古田雄介 ふるたゆうすけ
主な講演テーマ
デジタル遺品の現状と対策
インターネットやデジタルデバイスに保存されている遺品の扱いについて、現状の課題や具体的な対策を解説します。スマートフォンやパソコンに保存された写真、SNSのアカウント、クラウド上のデータなど、今や誰もがデジタル上に多くの遺品を残す時代。これらのデジタル遺品に対する法的・倫理的な対応や、家族がどのように管理していくべきかを知ることができる講演です。具体例を交え、トラブルを避けるための方法や、デジタル遺品を正しく整理するための実践的な知識を提供します。 ×
1分でデジタル終活を完了させるワークショップ
忙しい現代人でも短時間でデジタル終活ができるシンプルな方法を学べる実践的なセッションです。複雑になりがちなデジタル遺品の整理を、1分でできるポイントに凝縮し、どのようにして自分の大切なデジタルデータを整理し、家族や友人に適切に引き継ぐことができるかを伝えます。終活に興味があるけれど時間がない、または何から始めればいいかわからないという方に最適な内容となっています。 ×
故人が残したサイトとの向き合い方
故人が生前に運営していたブログやSNSアカウント、ウェブサイトとの向き合い方について解説します。故人が残したデジタルコンテンツをどのように保存し、管理し、必要であれば閉鎖するのか、感情面と実務面の両方からアプローチします。家族や遺族が直面するデジタル資産の課題に対し、適切な対応方法や具体的な手順を提案し、デジタル時代における遺品整理の新しい形を示します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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バズる「死にたい」ネットに溢れる自殺願望の考察
IT社会の“タブー”に挑む!
自殺を願う書き込みは公序良俗に反するのか――著者は、ある遺族からのメールをきっかけに、"死"について語られた143のウェブサイトを調査した。ネットに残された「苦悩のデジタル遺産」は、自殺の連鎖を引き起こす単なる"有害"な存在なのか、それとも全く異なる新しい意味を持つのか。
膨大な投稿内容を解き明かしながら、投稿者や遺族といった当事者たちの心情に寄り添い、「ネットと自殺」という現代社会の複雑な問題に真正面から向き合った。

故人サイト
個々の声は、発信者が亡くなった後もインターネットに残り続けることがある。中には、本人が望まない形で残されたものもあれば、覚悟を持ってこの世に遺した言葉もある。さらに、遺された人々によって、故人のモニュメントが作られるケースも見られる。そうした記録をたどると、故人が生前に抱いた死への想いが垣間見えることもある。
死はインターネットを通じて学ぶことができる。知ることに対して後ろめたさを感じる必要はなく、大切にするとは、避けて通ることではない。本書では、インターネットに遺された84のサイトを取り上げ、死に向かう人々の本音に迫っている。

ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音
「闘病ブログ」やそれに類するホームページ、または日々の記録が投稿されたSNSからは、故人が生前に抱いていた死に対する本音が垣間見えることがあります。そこには、時に親しい家族ですら聞けなかった心の内が広がっているかもしれません。中には、故人のファンが絶えず訪れて追悼が続いているケースや、何代にもわたってサイトが守られ、運営が継続されているものもあります。
インターネットと「死」を取り巻く環境は、時代とともに大きく変わり続けています。消えずに残った過去の記録が、私たち生者の現在や未来にどのような影響を与えるのでしょうか? 故人が残したデジタルな足跡とどう向き合うべきかを考え、時空を超えて届いた強烈なメッセージに耳を傾けます。

スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門
避けて通れない「デジタル遺品」対策
スマートフォンやパソコン、そしてインターネット上に残される「デジタル遺品」は、今や相続の場で大きな課題となりつつあります。金銭的価値を持つものが増える一方、他人には詳細が分かりにくいケースが多く、トラブルの原因になることも少なくありません。SNS、ネット銀行、生体認証、サブスクサービスが普及する中、私たちはどのように備え、対応すべきでしょうか?契約者以外のログインは違法?契約者が亡くなると〇〇ペイの残高はどうなる?そのスマホを放置していてはいけません!
テレビ
- テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』
- NHK『シブ5時』
- ABEMA『AbemaPrime』
- TBSテレビ『News23』
- BSテレ東『日経プラス10』
- NHK『クローズアップ現代プラス』
- など
雑誌・新聞
- 『読売新聞』
- 『日経新聞』
- 『朝日新聞』
- 『東京新聞・中日新聞』
- 『サンデー毎日』
- 『週刊東洋経済』
- 『日経トレンディ』
- 『週刊ダイヤモンド』
- 『週刊現代』など
書籍
- 『バズる「死にたい」』(小学館新書/2024年)
- 『故人サイト』(鉄人文庫/2024年)
- 『第2版 デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠しかた』(日本加除出版/伊勢田篤史氏との共著/2024年)
- 『ネットで故人の声を聴け 死にゆく人々の本音』(光文社新書/2022年)
- 『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ/2020年)
- 『ここが知りたい! デジタル遺品』(技術評論社/2017年)・・・など
講演実績
2024年
- 目黒区消費生活センター(2024年10月)
- 滋賀県東近江市役所市民生活相談課(2024年9月)
- 日本FP協会 兵庫支部(2024年9月)
- 新宿区消費者団体連絡会「消費者大学」(2024年6月)
- 茨城県ひたちなか市消費生活センター(2024年5月)
- 消費者関連専門家会議 関西支部(2024年5月)
- 日本消費者協会(2024年3月)
- 岩手県盛岡市消費生活センター(2024年2月)
この講師のおすすめポイント
古田雄介さんは、ノンフィクションライターとして活動し、「デジタル遺品を考える会」の代表を務めています。名古屋工業大学工学部社会開発科を卒業後、建設業界や葬祭業界での経験を経て、2002年から現在の職に就き、インターネットと人の死に関する向き合い方について深く掘り下げるライフワークを続けています。特に「デジタル遺品」についての研究・提案を行い、デジタルメディアにおける故人の残された情報や記録に関する問題を社会に啓発しています。
デジタル時代における「死」の新しい形を提案する古田さんは、テクノロジーと人の関係、そしてそれが死後の世界にどう影響を与えるのかに着目し、重要な問題を指摘し続けています。デジタル遺品やデジタル終活に関する知識を広めることを目的とした講演やワークショップを行い、社会全体にその重要性を訴えています。
◆ デジタル遺品に関する深い洞察
古田さんは、デジタル遺品の現状とその対策について深く理解しています。インターネット上での個人情報やデジタルコンテンツが故人の遺族にどのような影響を与えるのかを説明し、適切な対策を講じる方法を指導します。デジタル遺品に関する問題は近年ますます注目を集めており、古田さんの専門的な知識は、企業や個人にとって非常に価値のあるものです。
◆ デジタル終活のワークショップ
「1分でデジタル終活を完了させるワークショップ」を通じて、参加者が自身のデジタル遺品や終活を簡単に整理できる方法を学ぶことができます。忙しい現代人にとって、デジタル遺品の整理や管理は難しく感じることが多いですが、古田さんのワークショップでは、すぐに実践できる具体的なステップを紹介し、参加者が自分のペースで終活を進められるようサポートします。
◆ 故人が残したサイトとの向き合い方
デジタル時代においては、故人が残したウェブサイトやSNSのアカウントが遺族にとって重要な遺産となることがあります。古田さんは、こうしたサイトやデジタルアカウントをどう向き合うべきかを具体的に教えてくれます。どのように管理するのが適切か、残されたコンテンツをどう扱うべきか、個人情報の保護やプライバシーに関する問題も含めて、重要なポイントを解説します。
◆ デジタル故人との向き合い方
デジタル技術が進化した現代において、故人のデジタル遺産やデータが遺族にとって重要な情報源となることが増えています。古田さんは、デジタル故人との向き合い方についても取り上げ、亡くなった人のデジタルデータとどう接するか、そしてそれが残された家族にどんな影響を与えるかについて考察します。デジタル時代における死後の新たな課題を解決するための知識とアドバイスを提供します。
◆ 未来のデジタル遺産管理
古田さんは、デジタル遺品や終活に関して今後の課題や展望についても語ります。デジタル技術の進化と共に、これからどのようにデジタル遺産を管理していくべきか、その未来の形についての洞察を得ることができます。デジタル技術の変化に対応するため、今からできることを学ぶために、古田さんの講演は非常に有益です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。