今一生 こんいっしょう

今一生

フリーライター/編集者

プロフィール

1965年に群馬県で生まれる。千葉県立木更津高校を卒業後、早稲田大学第一文学部に入学するも中退。コピーライターを経て、25歳(1990年)からフリーのライター兼編集者として活動開始。主なテーマは子ども虐待で、取材や執筆、講演を行っている。著書には『子ども虐待は、なくせる』(日本評論社)や『猫とビートルズ』(共著/金曜日)などがあり、編集を担当した『日本一醜い親への手紙』シリーズは累計30万部を超えるベストセラーに。2018年から2022年にかけて、虐待サバイバーと共に『子ども虐待防止策イベント』を全国で開催し、その様子をYouTubeで公開した経験も持つ。また、大学や高校から依頼を受けて社会起業やソーシャルデザインについて授業を行ったり、自治体からの依頼で市民向けに起業の事例を紹介するなど、経済的自立を目指す人たちへの支援も行っている。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1965年、群馬県生まれ。千葉県立木更津高校を卒業後、早稲田大学第一文学部に在学するが、後に退学。コピーライターを経て、1990年10月からフリーライター兼編集者として活動を開始。

1997年には、親から虐待を受けた人々から手紙を公募した『日本一醜い親への手紙』シリーズをCreate Media名義で企画・編集し、「アダルトチルドレン」ブームのきっかけを作った。この著作は、芥川賞作家の村上龍氏からも対談を申し込まれるなど大きな反響を呼んだ(※対談内容は『最前線』に収録)。

1999年には、虐待を受けた子どもやDV被害者が経済的かつ合法的に自立するための指南書『完全家出マニュアル』を発表。「プチ家出」という言葉を広め、流行語となる。

その後も、家出できない虐待被害者を取材し、自傷行為や自殺未遂を繰り返す当事者たちの実態を追い続け、15年以上にわたって300人以上の自殺経験者と関わってきた。この経験をもとに『生きちゃってるし、死なないし リストカット&オーバードーズ依存症』(晶文社)などの書籍を発表。

一方で、自殺の要因となる社会問題をビジネスの手法で解決する「社会起業」の取材にも取り組み、日本初の「47都道府県別・社会起業家リンク集」を作成。

2007年には、東京大学で自主ゼミの講師として招かれ、1年間「社会起業」を教える。2008年7月には『社会起業支援サミット』を早稲田大学で開催し、全国から10団体の社会起業家と300名の市民を集めるイベントを主催。翌年には全国の学生に地元開催を呼びかけ、27都道府県で同様のイベントを実施。

2011年3月11日以降は、地方自治体や日本財団などでソーシャルデザインに関する講演を積極的に行うようになる。

2017年には、20年ぶりにCreate Media名義で『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO)を編集・発表。全国18か所で虐待防止に関する無償講演会を市民の依頼に応じて実施。

2018年には、虐待サバイバー、一般市民、政治家を集め、新たな虐待防止策を模索する『子ども虐待防止策イベント』を東京大学でプロデュース。2019年にはこのイベントを東京、町田、名古屋、大阪、福岡の全国5か所で実施。

2020年には、ドイツのベストセラー小説『スターウォーカー』の解説を執筆し、11~12月にかけて全国7か所で子ども虐待防止策イベントをプロデュースおよび出演。同年11月には『子ども虐待は、なくせる 当事者の声で変えていこう』(日本評論社)を発表。

2021年10~12月にも全国7か所で子ども虐待防止策イベントをプロデュースおよび出演し、2022年11月には全国2か所で同様のイベントを開催。

2023年には、ジャニーズ問題を受けて100本以上の動画を公開。同年7月には細川貂々氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)を出版。さらに10月には『よのなかを変える技術』の中国語版が中国全土で発売(新星出版社)。

著書には、宮台真司氏や田口ランディ氏らとの対談本『家族新生』(ワニブックス)、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)、『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)などがあり、国内外の新聞・テレビ・雑誌でのコメントや講演も多数。

主な講演テーマ

子ども虐待の現実と防止策
~基礎知識から、民間にできることまで

★公式統計で知る子ども虐待
★こども家庭庁はなぜ作られたか?
★児童福祉の現場で起きている2次被害
★虐待防止に立ちふさがる「親権」の壁
★親権フリー&シェア制度の必要性
★「親権制度」の改革なしに、虐待は減らせない
★あなたも自分の仕事の中で子ども虐待の防止ができる!

知っているつもりの公式統計や児童福祉の基礎知識も、「こども視点」で見ると、まったく違った意味合いになります。

この講演では、あくまでも「自分が子どもだったら」を想像してもらうことで、現行制度が虐待防止の障害になっていることに気づき、一般市民の方が毎日の仕事の中で、どうすれば子どもを虐待や犯罪から守っていけるかを考えていただきます。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

クリックすると、詳細が表示されます。

子ども虐待は、なくせる
さよなら、子ども虐待
日本一醜い親への手紙
× 子ども虐待は、なくせる

子ども虐待は、なくせる

増加の一途をたどる子ども虐待問題。なぜ防止策はうまく機能しないのか。虐待を経験した当事者の声に耳を傾け、そのニーズを踏まえた上で、実践的かつ具体的な解決策を提案する。

× さよなら、子ども虐待

さよなら、子ども虐待

未来を選ぶのは、子どもたち自身だ。

しかし、知らないうちに大人が子どもを「虐待」してしまうリスクは、どんどん増えている。

その影響で、児童相談所への虐待相談件数は年間20万件を超え、1年で350人以上の子どもたちが命を落としているのが現実だ。

国の虐待防止策は、30年以上にわたって成果を上げられていない。

その背景と解決策について、長年虐待問題に取り組んできたライターと、子どもを持つ漫画家が真剣に考察し、「大人はこれまで子どもたちに何をしてきたのか、これから何をしていけるのか」を問い直す内容になっている。

× 日本一醜い親への手紙

日本一醜い親への手紙

「東大出のクズ」
「死んでも許さない」
「墓参りには行かないから」
「じゃあね、お母さん」
「幸せになってみせます」

親からの虐待を乗り越えたサバイバーたちが綴った、決意、希望、そして勇気が詰まった100通の手紙。

児童虐待の相談件数はこの25年間で急増し、今では5日に1人の子どもが虐待で命を落としているという現実がある。

少子化を問題視する一方で、子どもの命や人権が軽視されているのが今の日本社会だ。

この本は、そのような冷たい社会に一石を投じるものとなっている。

メディア

  • 朝日新聞SDGs ACTION!『今一生の「子ども主義」』(連載)

書籍

  • 子ども虐待は、なくせる(日本評論社)
  • さよなら、子ども虐待(創元社)
  • 日本一醜い親への手紙(dZERO)
  • 社会起業家に学べ!(アスキー新書)
  • 「死ぬ自由」という名の救い(河出書房新社)
  • よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門(河出書房新社)
  • ソーシャルデザイン50の方法 あなたが世界を変えるとき(中央公論新社)
  • 完全家出マニュアル(メディアワークス)
  • 出会い系時代の恋愛社会学 ケータイ&ネットの性ともてたい男(ベストセラーズ)
  • 下流上等 キレない子が病む格差教育(学事出版)
  • 奪われた性欲(毎日コミュニケーションズ)
  • 家を捨てよ、街へ出よう(主婦の友社)
  • 猫とビートルズ
  • 親より稼ぐネオニート 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜(扶桑社)
  • ゲストハウスに住もう!?TOKYO非定住生活(晶文社)
  • 大人の知らない子どもたち ネット、ケータイ文化が子どもを変えた(学事出版)
  • など多数

Checked 最近チェックした講師

    最近チェックした講師は見つかりません。

講師一覧を見る

Contact お問い合わせ

ご相談は無料です。
ホームページに掲載のない講師も対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。

電話アイコン 03-5501-1122 (営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00)
お問い合わせ メールのアイコン

候補に入れた講師

  • 候補がありません。

×