山下淳一郎 やましたじゅんいちろう
経歴
東京都渋谷区出身。外資系コンサルティング会社勤務時、企業向けにドラッカーを実践する支援を行う。中小企業の役員と上場企業の役員を経て、ドラッカーの理論に基づいた経営チームをつくるコンサルティングを行う、トップマネジメントを設立。現在は上場企業に「経営チームの研修」「経営幹部育成の研修」「後継者育成の研修」を行っている。主な連載に『ドラッカーに学ぶ成功する経営チームの作り方』(ITmediaエグゼクティブ)がある。ほか多数。
主な講演テーマ
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
書籍・メディア出演
書籍紹介
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人生100年時代を生き抜くトップの仕事──『ドラッカーが教える最強の後継者の育て方』
組織を存続させ、事業を継続する。そのために、“後継ぎ"をどう育てるか。
これが、本書のテーマです。
ほかの事業承継の本と違う5つの点
1.他の本は「事業承継全体」を書いている。この本は「後継者の育成だけ」を書いている。
2.他の本は「トップに引退すること」勧めている。この本は「トップが活躍し続けること」を勧めている。
3.他の本は「1人の後継者への承継」を勧めている。この本は「経営チームへの承継」を勧めている。
4.他の本は「事業承継の実務」を教えている。この本は「経営承継の原則」を教えている。
5.他の本は「後継者の自立」を教えている。この本は「会長と社長の関係」を教えている。
この本は、後継者の育成に、何らかの課題をお感じになられている、会長や社長に向けて書いたものです。あなたは次のうち、いくつ当てはまるでしょうか
「後継者のことは言われなくてもわかっている。私は100歳まで現役だ。」
「後継者を誰にするか何も決まっていない。」
「うちには、組織全体を見て、会社の将来を考える人間は誰もいない。」
「後継者の育成について、何も取り組んでいない。」
「この会社の経営をいつ誰にどうやって引き継げばいいか不安だ。」
これらは実際に、会長や社長からお聞きした言葉です。ドラッカーは、「自らを存続させられない組織は失敗である。したがって、明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。」と言っています。
世界で初めて経営の承継を取り上げたドラッカーは、後継者育成の原理原則と、トップが後継者に果たすべき役割を教えてくれています。
翻って。後継者を勉強会やセミナーに参加させ、どんなに経営を学ばせたとしても、知識の習得やスキルの向上だけでは絶対に解決しようのない、「後継者の育成がうまくいかない9つの原因」があります。あなたが、後継者の育成に取り組んだとしても、あなたの努力は、その9つによって完全に打ち消されてしまいます。この本を読むと、「後継者の育成がうまくいかない9つの原因」がわかり、「すべきこと」と「すべきでないこと」が明らかになります。
本書のねらいは、御社の永続です。後継者を育成する目的は、トップが引退するためではありません。組織を存続させるためです。本書は「後継者の育成」に焦点を絞って、その具体的な実践方法をお伝えしています。
御社が後継者の育成に成功し、次の時代に向けて、さらに繁栄されることを心より願っております。
ドラッカー5つの質問
本書は、ドラッカー理論の核となる経営の最重要5大原則をまとめたものである。
会社を永続的に成長させていくためにどうすればいいのか――。
成功とは挑戦の結果であって、幸運の結果ではない。
成功を収めている企業とそうでない企業の違いは どこにあるのだろうか。
マネジメントで必要なことは正しい答えではなく、「正しい問い」であるとドラッカーは説く。
複数の名著から、ドラッカーの言葉を紹介しながら「ドラッカー5つの質問」について、
中小企業や中堅企業が取り組めるよう、
リアルな現場の状況に合わせ、
豊富な事例に基づいて解説する。
事業を変革させるためにすべきことが、この「ドラッカー5つの質問」なのである。
ドラッカーはこう言っている。
「この問いを怠るとき、直ちに、事業の急速な衰退がやって来る」(『現代の経営』)
経営者が永遠に取り組み続けるものこそ、「ドラッカー5つの質問」である。
経営者にとって座右のバイブルとなる一書。
成功した企業には経営チームがある──『新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方』
いま全国各地で経営に関するセミナーや勉強会がさかんに行われています。その内容のほとんどが「社長一人でがんばれ」というものです。
しかし、それは、社長を苦しい方向へ、そして失敗する方向へ追いやっています。
経営学と経営は違います。本書は「経営学の本」ではなく「経営(者)の本」です。
学説ではなく現実を描いています。本書の目的は、より多くの企業がチームによる経営を確立して、繁栄し続けていただくことです。
本書の内容は、「理論を知るためのもの」ではなく、「現実を変えるためのもの」です。一人ではできない経営の仕事を、チームの仕事として成り立たせることに焦点を当てています。
この本に書かれていることを実践すると、長期にわたって繁栄していくことが可能になります。
3日間のセミナーを収録 ドラッカーの肉声を全公開──『日本に来たドラッカー 初来日編』
ドラッカーをはじめて日本に招いた、一般社団法人日本経営協会の協力を得て、当時の記録と録音テープをもとに、ドラッカーの講演とセミナーの内容をまとめた。実際にあったことを知るということは、何かを変えようとした人間を学ぶことになる。たまたま起こったかのように見える歴史の動きの背景には、たまたまでは語れない人間の意志がある。
意志をもって何かを変えようとした人間を学ぶと魂が洗われる。
ドラッカーは、「違う自分になること」よりも、「今の自分を高めること」の大切さを教えてくれる。そして、「明日のために今日何をすべきか」を気付かせてくれる。この本を読むと、「明日のために今日何をすべきか」を見出すことができる。
ドラッカーが教える 最強の経営チームのつくり方
経営はチームでやらなければ会社は生き残れない!
市場の成熟化に加え、ますます多様化するこれからの経営環境においては、社長一人で経営を切り盛りしたり、社長一人の指示命令で組織を引っ張っていくスタイルの経営を続ければ、会社は死んでしまう。
「マネジメントの父」と呼ばれ、今なお根強い人気を誇るピーター・ドラッカーは、すでに50年以上も前に、「経営は一人ではできない」と著書で何度も何度も主張していた。
本書はドラッカー流マネジメントを多くの企業に導入するサポートを行ってきた著者が、成功する経営チームのつくり方について、ドラッカーの様々な著作の言葉を紹介しながら解説するもの。
ドラッカーの短くても深い含蓄と鋭い切れ味のある言葉と、著者自身の豊富なコンサルティング経験に裏づけされた説得力のある言葉によって、経営者が今何をすべきかがわかるようになっている。
経営者や取締役はもちろん、部長や課長など事業の成長を担う、多くのビジネスパーソンに読んでいただきたい。
書籍
- 『ドラッカーが教える最強の後継者の育て方』(同友館)
- 『ドラッカー5つの質問』(あさ出版)
- 『新版ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方』(同友館)
- 『日本に来たドラッカー初来日編』(同友館)
- 『ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方』(総合法令出版)など