伊藤俊幸 いとうとしゆき
元海上自衛隊海将/金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)イノベーションマネジメント研究科教授
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1958年3月11日、愛知県名古屋市生まれ。
1976年3月、愛知県立熱田高等学校卒業
1981年3月、防衛大学校機械工学科卒業。
同年3月に海上自衛隊入隊。
1994年3月、筑波大学大学院 地域研究研究科 地域研究専攻 修士課程修了。
海上自衛隊に任官し潜水艦乗りとしてのキャリアを歩み、潜水艦はやしお艦長、在米日本大使館防衛駐在官、第2潜水隊指令、海上幕僚監部広報室長、情報本部情報官、海上幕僚監部指揮通信情報部長、統合幕僚学校長を経て、呉地方総監を最後に2016年海上自衛隊退官。最終階級は海将。
防衛駐在官としてアメリカに勤務していた2001年には、ハワイ州オアフ島沖にて発生したえひめ丸事故に対応している。
捜索打ち切りに傾く米海軍に粘り強く交渉、日本人の遺体に対する考えを説いた。
退官後は、安全保障問題の専門家として報道番組やラジオ番組などメディアに多数出演。
2016年からは金沢工業大学大学院虎の門キャンパスにおいて、イノベーションマネジメント研究科の教授として「フォロワーシップ・リーダーシップ」「リスクマネジメント」の教務や、学生(社会人)に対する研究指導を担当。
また、キヤノングローバル戦略研究所客員研究員、日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事を務める。
一方で、全国の企業や業界段階に対する講演や研修を行ない、自律自走型組織への変革や人材育成などに携わっている。
インタビュー
主な講演テーマ
リーダーシップ研修
良きフォロワーこそ、リーダーになる
現場感覚を軸としたリーダーシップ論
今、必要なのはリーダーと社員の新しい関係づくり。
自立自走の組織づくりの最新のメソッドを学びませんか。
大きな変革の時代の中で、自立自走の組織を創り上げていくためには
社長をはじめとした経営層・マネジメント層のリーダーシップをもう一度見直すこと。
そして同時に、社員の主体性を引き出すためにフォロワーシップを育てていくことです。
社員一人ひとりがイエスマンではなく、仕事やミッションを「自分ごと」と捉え、自発的に動き、価値を創り出す自立自走の組織の実現。
伊藤俊幸リーダーシップ&フォロワーシップ研修では、自衛隊を始めとした様々な組織づくりで培った伊藤氏の実践的なノウハウを通して、あなたの会社のリーダーシップには何が足りないのか、社員の力を引き出すにはどうすれば良いのか。
その気づきを届けます。 ×
最新のリーダーシップ理論
~潜水艦艦長は号令をかけない~
社会の変化とともに、リーダー像にも変化がみられます。
かつてのようにカリスマ性のあるリーダーの号令で動く組織では、時代に追いつくことはできません。
そこで本講演では、かつて海上自衛隊で潜水艦はやしおの艦長を務めた伊藤俊幸が、自身の体験を基に今の時代に求められるリーダーシップ論を語ります。
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日本の安全保障政策と自衛隊のこれから
インド太平洋地域における安全保障情勢
~東アジアを中心に~
本講演は、カナダ軍大学(CFC)の幹部及び現役将校を対象に開催。
カナダ軍東アジアの安全保障情勢についてカナダ軍関係者が理解できるよう、厳しさを増す東アジア情勢等について解説しました。
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わかりやすい安全保障講座
(憲法解釈から尖閣・ミサイルまで)
台湾有事を見据えた安全保障
~今、企業が知るべき防衛費と特定重要物資の重点~
2022年12月16日、岸田首相により「戦後日本の安全保障政策の大きな転換」であるとする安全保障関連3文書改定案が閣議決定されました。
本講演では、まず3文書策定の概要と背景、改定のポイントやその意義を前編で解説。
初めての改定をおこなう「国家安全保障戦略」では、外交や防衛分野のみならず、経済安全保障や技術、情報などの分野を含めた総合力による安全保障が必要になることを特に強調してお伝えしています。
後編では、2023年度からの5年間総額が現行計画の27兆円から43兆円に大きく増額となる防衛費の重点と背景と経済安保推進法における補助金と制限について解説。
そして12月20日に閣議決定された特定重要物資11分野についても、経済安全保障推進法の段階的施行状況と照らし合せて解説しました。
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台湾有事のシナリオ
本講演では、主に台湾有事の際のシミュレーションに沿って、日本やアメリカ、中国といった各国の動きについての見解を示しました。 ×
参謀級の右腕社員のつくり方
激変の時代を勝ち抜く企業には「社長の手足+頭」となる参謀が不可欠です。
本講演では、瞬時の判断で組織の命運を握ってきた海上自衛隊・伝説の提督が教えるリーダーの育て方を紹介。
参謀の3大資質、貢献力と批判力、礼節の重要性について解説していきます。
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自衛隊と日米同盟~日米協力の現場の視点から~
緊迫する東アジア情勢
朝鮮半島を中心とする東アジア情勢
世界の軍事組織から学ぶ、リーダーシップとリスクマネジメント
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
参謀の教科書
リーダーシップ論はもう古い。組織を効率的に動かし、成功に導くには「フォロワーシップ=部下のあり方」こそが必要。
理想的なフォロワーとしての「参謀」をキーワードに、この本を読んだ方が上司を組織を動かし、変えていくメソッドを「伝説の海将」と謳われた元・海上自衛隊海将の伊藤俊幸が教え尽くす。
前著『リーダーシップは誰でも身に付けられる』を全面的に「部下視点」で改訂したもの。
リーダーシップは誰でも身に付けられる
「論理的思考」を徹底的に学ばせ「自律」と「主体性」を叩き込むことで常に次世代のリーダーを輩出し続けてきた海上自衛隊。国防を担う組織の根幹を支える最強のリーダーシップ論。
防衛シミュレーション!自衛隊VS統一朝鮮
ギリギリのところでGSOMIA破棄は免れたものの、文在寅政権における韓国は、今後、ゆるやかに日米の自由民主主義側から中国側へ進み、北朝鮮との統合を目指すであろうと多くの識者が指摘しています。
そこで、本書では「もし統一朝鮮(もしくは朝鮮連合)と日本が対峙することになったら」、自衛隊は日本をどう防衛するのか、新たな防衛線となる「新アチソンライン」を巡るその攻防を、元海上自衛隊・海将の伊藤俊幸氏を監修に迎え、CGや図説で、詳細にシミュレートする一冊です。
書籍
- 「参謀の教科書」(双葉社)
- 「リーダーシップは誰でも身につけられる」(アルファポリス)
- 「防衛シミュレーション!自衛隊VS統一朝鮮」(宝島社)
- 「Foresight」(新潮社)
- 「正論欄」(産経新聞)
- その他、雑誌、新聞など多数投稿
メディア
- YouTube「ニッポンジャーナル」
- 「おはよう寺ちゃん」コメンテーター月1回月末金曜日(文化放送)
- 「ひるおび」コメンテーター(TBS)
- 「桜林美佐の国防ニュース最前線」毎週土曜日(チャンネルくらら)
- その他、TV、ラジオなど出演多数
講演実績
- 経済同友会
- 東京消防庁
- 佐川グローバルロジスティクス
- 富士通
- 日本IBM
- 高砂熱学工業
- 沖電気
- KPMG
- あずさ監査法人
- 三井住友建設
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- 豊田市
- 全国電気事業連合会
- 東京三菱UFJ銀行
- 日本政策投資銀行
- 東京海上日動火災保険
- 全国ライオンズクラブ各支部
- 全国各生産性本部
- 埼玉県経営者協会
- 日本貿易会
- 統合幕僚学校
- 株式会社EMシステムズ
- アイアン・クラブ
- 茨城農業法人協会
- 日本女性エグゼクティブ協会
- 川崎南ロータリークラブ