登坂絵莉 とうさかえり

元レスリング女子日本代表/リオ五輪女子レスリング48kg級金メダリスト/一般社団法人スマイルコンパス 理事長
プロフィール
リオデジャネイロオリンピック女子レスリング48kg級で金メダルを獲得した元日本代表。試合残り13秒からの逆転勝利は、多くの人に感動を与えた。長年の努力を通じて学んだ「挑戦することの大切さ」や「自分を信じる力」を、今は講演やメディアを通して伝えている。
現役引退後は、一般社団法人「スマイルコンパス」を設立し、理事長として活動。サッカー元日本女子代表・岩渕真奈氏とともに、全国の支援学校や施設を訪れ、子どもたちにスポーツの楽しさを届けている。
アスリートとして、母として、一人の女性として、前向きに生きることの素晴らしさを伝えながら、多くの人に勇気と笑顔を届けている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
小学校3年生(9歳)のとき、経験者である父の影響でレスリングを始める。
2009年、至学館高校に進学。吉田沙保里氏をはじめ、多くの金メダリストを育てた栄和人監督のもとで競技に打ち込む。
2013年〜2015年、女子レスリング48kg級世界選手権で3連覇を達成。
2016年、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得。試合残り13秒からの大逆転勝利で、日本女子レスリングチームの金メダル第1号となった。
2020年、総合格闘家・倉本一真氏と結婚。翌年に男児を出産し、一児の母となる。
2022年に現役を引退し、現在はメディア出演やイベント、講演活動などに精力的に取り組む。
2023年、一般社団法人「スマイルコンパス」を設立し、理事長に就任。サッカー元日本女子代表・岩渕真奈氏とともに、全国の支援学校や施設を訪れ、子どもたちにスポーツの楽しさを伝える活動を行っている。
2024年、「児童発達支援士」資格を取得。
主な講演テーマ
夢をつかむ
リオデジャネイロオリンピックで、残り13秒から大逆転で勝ち取った金メダル。それは決して奇跡ではなく、愚直に積み重ねてきた努力と思考の結果でした。驚異的な才能があったわけではありません。それでも、夢見たオリンピックの舞台に立つことができました。その鍵は、ただ「普通の努力」を続けることではなく、独自の視点でチャンスを見極め、徹底的に「意識の差」を追求し、才能ある人との距離を埋める姿勢にありました。
この講演では、「夢をつかむ」をテーマに、金メダルを獲得するまでの道のりを振り返りながら、あらゆる年代・業種の方にも通じる挫折や逆境の乗り越え方、そしてレスリング人生で学んだ教訓をお伝えします。 ×
13秒逆転劇
— 金メダリストが語る『結果につながる思考法』
企業の経営者、役員、事業責任者、部門リーダーの方向け。プレッシャーの中で成果を出すための「思考の整理法」や「勝負強さを生む意識の持ち方」について、自身の経験をもとに語ります。 ×
書籍・メディア出演
テレビ
- 日本テレビ「DayDay.」月一レギュラー(第2木曜日)
- 中京テレビ「あさドレ♪」週一レギュラー(水曜日)
- NHK「阿佐ヶ谷アパートメント」
- 日本テレビ「有吉ゼミ」「有吉の壁」「踊る!さんま御殿!!」 「小5クイズ」「上田と女が吠える夜」「ヒルナンデス!」
- テレビ朝日「くりぃむクイズ ミラクル9」
- TBS「鬼タイジ」「水曜日のダウンタウン」「ラヴィット!」
- フジテレビ「ぽかぽか」「ネプリーグ」「ジャンクスポーツ」「人志松本の酒のツマミになる話」「合唱バトル」
- テレビ東京「ナゼそこ?」「家ついて行ってイイですか?」
- 読売テレビ「秘密のケンミンSHOW 極」「ダウンタウンDX」
- 朝日放送テレビ「新婚さんいらっしゃい!」
- MBS「日曜日の初耳学」
- BSフジ「リモートシェフ」「CROSSOVER」
ラジオ
- 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
- TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」
- NHKラジオ第1放送「NHKジャーナル」全日本レスリング解説
講演実績
団体
- UNIVAS AWARDS 2022-23
- HEROs LAB
- 第15回これからの健康と栄養を考えるシンポジウム
- TEAM JAPAN SUMMER FEST
- 第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会 競技体験イベント
- 東京新聞健康フォーラム 健やかな毎日のために
- スヴェンソンホールディングスグループ全体ミーティング
- 横浜銀行 フレッシャーズセミナー講演
- 「津田梅子」新紙幣発行記念トークショー
- 北陸銀行「若手経営者会」
- 高岡商工会議所青年部 例会
- 三重県立看護大学 公開講座
- バンタン専門スクール卒業式祝辞
- スミセイライフフォーラム「脳とチャレンジ」
- 他多数
この講師のおすすめポイント
登坂絵莉さんは、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した元女子レスリング日本代表として知られるトップアスリートでありながら、現在は講演活動や社会貢献活動を通して「挑戦」「努力」「夢」「人とのつながり」といった普遍的なテーマを力強く発信している講師です。その語りは、単なるスポーツの成功談にとどまらず、「自分を信じる力」「逆境を乗り越える思考法」「人生の節目でどう成長を選ぶか」といった誰もが直面する課題に寄り添う内容として、多くの聴講者の心を動かしています。
登坂さんの講演の最大の魅力は、「残り13秒からの大逆転劇」に象徴されるように、極限のプレッシャーの中で見せた冷静な判断力と、最後まであきらめない精神力にあります。オリンピックの決勝戦という、全てを懸けた舞台での勝利は、一瞬のひらめきや奇跡ではなく、「自分を信じ抜く意識の積み重ね」から生まれたもの。その背景には、圧倒的な努力と、どんなに小さなチャンスも見逃さない観察力、そして「できるまでやり抜く」という執念がありました。登坂さんは講演の中で、成功の裏側にあった葛藤や、何度も挫折しかけた経験を赤裸々に語りながら、「失敗しても、立ち上がればいい」というシンプルながらも深いメッセージを伝えます。
さらに、登坂さんは金メダリストとしてだけでなく、母親として、そして社会人としての新たなステージに立った今も、挑戦を続けています。2023年に設立した一般社団法人「スマイルコンパス」では、サッカー元日本女子代表・岩渕真奈さんと共に、全国の支援学校や施設を訪問し、子どもたちへスポーツの楽しさを伝える活動を展開中です。「自分を信じること」「努力は裏切らない」という想いを、障がいの有無や環境に関係なく、すべての子どもたちに届けることを使命としています。2024年には「児童発達支援士」の資格も取得し、子どもの成長支援に対しても専門的な視点をもつようになりました。こうした活動からも、登坂さんが「結果を残す人」から「人を支える人」へと進化していることが伝わります。
彼女の講演テーマは、「夢をつかむ」「13秒逆転劇—結果につながる思考法」「女性の挑戦とライフステージの変化」など、多岐にわたります。学生やアスリート志望者には「夢を追う勇気」を、企業やリーダー層には「結果を生む思考法」や「本番で力を発揮するためのメンタルマネジメント」を、そして働く女性や母親世代には「変化を恐れず挑戦する生き方」を伝えています。アスリート時代の体験を社会人としての視点に翻訳し、どの世代にも響く言葉に変えて語る力は、登坂さんならではの魅力です。
講演の中では、レスリングという個人競技の枠を超えて、「チーム」「支え合い」「信頼」といったテーマも大切にされています。幼い頃から父に指導を受け、師である栄和人監督のもとで技術を磨いた登坂さんは、「一人で強くなったわけではない」と語ります。勝利の背景には、仲間、家族、スタッフの存在があったことを常に強調し、「誰かの支えを受け入れることが本当の強さをつくる」と伝えています。このメッセージは、チームマネジメントや人材育成にも通じる普遍的な示唆を含んでおり、企業研修や教育現場からも高い評価を受けています。
また、登坂さんの講演は明るく親しみやすい語り口で進行され、トップアスリート特有のストイックさよりも、「どんな人にもできる小さな挑戦の積み重ね」に焦点を当てています。メディア出演で見せる笑顔や柔らかな雰囲気のままに、聴講者一人ひとりが前向きな気持ちで帰路につけるような温かい空気を作り出すのも特徴です。
登坂絵莉さんの言葉は、経験と覚悟の裏打ちがあるからこそ、深く心に響きます。目標に向かうすべての人に勇気と希望を与える講師として、スポーツ界を越えて多くの分野から支持され続けており、おすすめできる講師です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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