中井直道 なかいなおみち
経歴
1984年、鈴鹿サンデーレースにノービスSS400クラスでデビューし、同年優勝。翌年、鈴鹿4耐を経験し、'86年にはジュニアクラスへ昇格する。
'86年はカワサキ系チーム「BEETレーシング」より、ジュニア TT- F3クラスで全日本選手権へ参戦。鈴鹿での、コースレコードを塗り替えるなど数々の成績を残しランキング7位で翌年、国際A級へと昇格する。'87年以降はTT-F3とTT-F1を全日本で戦いながら鈴鹿8時間耐久レースにも出場する。
鈴鹿8耐は、'87年から'06年までの20年間に19回もの出場を経験し、8耐の顔となっている。
タレント島田紳助率いる「チームシンスケBOBSON」('91年8耐18位完走)や元読売ジャイアツ定岡正二が監督の「チーム定岡ゼンリン」('93年8耐 13位完走)など、芸能人監督チームで活躍する。
'95〜'97年の鈴鹿8耐は、阪神大震災で被災された方々の企画のもと「がんばろや! We Love KOBE」をスローガンに、神戸復興チームとして参戦した。
'98〜'99年は「チームASA」から8耐に出場。全国朝日新聞配達所支援のもと新聞配達少年達の夢をのせて参戦する。
'01、'02、'03年は、カワサキトッププライベーターチームである古巣「BEETレーシング」より8耐に出場。それぞれ総合11位、12位、11位でカワサキ系チームでは3年連続最上位。さらに、XX-Fクラスで2年連続3位入賞と4位を獲得した。
'04年の8耐は、初のスズキ系チームで参戦。完全プライベーターチームながら、総合11位 XX-F(Div.1)クラスでの優勝を果たす。またスズキ系チームではヨシムラに続く第2位を獲得。
2014年に8年振りに8耐に出場。改造範囲が制限されているSSTクラスで総合30位ながら見事クラス優勝を果たす。一般ライダー対象のライディングスクール活動とリンクさせほぼノーマルの一般市販車で8耐を戦かった意味は大きく、50歳を迎えるこのレースで20回目の出場を成し遂げ、レース活動に一区切りをつける。
今では、一般ライダーのための安全ライディングのスクールを各地で精力的に行い、施設(サーキット)、販社(バイク/タイヤメーカー)、オートバイディーラー等で運営を請け負って活動している。
メディアでは、2輪専門雑誌や安全運転専門誌等でライディング特集の記事やコラムを執筆したり、地上波、ケーブルTV、CS放送等での2輪番組のインプレッションライダーを務めるなど2輪のすばらしさを多くのひとに伝える活動を誌面や映像を通じ行っている。
競技ライセンス:MFJ日本モーターサイクルスポーツ協会 ロードレース国際ライセンス(国際A級)
資格:全日本交通安全協会 二輪車安全運転推進委員会 二輪車安全運転特別指導員
MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会) 公認インストラクター
ブリヂストンモーターサイクルタイヤ スーパーバイザー
LSO(モータースポーツライフセービング) 認定
役職:MFJ 近畿支部ロードレース委員
レース歴:ノービス・・・・・2年('84〜'85年)
ジュニア・・・・・1年('86年)
国際A級/国際・・・30年以上('87年〜)
※鈴鹿8耐出場回数 20回出場(’14年まで)
主な講演テーマ
ロードレースの経験から安全管理の重要性
〜安全運転のポイントや心構え
モータースポーツ、特にロードレースにおける安全管理の重要性を深く掘り下げます。危険を伴うスポーツでありながら、どのように安全を確保し、結果を出してきたのか、その実践的な経験に基づく貴重な知見を提供します。講演では、二輪車を運転する際の基本的な安全運転のポイントや、危険を予測し回避するための心構えについて具体的に学べます。さらに、交通全般における安全意識を高めるために必要な考え方や行動様式も紹介し、聴衆が日常生活や運転に役立てる方法を解説します。 ×
講演実績
- 企業様の「安全衛生大会」
- 中高校生への「将来の職業について」など