沼田幸雄 ぬまたゆきお
新山口法律事務所 代表弁護士
プロフィール
元裁判官であり、現在はLGBT弁護士として活躍中。山口県内ではテレビにレギュラー出演するなど、高い知名度を誇る。専門分野は多岐にわたり、「離婚、DV、相続、労働、LGBT」などの法律問題に精通。これまでに日本弁護士連合会(中部)や労働局主催のイベントで多数の講演を行ってきた。また、大和ハウス主催の「住宅・不動産」に関する講演も西日本地区を中心に数多く手がけている。その幅広い知識と経験を活かし、クライアントの多様なニーズに応え続けている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
早稲田大学法学部を卒業後、早稲田大学大学院法学研究科修士課程公法専攻憲法専修を修了し、平成2年に司法試験に合格。
第45期司法修習を修了後、平成5年に札幌地方裁判所判事補としてキャリアをスタート。
続いて山形地方・家庭裁判所、そして大阪家庭裁判所で判事補を務めた。
平成13年からは山口地方・家庭裁判所岩国支部判事補および岩国簡易裁判所判事として活躍し、平成15年からは同じく岩国支部で判事を務めた。
平成16年から平成20年にかけては松山家庭裁判所で判事を務め、平成20年には横浜地方裁判所労働集中部の判事として従事。
多くの裁判所での経験を通じて、豊富な知識と実績を積み重ねてきた。
講演会では、不動産業界における専門家として、管理されていない不動産に関する問題について熟知しており、経験と洞察により、不動産所有者や関係者が直面するさまざまな課題に対処するための戦略的アプローチを提供する。
また、LGBTと労働問題、DVストーカー問題、児童虐待に対する法的対応など、社会的に重要なテーマにも深く関わっている。法的知識と倫理観を融合させ、被害者や弱者の権利を守るために積極的に活動している。
さらに、成年後見制度利用についての専門知識を持ち、高齢者や障害者の利益を保護するための法的手続きに関するアドバイスを提供。
賃貸住宅経営セミナーでの法律分野における講演や指導も行っており、不動産業界における法的規制やリスク管理に関する深い理解を持っている。彼の情熱と専門知識により、参加者はより適切な判断を下し、法的トラブルを回避するための戦略を習得することができる。
主な講演テーマ
LGBTと労働問題
DVストーカー問題
児童虐待に対する法的対応
書籍・メディア出演
書籍紹介
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セクシャル・マイノリティQ&A
世の中に存在する、男性か女性かという無意識の二者択一の偏見は、しばしばセクシュアル・マイノリティの個人にとってストレスや不快感を引き起こします。
この書籍では、セクシュアル・マイノリティの人々が日常生活や年齢に応じて直面する悩みに対する解決策を提案しています。
「本来の性別のトイレを使用するべきか」「いじめに遭った場合の対処法」といった世代を超えた共通の問題から、「パートナーとの結婚の代わりに養子縁組をすることの影響」「パートナーの死後の葬儀や埋葬に関する問題」といった人生の節目にかかわる問題まで、66のQ&Aが詳細な解決策を提供しています。
本の終わりには、「相談機関のリスト」と「おすすめの書籍やウェブサイト」が掲載されており、さまざまな問題に対処するための支援手段が一冊にまとめられています。
さらに、セクシュアル・マイノリティの当事者が自身の人生について振り返るコラムでは、大きな葛藤や苦悩に直面しながら生きてきた経験が、情景を思い浮かべさせるような言葉で描かれており、彼らの心の奥底にある本音に触れることができます。
このような内容により、セクシュアル・マイノリティの当事者や彼らと共に生活する人々の不安や孤独を和らげ、あらゆる性のアイデンティティを持つ人々がより快適に生きるための支援を提供します。
メディア
- テレビ山口(TYS)「やるっちゃ」
- テレビ山口(TYS)「ちぐスマ!」水曜日コメンテーター
- テレビ山口(TYS)「ニュースタイム」水曜日コメンテーター
- テレビ山口(TYS)「mix」水曜日コメンテーター
書籍
- 共著『セクシャル・マイノリティQ&A』 (弘文堂)
講演実績
- LGBTと労働問題に関する講演(山口労働局主催)
- 管理されていない不動産に関する問題の講演(山口県庁)
- DVストーカー問題に関する講演(山口県警察学校)
- 児童虐待に対する法的対応に関する講演(児童福祉施設職員対象)
- 成年後見制度利用に関する講演(介護保険施設職員対象)
- 賃貸住宅経営セミナーでの法律分野の講演(ダイワハウス主催)