高木豊 たかぎゆたか

高木豊

スポーツコメンテーター/元プロ野球選手

プロフィール

「攻・走・守」全てに優れた名選手の一人として知られ、引退後は2004年のアテネ五輪で守備走塁コーチを務め、2012年には横浜DeNAベイスターズの1軍ヘッドコーチに就任した。さらに、3人の息子がプロサッカー選手として活躍し、「高木3兄弟」として注目を集めている。講演活動では、ユーモアを交えた楽しいトークを展開している。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

多々良学園高等学校を卒業後、中央大学を経て、1980年にドラフト3位で横浜大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団した。持ち前の野球センスと日々の努力で、入団初年度からその才能を発揮し、ファンを魅了するチームを代表する選手として活躍した。1994年に通算打率2割9分7厘という記録を残して現役を引退した後、野球解説やCM出演、テレビドラマなど多岐にわたる活動を展開した。
2001年には、古巣ベイスターズからの要請を受けて守備・走塁コーチに就任し、選手たちにとって頼れる兄貴分としてチームに貢献した。その後も野球解説や講演会、野球教室を通じて幅広い指導を行い、少年野球から社会人野球まで、多くの選手の基礎動作や高いレベルの技術を引き出すプロフェッショナルな指導を行っている。
2004年にはアテネ五輪日本代表監督を務めた長嶋茂雄氏の要請で守備・走塁コーチを担当し、「JAPAN」のユニフォームを身にまとい、メダル獲得を目指すチームを支えた。2012年には横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチに就任し、2013年に退団。2018年からはYouTubeチャンネルを開設し、レベル別にわかりやすい野球指導を行いながら講演活動にも力を入れている。
また、3人の息子たちがプロサッカー選手として活躍しており、父親としての家庭教育についても注目を集めている。

主な講演テーマ

強い組織を作り上げる組織論
~プロ野球指導、アテネ五輪でのコーチ経験より~

アテネ五輪で守備走塁コーチを務めた経験を活かし、組織での部下指導に役立つコーチング手法をお伝えします。一人ひとりの個性をしっかりと見極め、その特性に応じた適切な指導を行う大切さを解説。貴重な実体験をもとに、部下の能力を最大限に引き出す具体的なアプローチを提供します。 ×

成功者への大切な要素

人生は成功と失敗の連続だが、その結果が分かれるのは何が違うのか?プロ野球という厳しい勝負の世界を例に、高木豊が鋭い視点で解説しながら語ります。さらに、自らの経験を通じて得た成功の秘訣を紹介します。

・自分自身の弱点を見つめ、自身の力量を知ること
・素直な気持ちになること
・大きな気持ちになること
・常に頭を使うこと

これらの要素が成功への道を開く鍵だと説きます。 ×

野球を通じて学んだこと

アテネオリンピックやプロ野球で培った経験を、一般社会での課題や状況に置き換えてお話しします。また、解雇などの苦い経験から得た教訓も交え、人生の糧となる学びを共有します。ただ話を聞くだけではなく、参加者が積極的に関わる双方向型のスタイルが特徴です。 ×

夢を追い続ける息子たち
~夢を叶えるための心構えを伝えたい~

幼い頃から野球一筋で将来の目標はプロ野球選手と決めていました。高校時代、自分の夢を現実にするために何が必要かを考え、自ら行動を起こしました。その結果、夢を実現し、プロ野球の舞台で輝かしい実績を残しました。現在では、自分の3人の息子たちもそれぞれの夢に向かって活躍しています。子どもたちに、夢を追い続けることの大切さや、それを叶えるための心構えを情熱を込めて伝えます。 ×

夢を追う子どもたち
~共に夢を追う~

3人の息子たちは、それぞれサッカー選手として活躍の場を広げています。野球ではなくサッカーを選んだ息子たちを育てる中で培った「高木流の教育法」について、父親としての視点からお話しします。 ×

汗と涙の日々
~わがプロ野球人生

自身のプロ野球人生を振り返る感動的な講演です。長い現役生活で経験した成功や挫折、厳しい練習やチームメイトとの絆、そして多くの汗と涙を通して得た教訓を熱く語ります。スポーツに励む若者から人生をより豊かにしたいと考える大人まで、多くの方々に勇気と感動を届ける内容です。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

クリックすると、詳細が表示されます。

己(おのれ) 三兄弟をプロサッカー選手に導いた子育て論
父親次第
× 己(おのれ) 三兄弟をプロサッカー選手に導いた子育て論

己(おのれ) 三兄弟をプロサッカー選手に導いた子育て論

「自立した子どもを育てるための38の習慣と言葉」、それをどんなタイミングで、どんな声かけをしてきたのか?
家庭は子どもにとっての基盤であり、今こそ父親のリーダーシップが求められています。父親がしっかりと道を示さなければ、子どもは成長しない!
高木俊幸、高木善朗、高木大輔の三兄弟をプロ選手に育て上げたその方法とは――

★「父の言葉があったからこそ、プロとしてやれる力がついた」
(長男・俊幸/浦和レッドダイヤモンズ所属)
★「お前はわかっているよな、と問いかけてくる父のフレーズが深く心に残っている」
(次男・善朗/東京ヴェルディ1969所属)
★「素晴らしい父の存在を超えることが僕たち三兄弟の宿命」
(三男・大輔/東京ヴェルディ1969所属)

× 父親次第

父親次第

時代遅れだと言われても、男は男らしくあるべきだ!強い子どもを育てるためには、まず良い靴を履かせ、プレッシャーを「おいしい」と感じさせ、考えさせる力を育む…。息子3人がサッカー界で注目を浴びる元プロ野球選手によるユニークな子育て哲学。

著者自身のプロ野球時代の経験に基づいた独自の視点も魅力的。監督やチームメイトとのエピソードも豊富に盛り込まれ、野球界の裏話としても楽しめる内容です。

書籍

  • 己(おのれ) 三兄弟をプロサッカー選手に導いた子育て論(ベースボール・マガジン社)
  • 父親次第(日本経済新聞出版社)

主なタイトル・表彰・記録

  • ダイヤモンドグラブ賞:1回(1983年)
  • 盗塁王:1回(1984年)
  • ベストナイン:3回(1985年、1990年、1991年)
  • オールスターゲームMVP:1回(1985年第1戦)
  • セントラル・リーグ特別表彰:1回(1987年)

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