尾林誉史 おばやしたかふみ
経歴
1975年、東京生まれ。
東京大学理学部化学科卒業後、株式会社リクルートに入社。
リクルート時代、社内外や年次を問わず発生するメンタル問題に多数遭遇、解決に向けて付き添う中で目にした産業医の現状に落胆するも、とあるクリニックの精神科医の働き方に感銘を受ける。
2006年、産業医を志し退職。退職後、弘前大学医学部に学士編入。
東京都立松沢病院にて臨床初期研修修了後、東京大学医学部附属病院精神神経科に所属。
現在、note、面白法人カヤック、ジモティーなど20社弱の企業にて、産業医およびカウンセリング業務を務めるほか、メディアでも積極的に発信を行っている。
主な講演テーマ
書籍・メディア出演
書籍紹介
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元サラリーマンの精神科医が教える 働く人のためのメンタルヘルス術
日本では、毎年100万人前後が発症するという、うつ病。
ここ数年のコロナ禍でその傾向は強まり、さらに不安障害に悩む人も増えている。
東大卒業後、リクルートに入社し、
営業職として過酷な最前線で闘う中で自身も心のバランスをくずしかけた著者は、
日本の精神科・心療内科のかかえる問題点に気づき、
それに立ち向かうため、精神科医の道を歩むこととなった。
現在、自身のクリニックで診療にあたりながら、20社弱の企業の産業医を務めている。
本書では、
メンタルの変化に悩み始めた(心の水位が下がってきた)人のために、
現状の把握の仕方、回復のためにやるべきこと、
医療機関とのつきあい方、治療について、薬について、
回復(リワーク)までの段階について、といった具体的な対処法を提案する。
事例として、
30代女性(リモート体制での転職で、追い詰められ発症)、
30代男性(常軌を逸した長時間勤務で倒れ、発症)の、
発症から回復までの流れを追い、担当医としての著者の見解も掲載。
――――
クリニックを訪れる患者さんに、
「私は、元に戻れるんでしょうか?」
と、よく聞かれます。
僕は、「元には戻れません」と答えます。
皆さんが絶望的な顔をします。
僕は、言います。
「前よりも、もっといい状態になりますよ」
――――
本書では、
メンタル不調を自覚した段階から、
最もいい回復をするために知ってほしいことを、お話していきたいと思います。
メンタル不調は、それによってその方の人格や人間性が変わってしまうものでも、
今後のことが駄目になってしまうものではありません。
回復して、前よりさらに良くなっていけることを、
知っていただきたいと願っています。
―――はじめにより
■目次
●第1章 心の水位が下がってどうしようかと思ったら
コラム1 メンタル不調ではないかと思ったら
仕事の量、質、人間関係に改善の余地があるかどうか考える
・メンタル関連で病院に行っても精神安定剤をだされるだけと聞きましたが、
それでも受信したほうがいいのでしょうか?
・精神科で処方される薬を飲むと、廃人のようになってしまうと聞きましたが、
本当ですか?
・病院を選ぼうとネットを見たら、悪い話が書かれているところばかりでした。
●第2章 クリニック・ドクターの選び方
・病院を選ぶときには、心療内科、精神科、メンタルクリニック、どこがいい?
・ネットが参考にならないなら、どうやって病院選びをしたらいいですか?
・コラム2 本来の精神科の治療の形は初診は2時間。
症状だけではなく、生い立ちや性格まで聞かれる
・コラム3 5分心療でまわさないと黒字になりにくい、精神科の診療報酬制度。
ほか
●第3章 どうやって治っていくか
●第4章 治療・薬などで知っておいた方がいいこと
■著者尾林誉史
がんばらない めんどくさくない人間関係を築くコツ
「人間関係ってめんどくさい……」と考えたことはありませんか?
例えば、
・終業間際に仕事を頼まれる。
・行きたくないランチや飲み会を断れない。
・空気が読めなくて相手を怒らせてしまう。
・仲良しだと思っていた人から陰口を言われて落ち込む。
・ゲーム仲間から暴言を吐かれて辛い。
・SNSを見るとみんながリア充に見えて妬ましい。
など、人によっていろんな悩みがありますよね。 現代では多くの人と人間関係を築く必要があるため、
人付き合いに疲れきっている人は多いのではないでしょうか。
「これ以上がんばることはできない」と思うことも多いはず。
本書は、上記のような共感できる悩みを43CASE掲載し、
CASEごとにがんばらなくてもできる、気持ちが楽になる考え方や、
人と付き合いやすくなるコツを紹介しました。
家庭、職場、SNSなど様々な場面で役立てることができます。
つい、がんばってしまいがちな人間関係ですが、
肩の力を抜いているほうが、うまくいくかもしれません。
がんばってきたあなたが少しでもラクになりますように。
【目次】
第1章 「くらべたがる人」がめんどう
第2章 「ねっとりした関係」がしんどい
第3章 「不機嫌な人」に巻き込まれる
第4章 「境界線を越えてくる人」と距離がとれない
第5章 「わずらわしいSNS」なのに手放せない
第6章 「人との会話」がスムーズにできない
第7章 「気にしすぎ」で心が折れそう
【著者紹介】(フリ仮名)
尾林 誉史(おばやし たかふみ)
産業医。精神科医。
VISION PARTNERメンタルクリニック四谷院長。
東京大学医学部附属病院精神神経科に所属。
現在は16社の企業にて産業医およびカウンセリング業務を務めるほか、メディアでも積極的に発信を行っている。
著書に『先生! 毎日けっこうしんどいです。元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた』(かんき出版)など。
先生!毎日けっこうしんどいです。 元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた
人の失敗を喜んでもいい!?
モヤモヤを抱えるあなたに
リクルートを辞めた精神科医が贈る読む処方箋
「職場の人間関係が面倒くさい」
「頑張らないといけないのはわかっているけど頑張れない」
「あの人は何もかもうまくいっていて、自分はなんてダメなんだ」
……いつの時代も、働く人々の悩みは尽きません。
本書ではリクルートを辞めて精神科医になった著者が、
働く人々のお悩みベスト50に答えます。
「人が失敗すると内心喜んでしまう……」
↓
「それってそんなに悪いこと」?
「何を言っても否定してくる人がいて気が滅入る……」
↓
「『なんて残念な人なのだろう……』と心の中で拝んでおきましょう」
「仕事がうまくいかなくてつらい……」
↓
「他力本願でOK! 」
不安でモヤモヤぐるぐるした気持ちは、
クスっと笑いながら晴らしちゃいましょう!
【目次】
Chapter1 自分の内面のモヤモヤ ベスト10
Chapter2 人間関係のモヤモヤ ベスト10
Chapter3 生きづらさのモヤモヤ ベスト10
Chapter4 仕事のモヤモヤ ベスト10
Chapter5 日常のモヤモヤ ベスト10
企業はメンタルヘルスとどう向き合うか 経営戦略としての産業医
健康を気遣う企業は、なぜ伸びるのか
企業にとっての最大の財産は、従業員。従業員が心身共に健康な状態で仕事に取り組めなければ、企業の発展はありえません。
企業におけるメンタルヘルスの問題は深刻化・多様化しており、この問題の放置による被害は拡大の一途をたどっています。生産性の低下、離職がもたらす風評被害、市場の失望による株価の下落……。従業員のメンタルヘルスの維持・増進は、今や企業経営の最重要テーマです。
本書では、専門の産業医の立場から、企業のあるべき姿について、具体例を挙げてアドバイスしています。
人事担当者・労務担当者必読の好著!
- 「元サラリーマンの精神科医が教える 働く人のためのメンタルヘルス術」(あさ出版)
- 「がんばらない めんどくさくない人間関係を築くコツ」(ナツメ社)
- 「先生!毎日けっこうしんどいです。 元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた」(かんき出版)
- 「企業はメンタルヘルスとどう向き合うか 経営戦略としての産業医」(祥伝社)
- TOKYO FM「未来授業」
- 東洋経済オンライン
- 女性セブン
- 日本生命情報誌「経営情報」(健康経営に関するコラム連載中)
- 他多数