山口健太 やまぐちけんた
カウンセラー/講師/一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 代表理事/株式会社日本教育資料 代表取締役/『きゅうけん|月刊給食指導研修資料』編集長
プロフィール
「人前で食事ができない」という社会不安症・会食恐怖症に悩み、薬を使わず自力で克服した経験を持つ。自身の経験をベースに、会食恐怖症の当事者支援活動を始める。その中で、小食・偏食などの食べない子への理解や適切な対応が広まっていないことを痛感し、改善法を学ぶ。偏食改善のための知識をSNSなどで発信したところ、反響が大きく、相談が殺到。いかに多くの親子が悩んでいるか痛感し、家庭における偏食改善のための講座を開催。講座の内容が「とにかくわかりやすい」と話題になり、次第に、保育・学校関係者の食育研修会講師として全国から依頼が届くようになる。これまでのべ1000人以上の相談に乗り、偏食改善に導いてきた。著書に『食べない子が変わる魔法の言葉』(辰巳出版)、『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』(内外出版社)などがある。
テーマ
出身・ゆかりの地
主な講演テーマ
偏食・好き嫌いが多い子にどう対応すればいい?
子どもの偏食。それは、保護者や先生たちが日々直面する悩みの1つです。
「どうして、食べないんだろう?」、「こういう時、どうするべきなの?」という悩みに対し、適切な対応を『子どもも親もラクになる偏食の教科書』、『食べない子が変わる魔法の言葉』の著者である山口健太が、講師を務め、伝えていきます。
本テーマの研修・講演は、1番人気の内容です。
偏食の背景にある理由を丁寧にひも解きながら、実際に役立つ具体的な方法をお伝えします。保護者、保育士、学校の先生など、食事に関わるすべての方が、「あ、これなら私でも、今日からできそうだ」と思えるような内容をお届けします。 ×
不適切な保育・指導防止に関する研修(給食編)
ここ1〜2年、特に保育園や保育関係団体様から、依頼の増えているテーマが「給食場面における不適切な指導を防ぐ内容を…」というものです。
「食べること」は、子どもの成長と心身の健康に深く関わる大切な時間です。
しかし、保育現場や学校給食の場で、不適切な対応が原因で子どもにストレスや苦痛を与えてしまうケースも少なくありません。
本研修では、給食場面で不適切な指導を防ぎ、子どもたちの食を広げる方法について扱います。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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子どもも親もラクになる偏食の教科書
子どもの偏食に関する悩みは増加傾向にあります。子どもが特定の食べ物しか食べないときに重要なのは、「子どもの視点で接する」ことです。少し対応を変えるだけで、子どもは自然に他の料理にも興味を持ち、口にすることがあります。本書では、偏食に悩む親子や保育士・教師が抱える問題を解決し続けてきた「食べない子専門」のカウンセラーが、偏食を改善する方法をイラストや図を交えて分かりやすく伝えます。紹介するのは、家庭で簡単にすぐに実践できる方法ばかり。この一冊で、子どもの食に関する悩みを解消できます!
食べない子が変わる魔法の言葉
「うちの子、全然食べてくれなくて…」
そんな悩みを抱えているお母さんたちへお届けします。 レシピや調理技術に頼らず、親子の楽しい会話が「少食」や「偏食」を改善するカギとなります。 今回は、まったく新しいアプローチで偏食を解消する方法をお伝えします。
お母さんの気持ちが軽くなり、「食べない子」が「楽しく食べる子」へと変わるお手伝いをします!
会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと
誰かと一緒に食事をすることに不安を感じ、吐き気や震え、動悸、めまいなどの症状に悩む「会食恐怖症」の解決法を、年間1000件以上の相談を受ける人気カウンセラーが紹介します。
会食恐怖症は、心療内科の医師でさえその存在を知らないことがあるほど認知度が低く、理解を得にくいため、当事者は「会食」を避け続け、生活の質(QOL)が低下するケースが増えています。
本書第2章(「外食が苦手」を克服するために私たちが実践してきた方法)では、薬を使わずに会食恐怖症を克服したカウンセラーが、日々のカウンセリングや講座で効果的だったトレーニングを公開します。また、第5章「よくある相談事例へのアドバイス」では、克服の過程をイメージできる7つの改善事例を紹介しています。
さらに、会食恐怖症と過度な「完食指導」が関連していることも明らかになっています。調査によると、6割以上の当事者が家庭や教育現場での完食指導が発症の原因だと答えています(※一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会調べ)。第4章(「周りはどうサポートすべきか?完食指導と会食恐怖症」)では、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、「給食ハラスメント」や過度な完食指導を防ぐための実践的な対応方法を紹介しています。
「吐くのがこわい」がなくなる本
「嘔吐恐怖症」に完全に寄り添った初めての本です。気持ちが悪くなるのが怖い、電車に乗れない、人と食事に行けない、歯医者が怖いなど、「吐くことへの恐怖」で日常生活に支障をきたし悩んでいる方々のために書かれた一冊です。本書では、克服に向けた心の持ち方や実践的なメソッドを解説し、さらに1日たった5分の練習で「怖さ」を手放すためのドリルも紹介しています。
メディア
- NHK総合「ニュースシブ5時」
- NHK Eテレ「私だけかもしれない講座」「ハートネットTV」
- 日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」「news every.」
- フジテレビ「Live News it!」「めざまし8」
- 札幌テレビ「どさんこワイド179」
- AbemaTV「Abema Prime」
ラジオ
- NHK「ラジオ深夜便」「Nらじ」
- TBSラジオ「蓮見孝之 まとめて!土曜日」
- 文化放送「斎藤一美 ニュースワイド『サキドリ!』」
- bayfm「金つぶ」
新聞
- 日本経済新聞
- 毎日新聞
- 読売新聞
- 東京新聞
- 北海道新聞
- 岩手日報
- 人民新聞
- 山陰新報社など
雑誌・専門誌
- AERA(朝日新聞出版)
- ベースボールクリニック(ベースボールマガジン社)
- 教職研修(教育開発研究所)
- 週刊教育資料(教育公論社)
- 東京都民間保育園協会広報誌(東京都民間保育園協会)など
書籍
- 『子どもも親もラクになる偏食の教科書』(青春出版社)
- 『食べない子が変わる魔法の言葉』(辰巳出版)
- 『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』(内外出版社)
- 『会食恐怖症が治るノート』(星和書店)
- 『「吐くのがこわい」がなくなる本』(ダイヤモンド社)
- 『韓国版:食べない子が変わる魔法の言葉』(翻訳出版)
- 『最新の教育事情がよくわかる本2020』(教育開発研究所)(共著)
講演実績
- 福岡県筑豊地方保育協会「食べない子への対応」
- 木更津市学校給食部研修会「無理なく食を広げる関わり方」
- 山梨県保育協議会「給食指導が及ぼす将来的な影響」
- 有限会社キッズインターナショナルスクール「好き嫌いが多い子・食べるのが遅い子に困ったら、どう考え、どう対応すればいい?」
- 愛知県民間保育協議会「子どもが食べられない理由と適切な対応」
- 川崎市北部地域療育センター「食べられない子に向けた支援・保護者への伝え方等」
- こども発達支援研究会「園・学校現場における偏食を抱える子どもたちへの対応のコツ」
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。
お客様の声
●具体的な解決策を聞くことができ、とても為になりました。少量しか食べられない子、偏食の多い子は今後も増えると思われますが、その中でどれくらい残菜を減らすことができるか・・・少しずつ担任の先生とも協力して個別指導をしていけたらと思いました。児童・生徒への声掛けには気を付けたいです。
●最近は、様々な心の問題を抱える生徒も多いので、発症のプロセスから改善の過程まで具体的な事例をふまえて分かりやすく説明してくださり、今後の参考にしていきたいと思います。
●会食恐怖症という言葉を初めて聞いたため、このように感じている人もいるのだと思った。特別支援学級には割と特殊?な偏食も見られるので声掛け等に気を付けたい。また、今回学んだことを他の先生方にも話すことができればいいなと思った。
●これまでの研修とは、少し違う視点で話を聞くことができたので良かったです。給食時間の「声掛け」をもっと気を付けていかないといけないなと思いました。
●自分自身も好き嫌いの多い幼少期を過ごしてきましたが、当時は本当に食事の時間が嫌でつらかったのを覚えています。中学生になって克服できましたが、誰かが導いてくれてできたことではなかったので、今、栄養士になってみて好き嫌いの多い子にどう声をかけてよいか分からないでいました。子どもたちへの働きかけ方を具体的に教えていただけたのは大変勉強になりました。