稲垣真衣 いながきまい

踏まれても立ち上がらないことにした ～雑草が教えてくれたがんばらない生きかた～

ほんの少し心と体が疲れてしまったあなたへ。
足元の雑草から、メッセージが聞こえてきませんか？
少しだけ足を止めて、その声に耳を傾けてみてください。
心も体も少しだけ軽くなってきますから。

「雑草」と聞いて、どのようなイメージを持っていますか？
雑草は「アスファルトの隙間でがんばっている」や「誰にも褒められなくても美しい花を咲かせている」
そんなイメージが浮かぶかもしれません。
「雑草魂」という言葉や、ど根性で頑張っている姿から、雑草のようにがんばれとか、雑草のようにがんばろうと思っていませんか。

下を向いてじっくりと雑草の生き方を観察してみると、雑草はど根性で生きているわけではないことがわかります。
実は、雑草はアスファルトの隙間でがんばっているわけではなく、その隙間が心地よくて、わざわざそこで生きているのです。
誰のためでもない、自分のために、その場所で花を咲かせているのです。
雑草は意外にも、自分の好きなように、生きているのです。
そして、生きることをのんびり楽しんでいるようにも見えます。

がんばらなくていい。そのままでいい。
足元の雑草たちは、そんなメッセージを送ってくれているようです。
さあ、雑草たちの「のんびりライフ」をのぞいてみましょう。