岡下真弓 おかしたまゆみ
ヘルスクリエーター/薬剤師/フェムテックコーディネーター
プロフィール
薬局薬剤師として患者に指導を続ける中で、来局する女性の悩みが変わってきたことに気づき、病気や不調が出る前に事前のケアが必要だと感じ、2016年以降パラレルキャリアを始めた。主な活動は女性ホルモンに関する啓発だ。さらに分析を進めた結果、女性活躍推進のリーダーに抜擢されたものの、心身のバランスを崩して社会復帰できない女性が多いことがわかった。また、男性も女性リーダーを支えるために裏方に徹し、精神的に苦痛を感じていることが判明した。男女の体のつくりの違いが、男性基準の働き方や社会の基準で、男女双方に負担をかけているのではないかと考え、ジェンダード・イノベーションの視点から生物・心理・社会的に分析し、活動や講演会を行ってきた。互いの違いを理解し、サポートし合える環境こそが真の健康経営だと考え、その実現を目指して活動を続けている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
薬学部を卒業後、化粧品会社に勤務。夫の転勤に伴い退職。
その後、医薬品卸会社で管理薬剤師として入社。再び夫の海外転勤に合わせて退職し、帰国後、薬局でのキャリアをスタートさせ、20年以上にわたり調剤薬局薬剤師としての経験を積む。
夫の転勤や家族の都合に応じ、正社員から契約社員、パートなどあらゆる働き方を行ってきた。
医療現場での経験を通じて、現代医療制度では解決できない課題もあることを痛感し、オンライン診療に興味を抱き、自費診療プラットフォームに入職。顧客のニーズに寄り添う医療者として、マーケティング補佐や、医療機関に長く携わってきた経験を活かし医薬品管理,省庁とのやりとりなど多岐にわたる責務を果たした。
現在は業務委託で美容クリニックのアドバイザーなどを行っている。
主な講演テーマ
働く女性の健康セミナー
女性特有の健康課題や、ワークライフバランスの重要性について説明。管理者として知っておくべき法的配慮、メンタルヘルスケア、キャリア支援などの実践的アプローチ、多様性を尊重した職場づくりのヒントを提供しました。女性社員の活躍を促進し、組織全体の生産性向上につながる健康経営の実現を目指すサポートを行いま した。 ×
男女が抱える健康課題(更年期)
男女それぞれが直面する更年期の健康課題と、職場におけるその影響を解説しました。ホルモンバランスの変化がもたらす身体的・精神的症状、パフォーマンスへの影響、そして適切なサポート方法及び管理者として知っておくべき配慮点や、働き方の調整など、実践的な対応策を提供し、全ての従業員が活躍できる職場環境づくりをサポートする内容を提供しました。 ×
性差の視点が新たな市場を作る・ジェンダード・イノベーション
性差を考慮した製品・サービス開発の重要性と可能性を提供しました。男女の生物学的・社会的違いを理解し、それらを活かしたイノベーションの事例を紹介。中小企業経営者や新規事業開発担当者向けに、性差視点を取り入れた市場戦略立案のヒントを提供し、新たなビジネスチャンスの創出を支援しました。 ×
書籍・メディア出演
メディア
- Abema news 専門家として出演
- 日経WOMAN2023年6月号
- サンテレビ 「あんてなさん」
- 赤ちゃんが欲しい
- @dime ライフスタイル
- 日経aria
- City・living
連載
- DRUG magazine隔月 連載中「イノベーション薬剤師日記 現場こそが最善の マーケティング」
講演実績
- 健康博覧会
- 積水ハウス
- パナソニック
- ネスレ日本・中西金属
- 大阪門真市・イズミヤ門真店
- 大阪商工会議所
- 大阪産業創造館
- 関西学院大学
- 日本アロマコーディネーター協会
お客様の声
知っているようでよくわからない女性ホルモンの仕組み講座
ホルモンの事は誰にも相談できず、今まで自分だけが悩んでいると思っていた。他 の人も同じように悩んでいること、仕事も体調が悪いときは無理をしなくて良いこ とを教えてもらえてよかったです。また男女問わずもっと他の人にも知ってもらい たい内容です。
いきいきと働くための健康講座
男性管理者を含むリモートワーク中の方、全国各地の営業所、工場などあらゆる部 署の方にむけて同時配信を行った。また研修結果をホワイト500の継続取得申請 時に利用し継続して取得できました。
働く女性の心身の健康とウエル ・ビーイング
講師が医療現場にいたからこその、リアルな声が聞けて自分ごとと捉える事ができ ました。キャリアデザインを描く上で、ホルモンのことやライフプラン、またパート ナーの健康についても知っておく事が大事だとわかりました。