豊来家板里 ほうらいやばんり

豊来家板里

太神楽曲芸師

プロフィール

パフォーマー「揚野バンリ」として舞台で活動する傍ら、2006年からは伝統芸である太神楽曲芸を、名匠・ラッキー幸治のもとで本格的に学び始める。
豊来家一門に所属し、数々の演目を習得。心斎橋角座や天満天神繁昌亭などの寄席をはじめ、国内外での公演にも精力的に取り組んでいる。
講演では、実際の太神楽曲芸の実演や体験型バランスワークショップを交えて伝える。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1987年、パントマイムカンパニー「ママコ ザ マイム」出身のフジイオサム師に師事し、パントマイムの修行をスタート。その後、サーカスの基礎訓練やジャグリング(曲芸)の技術にも磨きをかける。
2002年には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおいて初代日本人パレードジャグラーとして抜擢されるなど、パフォーマー「揚野バンリ」として多方面で活躍。
2006年より、400年以上の歴史を誇る伝統芸能・太神楽曲芸の継承者である曲芸師・ラッキー幸治のもとで本格的な修行を開始。
現在は、豊来家一門の曲芸師として数々の技を習得し、心斎橋角座や天満天神繁昌亭などの寄席をはじめ、海外でも公演を行うなど、国内外で精力的に活動中。
なお、豊来家一門会としては、2016年度に文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。

●太神楽曲芸とは?
伊勢神宮や熱田神宮をはじめとする多くの神社を発祥とする太神楽は、江戸の開府とともに獅子舞を連れて氏子の家々を巡り、お祓いを行う風習として広まりました。
もともとは神様への奉納や氏子への祈祷を中心とした神事芸能でしたが、寄席文化の誕生とともに舞台芸能へと形を変えていきます。獅子舞の余興として披露されていた曲芸が発展し、「太神楽曲芸」として江戸時代に確立。以降、日本の伝統芸能として現代に受け継がれています。
現在では、寄席はもちろんのこと、お正月や結婚式などのおめでたい場面でも頻繁に演じられ、人々に福をもたらす縁起の良い芸として親しまれています。

●揚野バンリの経歴
1987年11月~1992年6月
パントマイムを、ママコザマイム出身のフジイオサム師に師事。
「オサムS’マイム」のメンバーとして舞台やイベントに出演しながら、弟子として修業を積む。
1992年8月
アフタークラウディーカンパニー主催「国際サーカス村ワークショップ」に参加。
サーカス技の基本訓練を左公社(中国雑技団)、クラウニングをサーシャ(ロシア)、ジャグリングをスティーブ・カイム(アメリカ)に師事し、基礎を学ぶ。
1997年6月
喜味こいし・夢路いとし両師匠による「いとこい一座」に参加。これを機に寄席へも出演を始める。
2002年6月~2003年2月
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)「ハリウッド・プレミア・パレード」にて、初代日本人ジャグラーとして出演。
2004年1月~現在
USJにて、パレードジャグラーとしてのヘルプ出演のほか、各種グループイベントや「ハリウッド・プレミア・パーティー(カウントダウン’05、’06)」などに多数出演。
2006年~現在
「コメディジャグリングショー」「パントマイムショー」「ロービングパフォーマンス」の3つのスタイルで全国各地にて活動中。

●揚野バンリの主な受賞歴
・1992年 ハロウィン パフォーマンスコンテスト’92(準優勝)
・1995年 天保山ワールドパフォーマンスコンペティション’95(一般参加部門・優勝)
・1996年 神戸ハーバーランドモザイク大道芸人コンテスト’96(準優勝)
・2000年 天保山ワールドパフォーマンスコンペティション2000(審査員特別賞)
・2000年 岸和田カンカンベイサイドモール2000年度(年間MVP賞)
・2005年 天保山ワールドパフォーマンスコンペティション2005(大阪市長賞・優勝)

主な講演テーマ

曲芸も人生もバランスが大事
~曲芸師が語るバランスの極意~

講演とバランス体験、太神楽曲芸の実演を行います。

●演目
【傘の曲】和傘の上で鞠や升を回す、末広がりの縁起の良い曲芸
【一つ鞠の曲】大きな鞠と、二本の撥を投げ分ける曲芸
【水雲井の曲】水の入ったコップを、長竿の上に置き立て分ける曲芸
【長撥の曲】長い撥一本と、短い撥二本を操る曲芸
【祗園鞠】大小二つの鞠と、扇子を投げ分ける曲芸
【五階茶碗の曲】茶碗を長竿の上に積み上げ、立て分ける曲芸 ×

書籍・メディア出演

メディア

  • NHK朝ドラ【わろてんか】旅芸人一座の曲芸師役
  • 市川 海老蔵 主演【石川五右衛門】曲芸師役俳優の手元吹替
  • 水谷 豊 主演【無用庵隠居修行2】辻芸人役
  • 溝端 淳平 主演【立花登青春手控え3】辻芸人役
  • ABCラジオ【ドッキリ!ハッキリ!三代澤康です】
  • ラジオ関西【おはようラジ関演芸】【原田 伸郎の のびのび金ようび】【恋愛Voyage】
  • ラジオ大阪【hanashikaの時間】

講演実績

  • 一般社団法人 滋賀県自動車整備振興会 湖東支部
  • 愛媛県上島町魚島文化祭
  • 山口県山口市小郡地区 社会福祉協議会

この講師のおすすめポイント

豊来家板里さん(パフォーマー名:揚野バンリ)は、太神楽曲芸師として活躍する傍ら、ジャグラー、パントマイマー、そして舞台パフォーマーとしても長年経験を積んできた実力派エンターテイナーです。1987年よりパントマイムを学び、ジャグリングやサーカスの技術を世界各国の名だたる師から習得。2002年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンの初代日本人パレードジャグラーとして抜擢され、全国的に注目を集めました。
2006年からは、日本の伝統芸能である太神楽曲芸を名匠・ラッキー幸治氏に師事し、本格的に修行。豊来家一門の一員として寄席や国内外の舞台で演じ、2016年には文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。講演では、実演や体験型ワークショップを通して「バランスの大切さ」や「心と体のつながり」を伝える内容が高い評価を得ています。

◆ 伝統と現代が融合した唯一無二の講演スタイル
豊来家板里さんは、古典芸能である太神楽曲芸と、現代的なサーカス・大道芸の要素を巧みに融合。講演では、その技術とストーリーを体験型で楽しめるため、幅広い年齢層から支持されます。伝統の重みとモダンな感性が共存する講演は、知的好奇心をくすぐる貴重な機会です。

◆ 体感型の「バランスワークショップ」で心と体をリフレッシュ
実演だけでなく、参加型のバランス体験を取り入れた構成が特徴。日常生活やビジネスでも重要な「バランス感覚」について、身体を使いながら楽しく学べます。社員研修や健康セミナー、教育現場でも大変好評です。

◆ 世界レベルのパフォーマンスで観客を魅了
USJでのパレード出演経験をはじめ、多数の大道芸コンテストでの受賞歴を持つ板里さん。その技術力と演出力は折り紙付き。講演は「学び」だけでなく、観て楽しめる「魅せる時間」としても高い満足度を誇ります。

◆ “縁起の良い芸”としてイベントにも最適
太神楽曲芸はお祝いの席や年始などに縁起物として重宝されてきた背景を持ちます。企業の周年記念イベントや、地域の新春行事、シニア向けのイベントにもぴったり。参加者の心に残る、ハレの日にふさわしい講演です。

◆ 経験豊富なプロフェッショナルとしての安心感
30年以上にわたる芸歴、伝統芸能とエンタメ業界の両方での豊富な実績、そして文化庁芸術祭賞受賞という経歴からもわかるように、板里さんは信頼できるプロフェッショナル。主催者・参加者の双方にとって満足度の高い講演が期待できます。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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