞苑〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜」
- TBS「バース・デイ」「Jスポ」「2時っチャオ!」
- フジテレビ「ジャンクSPORTS」
- フジテレビONE「THEわれめDEポン」「HAPPY MONDAY BASEBALL 今週のプロ野球とことん予想」
- テレビ朝日「ビートたけしのスポーツ大将」
- ABEMA TV「ABEMA バズ!パ・リーグ」
- 日本テレビ「有吉ゼミ ギャル曽根軍団VSチャレンジグルメ」
- ゴルフネットワーク「ゴルフ真剣勝負 THE MATCH」
- KBCテレビ「スーパーベースボール」
- KBCラジオ「KBCホークスナイター/KBCダイナミックホークス」
- ニッポン放送「ニッポン放送ショウアップナイター」「ナイタースペシャル・まいにちとことんプロ野球」
- 文化放送「文化放送ホームランナイター」
- ラジオ日本「前田幸長のサンデースポーツマガジン」「ラジオ日本ジャイアンツナイター」「准教授!?前田幸長のチョコゼミ」
- TOKYO MX「パ・リーグマニア」
- J SPORTS「メジャーリーグ中継」
講演実績
- 株式会社キャリアコンサルティング
- 日本経済大学(准教授)
- 日本プロ野球OBクラブ
- 各地方自治体・チャリティー団体など(例:宝くじスポーツフェアドリームベースボールなど)