サニーカミヤさにーかみや

一般社団法人日本防災教育訓練センター代表理事／G4S 警備保障会社セキュリティーコンサルタント／FCR株式会社鉄道の人的災害対応顧問／株式会社レスキュープラス上級災害対策指導官

プロフィール

元福岡市消防局レスキュー隊の小隊長で、国際緊急援助隊員およびニューヨーク州救急隊員として活躍。これまでに救助した人命は1500名を超え、米国に22年間在住し米国国籍を持つ。34カ国で消防や防災に関する経験を積んできたカミヤ氏は、企業や保育園、学校、大学、病院、市町村行政に対する防災対策訓練やBCP策定をサポート。また、防災意識の向上を目指した講演や、国内外の災害リスク、危機管理、防災・防犯、不審者対策やテロ対策などのコンサルティングも手掛けている。消防士の不祥事防止やパワハラ対策、ペットの防災や救急法に関する活動も行っており、NHKなどのメディアに多数出演している。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1981年に福岡市消防局の消防学校で、消防吏員、救急隊員、救助隊員の課程を修了。1993年には博多湾での韓国貨物船沈没事故で乗組員4名を救出し、内閣総理大臣表彰を受ける。1995年に渡米し、ニューヨーク州で救急隊員（EMT-D）や教戒師、国際消防情報協会の企画調査員として活動し、34カ国の消防・防災事情を調査。米国には22年在住した。
2015年には一般社団法人日本防災教育訓練センターの代表理事に就任し、日本国内やアジア各国で防災講演や安全指導、資機材の操作訓練を実施。2016年には世田谷区防災士会理事や、G4S警備保障会社のセキュリティーコンサルタント、FCR株式会社の鉄道災害対応顧問、株式会社レスキュープラスの上級災害対策指導官、ジャパンハート国際緊急救援事業の顧問など、多方面で活躍している。

【防災・救急救命経歴】
福岡市消防局で12年間のレスキュー隊経験
福岡市消防局で6年間の国際救助隊活動
福岡市消防局で4年間の救急隊経験
ニューヨーク州ウェスチェスター郡で2年間のEMT-D（救急隊員）活動
韓国貨物船沈没事故での4名救出により内閣総理大臣表彰
福岡市長表彰や消防局長表彰などの人命救助に関する表彰多数
オーストラリアライフセイビング協会認定のライフセーバー
福岡ライフセービング協会を設立
国際消防・防災ジャーナリスト
海外消防研修のコーディネーターや通訳・翻訳者
海外消防・防災用品の仕入れコンサルタント
防災コンサルタントおよびアドバイザー
減災教育訓練指導員
災害危機管理アドバイザー
危険予知トレーニングのインストラクター
各種防災ワークショップやセミナーの講師

主な講演テーマ

【助かる命を助けるために】あなたの「もしも」が命を守る

環境・自然・防災・BCP
- 防災
- 危機管理・リスクマネジメント(環境)

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地震や水害、噴火、台風などの自然災害、またテロといった人的災害が発生した際に、まずどのようにして自分や家族、仲間を守るのか、そして周囲の危険や二次災害をどのように予測・察知するかを解説します。また、企業ではどのようにして社員の防災意識を高めるか、それぞれの災害に対してどのような準備が必要かなど、具体的でわかりやすく、すぐに実践できる防災術を講演でお伝えします。 ×

ペットの防災と救急法

環境・自然・防災・BCP
- 防災

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繰り返し発生する自然災害に備え、飼い主やペット事業関係者が知っておくべき「ペットの救急法」（心肺蘇生法、止血法、異物除去法など）や「ケガをしたペットへの応急処置」、ペットを伴った避難所対策について講演します。また、災害時にペットが倒壊した建物の下敷きになった場合や生き埋め、壁に挟まった、川に流された際の救助方法、マンホールからの救助法、災害時に役立つロープの結び方なども解説します。この講演では、特に犬と猫を対象にした防災対策に焦点を当てています。 ×

子供を守る学校防災と不審者対応

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保育園や学校（小中高校、大学）における児童・生徒の安全を守るため、各学校の地域特性や災害リスクに応じた対策について講演を行います。自然災害や不審者などの人的危険が発生した際に、職員が取るべき初動対応から、児童・生徒の安全な引き渡し方法、そして学校再開までの具体的な対応手順について、詳しく説明します。 ×

消防組織倫理マネージメント
〜パワハラをしない・させない・見逃さない

ビジネス

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元消防職員が、消防組織の指揮命令系統や階級社会に起因する特有の問題を踏まえ、消防現場におけるパワーハラスメントに対する研修を、消防関係者に分かりやすい言葉で実施します。 ×

今なら間に合う防災対策
～話して知る・伝えて救う・備えて守る～

環境・自然・防災・BCP
- 防災
- 自然

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自然災害に備えるためには、以下の3つのポイントを軸にした自守防災対策が重要です。まず1つ目は、地域の災害リスクに基づき、必要な防災対策を自分たちで考えること。次に2つ目は、考えた内容を話し合い、気づいたことを仲間と共有し、家族や顧客にも伝えること。そして3つ目は、災害時に自分や周囲の命、身体、財産、生活、自由を具体的に守る行動につなげることです。本講演では、個々ができる範囲で備え、災害発生前の生活を持続させるための計画と実践方法をお伝えします。 ×

建設会社が知っておくべき「工事現場の防災知識」
～会社の「事業と財産」、社員の「生命・身体・生活」を守るための初動対応ポイント～

環境・自然・防災・BCP
- 防災
- 安全管理

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大地震による被害規模や発生時の対応について理解を深め、適切に対処できる心構えを身につけるとともに、建設防災の知識を具体的に学び、実践力を養うことを目指します。

（1）首都直下型地震が発生した場合の影響
- 発災直後のライフラインや交通施設の被害状況について
（2）工事現場で大地震に直面した際の初期対応
（3）工事現場での安全確保と被害拡大防止策
（4）状況シミュレーション訓練　
- 例: 震度6弱、M7の大規模地震が土木工事中や改修工事中に発生した場合
- 発生日時例: 夏の午後3時、冬の午後5時、休日夜間など
（5）緊急時の優先事項
（6）倒壊した建設資材からの救助・救命・応急処置の方法
（7）119番通報時のポイント（建設現場での多数外傷事故の例）
（8）消防到着までの応急処置の重要性
（9）各種災害支援金の知識
（10）被災状況予測訓練の重要性とその効果
（11）予測訓練での「早送りと巻き戻し」を活用した対応の準備
（12）資源の有効利用と助け合いの精神を持って対応する方法 ×