水津陽子 すいづようこ
合同会社フォーティR&C 代表
プロフィール
島根県で生まれる。島根県立浜田高校を卒業後、石油会社や官公署、税務会計事務所などでの勤務を経て、1998年に行政書士および経営コンサルタントとして独立。
独立当初は、起業支援セミナーや中小企業の経営指導、商店街活性化のアドバイザー、会社やNPOの設立支援などを中心に活動。自身でまちづくりNPOを設立し、都市農村交流事業やまちづくりイベント、市民メディア番組の企画・運営に従事。
2000年代には、平成の大合併に関連して地方自治体の地域再生計画や合併後の観光ビジョンの策定、新たな観光づくりに携わる。
現在は、地域資源を活用した地域ブランドの構築や観光振興、協働推進、自治会・町内会の活性化などに重点を置いた企画コンサルティング、講演、調査研究、執筆活動を行っている。
これまでの講演本数は1000本を超え、自治体職員や地方議会議員の研修も多数手掛けている。日経ビジネスオンライン、マイナビニュース、日経新聞などで連載や記事の監修、取材協力の実績がある。
保有する国家資格は行政書士およびFP技能士で、行政書士としての登録は1998年6月1日から2013年7月31日まで。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1980年: 石油荷役株式会社(現・ニヤクコーポレーション)に入社
1988年: 浜田市役所(福祉事務所、税務課)、島根県(学校事務)などの官公署に勤務
1994年: 税務会計事務所にて、財務会計や法人税、相続税、個人所得税の税務申告業務に従事
1998年: 経営コンサルタントおよび行政書士として独立開業。起業支援や中小企業の経営指導、商店街の活性化アドバイザー、会社およびNPO設立支援を行う
1999年: 東京都北区にてまちづくりNPOを設立。地域ポータルサイト、ケーブルテレビでの市民メディア番組制作、まちづくりイベントの企画・運営に従事
2002年: NPO法人ライフ・ワーク・アンド・コミュニティを設立し、都市農村交流事業や地域体験学習、まちづくりイベントの企画・コーディネートを担当
2003年: 総務省のeまちづくり事業に参加し、地域のIT化を推進。平成の大合併における地域再生計画や合併後の自治体観光ビジョンの策定、事業の企画・コンサルティングを手掛ける
2006年: 三位一体の改革後、地域の魅力や資源を活用した地域ブランドの構築、観光振興、地域人材の育成、地域を巻き込むまちづくりの支援に注力
2014年: 地方創生法に関連し、衆議院経済産業委員会に参考人として出席
2021年: 総務省「地域コミュニティに関する研究会」の構成員として活動
2022年: 都筑区の「地域活動と人とのつながりづくり」に関するアンケート調査および分析提言を実施
2022年: 「韮崎市自治会改革検討委員会」のアドバイザーを務める
2023年: 「八尾市町会組織との協働のあり方検討会議」のアドバイザーとして活動
主な講演テーマ
加入率の低下、担い手不足を解消!
自治会・町内会の活性化
加入率の低下や役員の高齢化、さらには役員の不足といった課題に直面している自治会や町内会。新しい参加者や担い手を引き入れるために、今こそ運営や活動のスタイルを見直す必要があります。昭和から令和にかけての自治会・町内会の運営や活動を最新の形にアップデートし、先進的な事例を通じて有益なアイデアやヒントを提供します。 ×
自治会・町内会のお悩み解決!
今更聞けない、運営の基礎
自治会や町内会の運営において必要な規約の整備、会計処理、総会の運営、個人情報保護法への対応など、基本的な知識をしっかりと学ぶことが求められます。この講座では、円滑な組織運営や会議の進行、そして活動の課題解決に役立つ実践的なノウハウを伝授し、具体的なスキルを身につけるサポートをします。 ×
自治会・町内会の魅力的な広報チラシづくり実践講座
加入率の低下や活動の担い手不足、イベント参加者の減少と固定化に悩む自治会・町内会のために、魅力的な広報チラシの作成ノウハウを学べる講座を提供します。講義だけでなく、実際にチラシ作成を行う演習も含まれており、実践的なスキルを身につけることができます。 ×
協働推進、共助コミュニティ、地域活動の担い手発掘と育成講座
令和の時代において求められる協働の推進や地域活動のリーダー育成、共助コミュニティの活性化を目指します。これに必要な組織運営や活動の活性化に関する知識とノウハウを学び、地域の発展に貢献します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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めざせ、担い手不足解消! 自治会・町内会 負担軽減&IT活用事例ブック
自治会や町内会のルールや組織運営を「昭和」から「令和」へと進化させましょう!
2021年7月、総務省により「地域コミュニティに関する研究会」が設立され、全国1741市区町村を対象にアンケートが実施されました。本書では、その結果から浮かび上がった自治会・町内会および自治体の現状と課題について、地域活性化コンサルタントである著者が詳しく解説します。
こうして地域のリスクに備える! 令和・アフターコロナの自治会・町内会運営ガイドブック
「いざという時、遠くの親戚よりも頼りになるのは近くの自治会・町内会!」
地域で「共助力」を高め、あなたと家族を守りましょう。
近年、日本各地で大雨や台風などの大規模災害が頻発しています。また、首都直下型地震のリスクも現実的に指摘されています。これらの災害に対処するために、個人の自助、自治体による公助とともに、地域全体で助け合う「共助」の力が重要になっています。自治会・町内会は、まさにその「共助」の中心となるべき存在です。
しかし、多くの自治会・町内会は加入者の減少や高齢化に悩まされ、さらには新型コロナウイルスの影響で回覧板や総会の中止、会費徴収の困難など、運営に大きな課題を抱えています。著者である地域活性化コンサルタントは、こうした現状に対して次のように提言します。
「時代は変わっているのに、自治会・町内会は昭和の運営方法を続けています。加入者が増えない理由は、現代のニーズに対応していないからです。コロナ禍という危機をチャンスと捉え、自治会・町内会のあり方を大きく変革すべき時です。」
リモートワークの広がりにより、働き盛りの世代が地域で過ごす時間が増え、移住者も増加するでしょう。いまこそ自治会・町内会を進化させ、地域の防災・減災はもちろん、空き家や高齢化、孤独死といった課題に対応していく時です。
本書では、これらのリスクや課題に備え、持続可能な運営方法について具体的に紹介しています。
トラブル解消、上手に運営! 自治会・町内会 お悩み解決実践ブック
自治会・町内会の役員になった人、必読!
(1)入会・退会にまつわるトラブルや嫌がらせ
(2)不透明な運営、役の押し付けトラブル
(3)役員の飲食や資金流用など、お金にまつわるトラブル
(4)会費に含まれる神社費用のトラブル
(5)赤い羽根や歳末助け合い、募金の徴収トラブル
(6)違法な献金や届け物など、政治家にまつわるトラブル
(7)名簿、個人情報の取り扱いトラブル
(8)会費を自動徴収されるなど、集合住宅でのトラブル
(9)災害時、加入していないと不利益があるのか
(10)負担が大きい回覧板をやめたい
(11)ご近所トラブルの解決はどこまで?
(12)活動で怪我をした場合など、補償はどうなる?
(13)行政の下請け、負担の増大にもう耐えられない
(14)連合会は負担、脱会したい
こういった疑問に、わかりやすく解説!
運営に関する基礎常識、課題解決においても網羅!
また、先進して運営している自治会・町内会の事例も紹介!
日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地
2月、静かに降り積もる雪の中、夜になると茅葺き屋根がライトアップされ、幻想的な輝きを放つ白川郷。その美しさに、訪れる人々の感嘆の声が上がります。最近では、その声の中に外国語も多く聞こえるようになりました。
岐阜県高山市は、白川郷や上高地、乗鞍、立山への玄関口として知られています。かつては観光案内や標識が日本語のみで、外国人にとっては決して観光しやすい場所とは言えませんでした。しかし今では、年間20万人以上の外国人観光客を迎え入れる観光地へと変貌を遂げました。
その成功の裏には、観光サイトや標識の多言語対応や、100人を超えるボランティア通訳者の支援など、細やかな対策と戦略がありました。これにより、白川郷をはじめとする高山市周辺の観光地が、さらに多くの外国人で賑わう日はそう遠くないでしょう。
ただし、長年の取り組みで外国人を惹きつけた高山市に対し、まだ対応が不十分で遅れを取っている観光地も少なくありません。政府は2020年の東京オリンピックまでに、訪日外国人旅行者数を2000万人に増やす目標を掲げています。これを達成するには、さらなる取り組みが必要です。
本書では、地域再生を専門とする著者が、外国人旅行者の視点から見た日本の魅力や、日本人が気づいていない観光資源について分析しています。
私たち日本人には当たり前に映る風景や文化も、外国人にとっては非常に魅力的に感じられることがあります。見落としている観光資源や、新たな観光のヒントがこの本には詰まっています。
「日本が世界に発信すべき観光資源や価値とは何か?それは、私たちが普段思っているものとは異なるかもしれません。」
著者が本書で述べている意味を、ぜひその目で確かめてください。
テレビ
- テレビ東京「NIKKEI STYLE on TV」
- フジテレビ「とくダネ!」「あしたのニュース」
新聞
- 日本経済新聞
- 読売新聞
- 毎日新聞
- 日経MJ
- 朝日新聞
- 毎日新聞
- 全国農業新聞
- 神奈川新聞
- 静岡新聞
- 東奥日報 など
雑誌
- ぎょうせい「ガバナンス」
- 日本工業出版「流通ネットワーキング」
- 近代セールス社「近代セールス」
- 商工中金経済研究所「商工ジャーナル」
- 日本広告業協会「JAAA Report」
- 日経BP社「日経ウーマン」
- 宝島社「大人のおしゃれ手帖」
- 日経BP社「日経ウーマン」など
WEB
- 日経ビジネスオンライン
- 日経スタイル
- マイナビニュース
- 日経ウーマンオンライン
- HANJO など
連載・執筆
- 日経ビジネスオンライン 「日本人だけが知らない新ニッポンツーリズム」
- 日経スタイル 「水津陽子のちょっとディープ旅」
- マイナビニュース 「地域レポート」
書籍
- めざせ、担い手不足解消! 自治会・町内会 負担軽減&IT活用事例ブック(実業之日本社)
- こうして地域のリスクに備える! 令和・アフターコロナの自治会・町内会運営ガイドブック(実業之日本社)
- トラブル解消、上手に運営! 自治会・町内会 お悩み解決実践ブック(実業之日本社)
- 日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地(日経BP)
- ロハスビジネス(朝日新聞社)
その他・審議会委員など
- 環境省「国立公園伊豆諸島における自然文化資源を活用した魅力創造事業」
- 社会経済生産性本部「ワーク・ライフ・バランス委員会」
- 文部科学省「子どもの生活習慣づくり支援事業」事業選定委員会
- 経済産業省e‐life戦略会議審議委員
- 東京都文京区教育改革審議委員、都市計画審議委員
- 東京都北区産業振興委員、区民活動促進検討委員会委員など
講演実績
講演
- 東京都目黒区「地域コミュニティのSDGs、持続可能な地域社会」
- 宇都宮市自治会シンポジウム「誰もが参加しやすい自治会」
- 名古屋市中村区「地域活動における地域と企業の関わり方」
- 愛知県名古屋市中村区「 ITを活用した町内会加入促進の講演会」
- 札幌市「町内会ささえあい条例とこれからの町内会を考える」
- 日経地方創生フォーラム「アフターコロナの地方創生」
- 兵庫県「これからの自治会活動を考える」
- 岩手県盛岡市コミュニティリーダー研修会「担い手不足解消へ」
- 岡山市「できるだけ楽しませんか?地域活動」
- 江南市「彩色まちづくりゼミナール~自治会運営お役立ちセミナー」
- 甲斐市自治会連合会竜王支部研修会「役員負担軽減とデジタル化」
- 波佐見町「少子高齢化.人口減少の中、自治体.自治会運営の在り方」
- 大分市「自治会運営の負担軽減と新たな参加者を呼び込むヒント」
- 亀山市地域担い手研修「活動に現役世代を呼び込むには」
- 知立市「時代の変化、今の住民ニーズにマッチした町内会とは」
- 小牧市区長会「自治組織活性化、人材発掘・育成」
- 龍ヶ崎市住民自治組織連絡協議会「加入率低下、担い手不足解消」
- 富士見市町会長連合会研修会「新たな参加、担い手を呼込むには」
- 大泉町自治会長研修「自治会加入率の低下、担い手不足の解消」
- 川崎市中原区「町内会・自治会活動の活性化について」
- 川越市本庁管内自治会連絡会「自治会~山積する課題の解決」
- 新発田市自治会連合会「自治会・町内会の持続的な運営を目指して」
- 宇部市地域活動の日講演会「チイキのチカラを活用するために」
- 一宮市「地域コミュニティ活動の課題と解決」
- おいらせ町連合町内会「町内会の課題解決、担い手獲得」
- 岐阜観光コンベンション協会「ホスピタリティ講演会」
- 音更町町内会役員研修会「町内会活性化、担い手獲得」
- 川崎市多摩区「担い手不足解消、後任育成」
- 亀山市地域担い手研修「負担軽減と大規模災害への取組み」
- 川越市山田地区各種団体長等連絡協議会「魅力的な地域活動とは」
- 滋賀県草津市「町内会長まちづくり・ひとづくりシンポジウム」
- 石川県小松市「町内会運営の課題解決のヒントを探る」
- 東京都日の出町自治会長連合会「今、求められる自治会の運営」
- 神奈川県横須賀市「自治会・町内会の課題解決に向けた研修会」
- 茨城県鹿嶋市「時代の変化、住民ニーズにマッチした自治会」
- 茨城県つくばみらい市「行政協力員・行政区代表者区長会研修会」
- 目黒区「マンション・アパート住民との関係づくり」
- 大阪府和泉市ICTに関する研修会「町会・自治会のICTの活用」
- 島根県社会福祉協議会「コミュニティソーシャルワーカー研修会」
研修
- 目黒区「地域コミュニティ基礎 地域の担い手と自治体の役割」
- 千代田区議会「町会の支援のための条例制定に向けた勉強会」
- 地域問題研究所「市町村ゼミナール~持続可能な自治会・町内会」
- 長崎市ながさき自治振興推進大会「自治会のあり方について」
- 八尾市「持続可能性の高い町会・自治会~自治体の果たす役割と施策」
- 三原市議会総務財務委員会研修会「地域コミュニティの活性化」
- 全国市町村国際文化研究所「政策実務研修~地域が稼ぐ観光戦略」
- 千葉県市議会議長会「地域資源を活用した地域・まちおこし」
- 茨城県市議会議員研修会「地域資源活用における活性化」
- 日本赤十字社「自分の住む地域について考えるきっかけに」
- 内閣府「休眠預金活用シンポジウム」第二部パネルディスカッション
- 大阪市「市民協働職員研修 基礎編」
イベント
- 富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念式典(基調講演・コーディネーター)
- Rakuten Opitimism Conference2019 ビジネスカンファレンス 地方創生の未来