丸山顯德 まるやまあきのり
花園大学名誉教授/文学博士
プロフィール
専門分野は日本古代文学、日本民俗学。日本古代文学、沖縄の伝承話、神話学、民話学、仏教説話を研究領域・テーマとしている。東福寺派蔵主(臨済宗)。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1977年3月に立命館大学大学院文学研究科の博士課程を単位取得満期退学し、その後、1979年4月に四条畷学園女子短期大学で講師としてのキャリアをスタートさせ、1983年4月には助教授に昇格。1992年4月には花園大学文学部で助教授として教鞭をとり、1994年4月に教授に就任した。1995年4月には「日本霊異記説話の研究」により文学博士号を取得し、同年まで国立民族学博物館で共同研究員も務めた。2001年2月には大本山東福寺の藏主に就任し、2012年4月には花園大学で特任教授として教育活動を続け、同時に日本国語国学研究所の代表も務めた。2018年3月には花園大学から名誉教授の称号を授与された。
古事記学会(理事)、説話・伝承学会(委員)、比較神話学研究組織(連携研究者)、奄美沖縄民間文芸学会(委員)、日本山岳修験学会(会員)、NPO法人沖縄伝承話資料センター(理事)、環太平洋神話研究会(幹事)、日本文化学会AI(事務局長)、日本国語国学研究所(代表)などに所属。
主な講演テーマ
日本の神話・民話
『古事記』や『日本書紀』に描かれる日本の神々に焦点を当て、これらの神話を通じて日本人のアイデンティティを解明していきます。
「口承神話伝説の諸相」(勉誠出版)や「古代文学と琉球説話」(三弥井書店)をご参考にしてください。 ×
沖縄の神話・民話
沖縄の伝承話に関する30数年にわたるフィールドワークの経験(昭和48年8月以来、現在までに125回訪問)に基づいてお話しします。
「沖縄民間説話の研究」(勉誠出版)や「沖縄の民話と他界観」(海鳴社)をご参考にしてください。 ×
洪水、大津波などの話
沖縄県で江戸時代に起きた明和の大津波の出来事と、その後の津波にまつわる民間伝承についてお話しします。
「世界の洪水神話」(勉誠出版)をご参考にしてください。 ×
国語表現法、文章表現法
実際の文章の作成方法についてお話しします。
「ワークブック国語表現」や「キャリアアップ国語表現法」(初版から12訂版、嵯峨野書院)をご参考にしてください。 ×
万葉集
日本文学の中で最も古い歌集を紹介します。白鳳時代の人麻呂や額田王などの素晴らしい歌が収められています。
「これからの日本文学」(金壽堂出版)をご参考にしてください。 ×
書籍・メディア出演
単著
- 『沖縄の民話と他界観』(海鳴社)
- 『日本霊異記説話の研究』(桜楓社)
- 『沖縄民間説話の研究』(勉誠社)
- 『古代文学と琉球説話』(三弥井書店)
- 『口承神話伝説の諸相』(勉誠出版)
共編著
- 『西浅井の昔話』(西浅井町)
- 『東吉野の民話』竹原威滋共編(東吉野村教育委員会)
- 『国頭の昔話』(同朋舎出版)
- 『吉野民間説話調査報告』(名古屋大学国際開発研究科)
- 『新国語表現法』真下厚共編著(啓文社)
- 『世界の龍の話』竹原威滋共編著(三弥井書店)
- 『ワークブック国語表現法』(嵯峨野書院)
- 『キャリアアップ国語表現法』(嵯峨野書院)
- 『これからの日本文学』西端幸雄・廣田收・三浦俊介共編著(金壽堂出版)
- 『琉球の伝承を歩く-波照間島・黒島・西表島の伝説・神話』狩俣恵一共編(三弥井書店)
- 『語りつぐ吉野の民話』(金壽堂出版)
- 『奈良市民間説話調査報告』竹原威滋代表編著 進藤秀樹共編(奈良教育大学)
- 『世界の洪水神話 海に浮かぶ文明』篠田知和基共編(勉誠出版)
- 『奈良伝説探訪』(三弥井書店)
- 『世界神話伝説大事典』篠田知和基共編(勉誠出版)
- 『大和の歴史と伝説を訪ねて』(三弥井書店)
- 「世界の竜の話」(三弥井書店)
メディア
- 毎日放送テレビ
- NHKラジオ「ラジオ深夜便」
- 京都放送「私の授業」
講演実績
- 近鉄文化サロン(橿原、上本町、阿倍野)
- NHK文化センター(森ノ宮教室)
- 神戸新聞文化センター(三ノ宮)
- 神戸女子大学オープンカレッジ(三ノ宮)
- 朝日カルチャー(京都・芦屋)
- 近鉄カルチャーセンター
- 毎日文化サロン(大阪)
- 日中文化芸術専門学校(天王寺)