長谷部愛 はせべあい
気象予報士/東京造形大学 非常勤講師/防災士/健康気象アドバイザー
プロフィール
気象予報士であり、防災士でもあり、美術大学で非常勤講師も務めている。大学を卒業後、全国のテレビ局やラジオ局でキャスターやディレクターとしての経験を積み、気象予報士の資格を取得した。2013年からはメディアを中心に気象情報を提供している。2018年から東京造形大学で「天気とアート」の講義と研究を行う傍ら、アートと対話する気象予報士として、執筆や講演、解説活動にも取り組む。著書には『天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ』(中央公論新社)がある。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1981年に神奈川県で生まれる。
信州大学教育学部を卒業後は、テレビやラジオ局で番組制作やキャスター、リポーター業務などを経験。
2012年に気象予報士の資格を取得し、2013年からはYahoo!天気・災害動画やTBSラジオなどにて気象予報士として活動。
2018年からは東京造形大学で気候変動や天気とアートに関する講義を担当し、また、天気を通じて絵画を解釈する文化気候学の研究も行っている。
さらに、フジテレビやオランダのテレビ局KRO-NCRVなどにテレビ出演する他、執筆や講演会、スポーツライターとしても活動中。
主な講演テーマ
天気で読みとく名画のヒミツ
~フェルメールの光、ゴッホの風、北斎の雲~
天気に焦点を当てた今までにない新しい絵画鑑賞を提案する講演。アート初心者からこれまで多くの絵画を楽しんできた方まで、新たな視点で楽しんでいただけます。フェルメールの風景画が降水確率に影響されるのか?ゴッホが描いた「悪魔の風」とは何か?北斎と広重の空の比較を通じて、画家たちが描いた時代や地域の気候背景をご紹介します。 ×
気候変動と防災
SDGsの一環として位置づけられている気候変動対策は、現在社会の重要な課題となっています。気候変動のメカニズムや現在の状況を理解し、個人や企業など多角的な視点から、どのように対策すべきかについて広く考えます。
さらに、多くの災害報道の経験から得た知見をもとに、防災について知っておくべき重要なポイントを、シミュレーションや実際の防災用品を使ってコンパクトにご紹介します。 ×
マンガやアニメで学ぶ 天気のしくみ
マンガやアニメには、天気をテーマにした作品が多数存在します。それらの一コマから、天気の仕組みを学んだり、急な大雨や雷などから身を守る方法を学ぶことができます。なお、マンガやアニメの一コマの引用は著作権の範囲内で適正に行います。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ
「悪魔の風」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率を読み取れる(フェルメール《デルフト眺望》)、天気の表現で作家の出身地がわかるなど、古今東西の名画やマンガを天気の観点から見直すと、驚きの発見が満載です。画家たちの観察力は、気象予報士をも凌駕するかもしれません。同じ地域でも異なる時代の作品を比較することで、温暖化などの気候変動に気づくこともできます。現役気象予報士による美大の人気講義を再現した一冊です。
気候危機がサクッとわかる本
「最近の天気がおかしいのはなぜ?」「集中豪雨や巨大台風が発生する理由は?」「地球温暖化って本当に深刻なの?」「水不足による水戦争が起きるって本当?」 「私たちには何ができるの?」
... こうした気候危機に関する疑問を、中高生からシニア世代まで、誰でもわかりやすく解説した一冊です。
TBS「ひるおび!」で気象解説を担当する森朗氏と、最年長お天気キャスターの森田正光氏が監修。ウェザーマップ所属の8名の気象予報士が、気候危機について優しく教えてくれます。「気候危機」の入門書として、LESSON01から67まで、図や写真を豊富に用いて、気候変動や異常気象の基本や身近な天気について学べます。
書籍
- 「天気でよみとく名画 フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ」(中央公論新社・2023年)
- 「気候危機がサクッとわかる本」(東京書籍・2022年)
メディア
- TBSラジオ「気象情報」(2013年~)のほか、こども電話相談室、関東東北豪雨・房総半島台風等の災害報道など
- フジテレビ「美しいクレーム」
- 文化放送
- J-WAVE
- TOKYO FM
講演実績
- 学校での児童・生徒向け講演
- 一般向け公開講座
- 企業の研修会など