杉澤伸章 すぎさわのぶあき
プロ・キャディ
プロフィール
21歳の時に、横田真一プロの専属キャディーとしてキャリアをスタートさせ、25歳の時には丸山茂樹プロと契約し、8年間を渡米で過ごした。宮里優作プロの初優勝にも共に歩んできた。現在は、ゴルフ解説者として世界の試合会場で活躍している。
「プロ・キャディ」とは、ゴルフに関するアドバイスが的確であるだけでなく、選手の持っている潜在能力を最大限に引き出すために、状況に応じて選手に最適な言葉や行動を示さなければなりません。人の心を動かすには、相手と同じ視点や感情になり、共感することが不可欠。このようなコミュニケーション能力は非常に重要であり、選手とキャディーの会話を通じて、わかりやすく説明する。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1998年に、横田真一はプロの専属キャディーとしてキャリアをスタート。
2000年には、横尾要、倉本昌弘、川岸良兼など、複数の選手と契約を結んだ（～2001年）。
2002年には丸山茂樹と契約し、マスターズなど世界で活躍（～2010年）。
同年、ゴルフワールドカップで優勝し、2003年にはUSAPGATOURのクライスラークラシックオブグリーンズボロで優勝。
2004年には全米オープンで4位に入り、2009年には日本シリーズJTカップで優勝。
2011年には宮里優作と契約を結び（～2016年）、2013年には再び日本シリーズJTカップで優勝。
さらに、2014年には東建ホームメイトカップ、2015年にはダンロップフェニックスで優勝。
現在は、世界の大会会場から現地リポートを行う傍ら、松山英樹や石川遼などの若手プロのキャディーも務めている。自身が経験したインサイドロープから得た知識と選手心理をもとに、ゴルフ解説者として活躍している。
主な講演テーマ
人をやる気にさせる言葉
試合中、キャディは選手のメンタル状態を把握し、それに応じて適切な言葉を使ってアドバイスします。ビジネスの場でも同様で、チームのメンバーや部下、上司を励まし、鼓舞するためにはどのようなコミュニケーションが効果的なのでしょうか？同じ内容でも、使う言葉ひとつで、相手の受け取り方は大きく異なります。プロ・キャディのような「アドバイスのプロ」のテクニックを、こっそりとお伝えします。 ×
タフなハートを作る！
一流ゴルファーのメンタル強化術
ゴルフは、技術や体力だけでなく、選手の心理面が直接プレーに影響する競技です。プロゴルファーは、どのようにしてメンタルを鍛え、プレッシャーに対抗しているのでしょうか？また、ストレスに直面しながらも、それをうまく利用して自身のモチベーションに変えているのでしょうか？一流のプロゴルファーを通じて、メンタル強化の手法を探ります。 ×
プロ・キャディに学ぶポジティブ思考法
良いキャディの条件は、周囲の騒音やネガティブな状況に左右されない「耐圧性」と、そのような状況を前向きな力に変える「ポジティブな考え方」です。競技中に予期せぬ出来事が起こったり、失敗したりしても、表情を変えずに明るく前向きであることで、選手に冷静さを取り戻させ、信頼を築くことができます。最初は戸惑うかもしれませんが、一流のゴルファーと共に過ごすうちに、この技術を徐々に身につけ、世界で活躍する選手たちから「杉澤になら思い切って本音を言える」とまで思われるようになった経験を交えながらお話しします。 ×
こう考えればスコアは伸びる！
実践的コースマネジメント術
テクニックに頼らず、コース戦略だけでスコアを伸ばすことは可能でしょうか？プロとアマチュアの考え方にはどのような違いがありますか？明日から役立つコースマネジメントのアプローチを提供します。果たして、プロの視点を取り入れれば、あなたのスコアを向上させることができるのでしょうか？ ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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ゴルフは準備で10打縮まる
スコアの良いゴルファーは、準備力が必要です！ラウンドの際には、ゴルフに対するエネルギーを最大限に保つことが必要です。そのためには、入念な準備が欠かせません。また、コースを攻略する「コースマネジメント」と、心をコントロールする「メンタルマネジメント」は異なるように見えますが、実際には密接に関連しています。その基本にあるのは、リスクを回避する「リスクマネジメント」の考え方であり、その鍵となるのも「準備」です。本書では、ツアーの第一線で選手をサポートしてきたプロキャディの杉澤伸章が、準備の重要性とコツを解説しています。準備力を高めて、スコアを向上させましょう！
プロキャディ杉澤伸章が教える あなただけのスコアメイク
ツアープロは、高いスコアを出すスペシャリストです。その秘密は、卓越したショット力だけでなく、確かなコースマネジメントにもあります。しかし、このコースマネジメントは、プロ自身だけでなく、キャディの貢献も欠かせません。ツアープロのキャディは常に客観的な視点で状況を見極め、適切な攻略法をアドバイスします。彼らはプロツアーにおいて欠かせない存在です。
一方、一般のゴルファーのコースマネジメントは、コースに仕掛けられた罠を見抜いたり、状況を正しく判断したり、トラブル時に的確に対処したりすることが十分でない場合もあります。その結果、スコアに反映されないこともありますし、心理的に不安定になることもあります。本書では、コースマネジメントのスペシャリストであるプロキャディの杉澤伸章氏が培ってきたリスクマネジメントとメンタルマネジメントのノウハウを披露します。コースとの対話や自己との対話を通じて、コースマネジメントの本質を理解し、スコア向上に繋げることを目指します。これは次のラウンドから結果が出ることを保証する、レッスン書です。
プロキャディが教える ゴルフが上手くなる人ならない人
キャディならではの独自の視点や考え方による、「ゴルフが劇的に上達するヒント」をご紹介します！これらのアドバイスは目からウロコかもしれません！
プロキャディが客観的な視点から提供するアドバイスには、以下のようなものがあります：真っすぐ飛ばすことの重要性よりも、実力の70％を発揮することの重要性、自身のプレーをセルフ実況すること、プロのスイングを真似ることを避けること、体重移動に過剰に意識しないこと、そしてインストラクターを選ぶ際の注意点など、多岐にわたります！
ここ一番で、なぜ「普段の力」が出せないのか？
プロキャディ第一人者が、丸山茂樹、倉本昌弘、川岸良兼、平塚哲二などのプロと共に経験した、ビジネスや人生の試練を乗り越えるためのスポーツ人生論を綴った書籍です。
メディア
- ゴルフネットワーク「アメリカPGATOUR中継解説」
- FM愛知「株式会社TOPプレゼンツ『杉ちゃんのバーディーバディー』」
- ゴルフTODAY
- 月刊ゴルフダイジェスト
書籍
- 『ゴルフは準備で10打縮まる』（エイ出版社）
- 『プロキャディ杉澤伸章が教える あなただけのスコアメイク』（マイナビ出版）
- 『プロキャディが教える ゴルフが上手くなる人ならない人』（中経出版）
- 『キャディ思考: “最高の自分”になるため、プロキャディからのアドバイス』（カナリアコミュニケーションズ）
- 『ここ一番で、なぜ「普段の力」が出せないのか？』（ベストセラーズ）
講演実績
- 三菱東京UFJ銀行蟹江支店
- ダイワハウス工業
- 野原産業
