Special 仕事も人生も輝く!ブレインジム®と心理学で築く、心身の健康と組織力の未来【012 吉尾香奈子さん】深堀りインタビュー!講師紹介リレー

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講師紹介

吉尾香奈子

吉尾香奈子(よしおかなこ)さん

公認心理師/組織開発コンサルタント

吉尾香奈子さんは、公認心理師・組織開発コンサルタントとして、心理学と教育現場での豊富な経験を活かし、企業や教育機関における「人と組織の成長」を支援しています。小中学校の教員として10年間勤務した後、発達障害児の療育施設の立ち上げや、教育コンサルタントとしての活動を開始。現在は、脳を活性化する「ブレインジム®」を用いたストレスコントロールや、心理的安全性の高い組織づくりを支援し、企業のパフォーマンス向上に貢献しています。教育現場からビジネスの最前線まで、多様なフィールドで実績を積み重ねた吉尾さんの講演は、「実践的でわかりやすい」と高い評価を受けています。

講師としてのおすすめポイント

「脳を活性化!ストレスを味方にするメソッド」
シンプルな身体エクササイズ「ブレインジム®」を活用し、ストレスを軽減しながら集中力・判断力を向上させる方法を伝授。即実践できるメソッドが満載です。
「心理的安全性がチームを強くする」
組織が活性化するには、安心して意見を言える環境が不可欠。企業の現場で実践されている「心理的安全性を高める3つのヒント」を具体的に解説します。
「1on1や面談で役立つ“傾聴力”&“質問力”」
相手の本音を引き出し、行動を促す“質問力”と“傾聴力”を鍛えることで、部下の成長をサポートし、チームの生産性をアップさせるスキルが学べます。
「心と体の土台づくりでパフォーマンスUP」
学びや仕事の基盤となる「心と体のコンディション」を整えることが、成果につながるポイント。心理学×身体アプローチのハイブリッドな手法で、目標達成をサポートします。
「教育×ビジネスの視点で語る、成長の法則」
学校教育と企業支援、両方のフィールドでの実践経験を活かし、「個人の成長」と「組織の発展」の関係性を、わかりやすく解説。教育機関や企業研修でも人気の高い講演です。

主な講演テーマ

「しなやかな働き方をするためのストレスコントロール」
ストレスとうまく付き合い、柔軟な思考と行動を身につける方法を解説。
「『フラットな自分』に戻るためのストレスコントロール」
心と体を整え、安定したメンタルを維持するためのセルフマネジメント術を紹介。
「相手の本音をスルスル引き出す質問力」
相手の気持ちを引き出し、建設的なコミュニケーションを生む質問の極意を学ぶ。
「目標達成のカギは質問にあり!最強チームを築くための質問力」
チームのやる気を引き出し、成果を上げるための効果的な質問テクニックを解説。
「部下の背中を押す“傾聴力”を身につける」
部下のモチベーションを高め、信頼関係を築くための“聞く力”の重要性を伝授。
「心理的安全性を高める3つのヒント」
職場の心理的安全性を向上させ、イノベーションと生産性を促進するための実践ポイントを解説。
「1on1で欠かせない心理的安全性をつくるポイント」
効果的な1on1の進め方と、信頼関係を深めるためのコミュニケーションのコツを紹介。

インタビュー

質問1
吉尾香奈子さんは小中学校教諭を経て、様々な施設の立ち上げや資格取得をされておられますが、これまでのキャリアについて教えていただけますでしょうか。

※かなり長いお話になります(笑)

大学卒業後、地元の茨城県の中学校で音楽の教員として勤めるところからスタートしました。教壇に立てたことは嬉しかったのですが、自分の未熟さが悔しい、と思う毎日でした。

「子どもたちに教えるためには、自分がもっと社会を知らなければ!」と思い、2年ほど都内の某大手企業でヘルプデスクとして働きました。私が配属された時にはマニュアル類がほとんどなく、口伝のように引き継ぎが行われていたんです。それでお客様にご迷惑をおかけしてしまったこともあり、頼まれたわけではありませんが通常業務の合間を縫って”誰が担当者になってもある程度こなせる業務マニュアル”を作りました。

その後、都内の小学校の講師募集について知人から紹介され、学校現場に戻りました。私は当時小学校教員の免許は持っていなかったのですが、素晴らしい先生方に巡り合ったことで、「小学校の先生になりたい!」と思うようになりました。約2年間、通信大学で単位を取って小学校の教員免許を取得しました。中学校の教員免許を持っていると一時的に小学校の教員免許を発行してもらえるのですが、その制度を使って小1の担任をしながらレポートを書き、スクーリングに行き、試験を受けるという日々を送っていました。今思い出しても「頑張っていたなぁ」と思います。

家庭の事情で大阪に転居し、改めて教員採用試験を受け大阪府の教員になりました。できるようになりたいけれどなかなかうまくいかない、という子どもたちとたくさん出会ったことで、より良い指導法や特別支援のことを学びたい、と休日は全国どこでも勉強会や研修に行っていました。海外の教育メソッドにも触れる中で、「今の日本の学校の制度って何か足りないのではないか?」と思うようになったのです。

そんな中、ある年にかなり多くの仕事を抱えることに。周りにヘルプを出すことができず、キャパオーバーになってしまい、一時休職することになりました。頑張れない自分をものすごく責めたのですが、その時に救ってくれたのが子どもたちのために学び始めたブレインジム®️でした。自分を抑え、様々なSOSを出していたのに無視し続けていた私は、休職中にブレインジムを自分のために使うことでやっと自分の声に耳を傾けることができるようになりました。(ブレインジムについては後でご説明します)

3ヶ月お休みし、4ヶ月目から少しずつ復帰しました。その時に「この仕事の量はさすがに無理があります。来年度はこうしてほしいです」とやっと管理職に要望を伝えることができました。

復帰後、様々な心境の変化がありました。

画一的な物を製造するのではなく、その子。その人の強みや持ち味を発揮することが当たり前の社会にならない限り、学校は変わらない。

だったら、社会を変える方にまわれた方が学校の制度や在り方を早く変えられるかな?と思い、退職するという選択が頭をよぎるようになりました。

ちょうど同じ時期に、私が特別支援教育のことを学んでいた研究施設の先生方から「こんな放課後デイサービスを立ち上げるんだけど、一緒にやりませんか?」というお声がけを頂いたことで2019年度の末をもって退職しました。学校教員として通算10年勤務した年でした。

退職後は個別療育を提供する放課後等デイサービスの立ち上げに関わらせていただきました。福祉の事業所なので初めて携わる手続きがとても多かったのですが、療育にも入っていたので、教材作りやあまり経験がないスタッフの方に向けた研修を企画するなど、毎日があっという間に過ぎていきました。

そしてオープンして半年が経ち、ある程度安定して運営できるようになってきた頃に退職しました。片道2時間かかっていたことや「やっぱり、年齢問わずもっと多くの人の役に立ちたい!」と思い、一つの場所にいることをやめようと思ったんです。 2019年10月に独立し、現在は教育委員会や学校などからご依頼を受けて先生や保護者の方のご相談を受けるほか、個人向けのコーチングや起業支援、企業の補助金申請やクラウドファンディングのサポートなどをさせていただいています。2022年に公認心理師という心理の国家資格を取得したこともあり、教育委員会や民間企業様からストレスケアやコミュニケーションに関する研修のご依頼が最近は増えてきています。

吉尾香奈子

質問2
ブレインジム・インストラクターという資格を持っていらっしゃいますが、ブレインジム®とはどういったものですか?

運動前に準備体操をされたことがありますよね。ブレインジムは、「本来のパフォーマンスを発揮するために、学習や活動の前に『脳・心・身体』をベストな状態にする準備体操」です。元々は読み書きが難しい子のために開発された教育プログラムでした。

私たちは日々の中で大小様々なストレスを受け続けています。そのストレスによって、一時的に思考がうまく働かない、感情が落ち着かない、身体が緊張してうまく動けない、集中できない…などの状態になってしまいます。例えば大人でも、緊張したら右手と右足が一緒に出てぎこちなくなってしまうということがありますよね。普段は何も考えなくてもスムーズに歩けるのに。

いつでもどこでも小さいお子さんから高齢者の方までできる簡単な体操をすることでストレスを緩和させ、いつもの「ベストな自分」に戻ることを助けるツールとして、現在は世界80カ国以上で使われています。教育だけでなく医療、福祉、ビジネスなど、その人のベストパフォーマンスを発揮させたいという分野で広く活用されています。海外では、スポーツのナショナルチームの専属トレーナーとしてブレインジムインストラクターがついている、ということもあるんですよ。

質問3
ブレインジム®を導入することで見られた受講者の具体的な変化や成果について教えてください。

ブレインジムを導入していただくことで「今まで苦手意識を持っていたことが、できるようになってきて嬉しい」というご感想を頂いています。経理の処理をしなければいけないけれど数字を見るだけで「もう嫌だ!」となっていた方がいました。ブレインジムをした後、同じ作業を始めても嫌だという気持ちにならず、「まずできる所からやってみよう」という姿勢で取り組めた、ということがありました。

できるようになりたい、でも上手くできない…という時、必ず理由があります。その理由が脳や心、身体に関係していることが非常に多いです。苦手意識があるが故に遠ざけてしまっていることも、要領を掴んで「もっと練習してみよう」「チャレンジしてみよう」とポジティブに思えたとしたら、取り組むことが苦ではなくなりますよね。

あとは「さっきまでは思い出すだけでイライラしていたのに、どうでもよくなった」といった変化もよく聞かれます。状況は変わっていませんが、ご本人の捉え方が変わったということですね。

質問4
現在はメンタルヘルス関係だけでなく、ご経験や資格を活かし、様々なテーマで講演やセミナーをしていらっしゃるとお聞きしました。最近ではどのようなテーマでのご依頼が多いでしょうか。

教育委員会や学校、放課後等デイサービス、学童保育などの職員の方向けに「発達障害の傾向がある子どもたちへの対応」というテーマのニーズは本当に増えています。環境などの外的要因と本人の発達に関する内的要因、両方へのアプローチが大切ということをお伝えしています。民間企業様からは「心理的安全性」のテーマでのご要望も多いですね。

また、全く別ジャンルでは補助金や助成金に関するセミナーの需要が高まっている、と感じています。補助金・助成金を活用した事業の計画作成や応募、実績報告までサポートさせて頂いているのですが、制度の存在自体を知らない企業様もまだまだ多いです。お話を伺うと「この時期に機械を買っていたのであれば、この補助金が使えたのに!」というケースも結構ありますね。せっかくある制度はうまく利用して頂きたいです。初期投資を早い時期に回収し、持続可能な状態で社会貢献をして頂きたいなぁ、と思っています。特に2025年度は新しく大きな補助金の公募が始まるという情報も出ていますし、ぜひアンテナを立てておかれると良いかと思います!

質問5
子ども向けや教員、PTA向けの講演も可能でしょうか。

むしろ得意分野です!

「頭・心・体を元気にしていつもの自分に戻れる体操」というテーマで、学校で子どもたちにブレインジムを体験してもらう出前授業を行なっています。大人が思っている以上に、子どもたちは様々なストレスを受けています。素直に自分の今の状態を観察して教えてくれるので、お伺いするたびに新たな発見がありますね。 また、先生や保護者の方に向けては近年お子さんたちが困っていることの主な原因や学校・ご家庭でできることをお話しさせて頂いています。得意と不得意の差が大きく、その子にどう対応したら良いかわからないというご相談が増加しています。お子さんたちの一番身近にいる大人の方に、ぜひ知って頂けたら嬉しいです。

吉尾香奈子

質問6
吉尾香奈子さんの今後の目標や夢を教えてください。

大きく3つあります。

1つ目は「自分の学校を作る!」です。教科の学習というよりも、自分の強みや自分の扱い方、上手な付き合い方などを知る学校にしたいなぁ、と思っています。子どもも大人もいて、緑が多くあって…というイメージはずっと温めていますね。

2つ目は「ブレインジムをラジオ体操と同じくらい日本に浸透させる」ということです。ラジオ体操は子どもから大人まで、みんな知っていますよね。ストレス状態で頑張り続けるのではなく、いつもの自分に戻ったフラットな状態で物事に取り組むことが当たり前になったとしたらもっと生きやすくなる人が増えるのではないかな、と思っています。

3つ目は「行動には必ず理由がある。行動したくない時にも必ず理由がある」という考え方を広めることです。一見外から問題行動のように捉えられてしまうことも、実は一番困っているのは本人であるということがほとんどです。なぜその行動をしているのか原因がわかったら、取り除いたり別な手段を考えたりすることもできます。これは子どもの時から思っていたことでした。教員という仕事に就いていましたが、実は小学校の先生が大嫌いで、先生にはならない!と思っていたんです。表面の言動だけで判断するような人だったんですよね。しかし、その後の出会いの中で良い先生にたくさん巡り合うことができ、私の未来は大きく変わりました。これは子どもの時期だけでなく成人以降、人生全般においても同様だと思っています。相手が何を言わんとしているのか、伝えようとしているのかを考える方が増えたとしたら、もっと優しい社会になるのではないかな〜と。思いやりの一つですよね。

吉尾香奈子

質問7
最後に、これから講演会や研修、セミナーをご企画される皆さまにメッセージをお願いします。

最後までお読み頂きありがとうございました。ストレスケアをはじめ、私自身が自分自身の扱いや人とのコミュニケーションに悩んでいたからこそ「同じように悩む人を減らしたい!」という思いで活動しています。

これだけ変化の激しい社会。少し前までは思っても見なかったものが流行したり、情勢が日々変わったりしています。嬉しいことも含め、変化はストレスになります。ストレスを受けている時の自分の状態に気づき、上手に対処ができるようになることは老若男女問わずとても大切なことではないかと思います。

一人でも多くの方が生きやすくなるためにお伝えし続けます。ぜひお気軽にご相談ください。

吉尾さん、ありがとうございました!

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