石田多朗 いしだたろう

作曲家/音楽プロデューサー/株式会社Drifter 代表取締役
プロフィール
ボストン生まれ。東京藝術大学大学院で作曲を学び、雅楽作品「骨歌」が坂本龍一氏に高く評価され注目を集める。雅楽団体・伶楽舎との活動をきっかけに、日本の伝統音楽と現代音楽を融合させる独自の創作を展開。
病を機に那須へ移住し、静寂の中で音楽の本質を見つめ直す。そこから生まれた新たな視点が、2022年のドラマ『SHOGUN』の音楽制作へとつながり、世界的な賞賛を受ける。
2025年には、雅楽とクラシックを融合した世界初のアルバム『常世』をリリース。伝統と革新を超えた音の世界を追求し、日本文化の新たな可能性を切り拓いている。2026年より京都芸術大学客員教授。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1979年、アメリカ・ボストン生まれ。幼少期をサンフランシスコで過ごす。
23歳から音楽を学び始め、翌年、東京藝術大学音楽学部に合格。
同大学院を修了後、2014年に雅楽作曲に挑戦し、オリジナル楽曲「骨歌」が坂本龍一氏に高く評価される。この作品をきっかけに、日本を代表する雅楽団体・伶楽舎との縁が始まる。
2016年、躁うつ病を発症し、長く療養生活を送ることとなる。これを機に栃木県那須町へ移住。一時は音楽の道を諦めかけるも、その間に音楽哲学を根本から見つめ直し、再構築。やがて再び音楽活動を再開する。
2022年、グラミー賞受賞作曲家であり、ナイン・インチ・ネイルズのメンバーでもあるアッティカス・ロス氏、レオポルド・ロス氏、ニック・チューバ氏から共同制作のオファーを受け、これを承諾。のちにこの作品がドラマ『SHOGUN』のサウンドトラックとなる。
『SHOGUN』の音楽は世界的に高い評価を受け、エミー賞やグラミー賞など、数多くの賞を受賞・ノミネートされた。
『SHOGUN』以降は、雅楽や日本の伝統音楽を世界最高峰の音楽家たちとともに創り上げた経験を未来へつなぎ、日本の音楽を新たに進化させることを目指してプロジェクトを始動。雅楽と西洋音楽の垣根を超え、これまでにない音楽世界の創造を追求している。
2025年8月には、雅楽とクラシックによる世界初のアルバム『常世』をリリース。雅楽・現代音楽・西洋音楽を融合させた独自の表現は、世界中のアーティストから大きな反響を呼んでいる。
また、雅楽や日本の伝統文化に関する講座を各地で展開するほか、伝統音楽にとどまらず、音楽全般・文化・社会を横断する哲学的な視点と活動が高く評価されている。国内外の音楽イベントや文化施設において、音楽監督・プロデューサーとして多数参画し、海外での活動も本格的に始動中。
2026年より京都芸術大学客員教授を務める。
石田多朗からの動画
主な講演テーマ
国際的音楽賞受賞者が語る
独自性・キャリア戦略と自己プロデュース
エミー賞受賞・ノミネートという国際的な実績を持つ講師が、自身の経験をもとに語る特別な講演です。
独自性を武器に世界で活躍するための具体的なキャリア戦略や、自己プロデュースの実践方法を学ぶことができます。実際の国際制作現場でのリアルな経験談を通じて、グローバルな舞台で通用する思考法と行動力をお伝えいたします。 ×
日本の伝統音楽・文化の国際展開と
世界で通用するブランディング
エミー賞受賞・ノミネートをはじめとする国際的な評価を受けた講師が、日本文化を世界に発信してきた実体験をもとに、その戦略と本質を語ります。
世界の舞台で通用する「日本発の価値」をどのように構築し、発信していくのか――文化、地域、企業など多様な分野で応用可能なヒントをお届けします。グローバル時代におけるブランディングと文化戦略を学ぶ貴重な機会です。 ×
書籍・メディア出演
テレビ
- NHK(総合)
- NHK Eテレ
ラジオ
- J-WAVE
- TOKYO FM
- BAY FM
- 文化放送
- FM COCOLO
メディア
- ほぼ日刊イトイ新聞
- 小学館『源流の人』
- 日本経済新聞
- 読売新聞
- 朝日新聞
- 下野新聞
講演実績
- 京都大学「芸術と文化の未来」特別講義
- 岩手県立大学 公開講座
- 栃木県 那須みふじ幼稚園 雅楽アウトリーチ
- NHK大阪文化センター 特別講演
講師の講演料について
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