岩室紳也 いわむろしんや
経歴
1955年8月13日生まれ
【学歴】
1975年4月1日 自治医科大学医学部医学科入学
1981年3月31日 自治医科大学医学部医学科卒業
【免許・資格】
1981年5月22日 医師免許
【職歴】
1981年4月1日~ 神奈川県衛生部健康普及課
1981年6月1日~ 横浜市立市民病院研修医
1983年6月1日~ 神奈川県立厚木病院泌尿器科
1983年10月1日~ 神奈川県立青野原診療所、神奈川県立厚木病院泌尿器科
1986年4月1日~ 神奈川県立がんセンター泌尿器科、津久井保健所
1988年4月1日~ 神奈川県立厚木病院泌尿器科、津久井保健所
1990年4月1日~ 神奈川県秦野保健所、県立厚木病院泌尿器科
1996年4月1日~ 神奈川県秦野保健所、県立厚木病院泌尿器科、県衛生部医療整備課
1997年4月1日~ 神奈川県鎌倉保健所、県立厚木病院泌尿器科、県衛生部医療整備課
1998年4月1日~ 神奈川県平塚保健所、県立厚木病院泌尿器科
1999年6月1日~ 神奈川県厚木保健所保健予防課長、神奈川県立厚木病院泌尿器科医長
2003年4月1日~(社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター長、厚木市立病院泌尿器科
2014年4月1日~ ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)代表、厚木市立病院泌尿器科
【委員等】
2005年4月1日~2019年3月31日 聖マリアンナ医科大学非常勤講師
2011年11月 千葉県浦安市復興委員会委員
2011年4月13日~ 岩手県陸前高田市支援 現在に至る
2011年9月15日~2016年3月 宮城県女川町支援
2012年4月~2017年3月 岩手県陸前高田市地域包括ケアアドバイザー
2012年4月~2016年3月 宮城県女川町健康づくりアドバイザー
2010年2月~2023年3月 千葉県浦安市いのちとこころ支援対策協議会会長
【現職】
2010年9月~ 千葉県浦安市地域包括ケア評価会議アドバイザー
2011年10月~ 千葉県浦安市うらやす市民大学講師
2016年11月~ 岩手県陸前高田市ノーマライゼーション大使
2019年4月~ 獨協医科大学非常勤講師
【所属学会等】
日本性感染症学会(代議員)
日本エイズ学会(認定医)
日本泌尿器科学会
日本公衆衛生学会
日本小児泌尿器科学会
第56回日本公衆衛生学会奨励賞受賞(横浜)1997「保健医療計画づくりに関する研究と実践」
主な講演テーマ
思春期のこころと性
デリケートな思春期の心の成長と性教育の重要性について深く考察します。親や教育者に向けた実践的なアドバイスも含め、子どもたちが自立した人生を歩むための基盤作りを支援します。 ×
地域の健康・元気づくり、ヘルスプロモーション、ソーシャルキャピタル
地域社会のつながりを活かした健康づくりの取り組みについて語ります。健康で活気ある地域社会を実現するための具体策とその効果を各地での実践を交え、分かりやすく伝えます。 ×
自殺予防、こころの健康づくり
自殺防止に向けた具体的な対策やメンタルヘルスの向上方法について解説します。個人だけでなく、地域や組織全体での心の健康づくりを推進する重要性を伝えます。 ×
自殺対策計画策定
自殺予防のための効果的な計画策定について、具体的なフレームワークと実践例を紹介。自治体や組織が抱える課題をどのように分析し、どのような対策を講じるべきかを、データや実績に基づいて分かりやすく解説します。 ×
HIV/AIDS
HIV/AIDSに関する最新情報と正しい知識を共有します。感染予防の具体的な方法や、偏見や差別をなくすための教育の重要性を強調。患者の支援や地域社会全体での啓発活動の必要性についても触れ、HIV/AIDSに対する理解を深める内容となっています。 ×
障がい児者の性
障がいを持つ子どもや成人の性に関する課題を取り上げます。性教育や支援の方法について、保護者や支援者がどのように関わるべきかを具体的に解説。性に関する誤解やタブーを払拭し、障がいを持つ方々が尊厳を持って自分らしい人生を歩むためのサポート方法を提案します。 ×
犯罪予防と健康づくり
犯罪の抑止と地域住民の健康を両立させる取り組みについて語ります。地域社会全体での包括的な犯罪予防策を推進する内容です。 ×
薬物依存症の予防
薬物乱用の実態と予防の重要性について詳しく解説します。薬物依存のリスクを低減するために、「ダメ、絶対!」に変わる、いま求められている健康な社会を維持するための対策をわかりやすく紹介します。 ×
自立した大人になるために
自己管理能力や社会的責任を醸成するために求められていることが何かを説きます。自立した人生を歩むための心構えとスキルを提供する内容です。 ×
新型コロナウイルス対策
感染症の基本的な予防策と世間で思われていることの誤解を、小学生にもわかる視点で詳細に紹介し、パンデミック時におけるコミュニティの対応まで幅広くカバーします。最新の知見に基づく対策情報を提供します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
イマドキ男子をタフに育てる本
なぜ男の子は我慢が苦手で感情的になりやすいのか。その理由に迫りながら、泌尿器科医として性やエイズ相談、包茎の悩みに向き合う専門家が、乳幼児期から思春期にかけての男の子の育て方を親身にアドバイスします。失敗しない育児のコツをわかりやすく伝える一冊です。
ママもパパも知っておきたい よくわかるオチンチンの話
「お母さん、心配しないでください!」
岩室紳也先生がわかりやすくアドバイス!
ママには馴染みが薄い男の子の性器について、パパも実は詳しくないことが多いものです。本書では、性器の構造や正しい洗い方、ケア方法から、トラブルの対処法、包茎の種類や病気、ケガまでを丁寧に解説。性器に関する疑問や悩みに寄り添いながら、安心して子どものケアに取り組めるようサポートします。
思春期の性 いま、何を、どう伝えるか
生きる力と人間関係を育むために
性に関する科学的な知識を伝えるだけでは、若者の意識や態度を望ましい方向へ導くことは難しい。得た知識を「生きる力」として活用するためには、希薄化した人間関係の中での相互交流や学び合いが欠かせない。本書では、長年若者の性教育に取り組んできた著者が、根本的な問題解決への道筋を提案している。
エイズ いま、何を、どう伝えるか
実践的でわかりやすいエイズ知識の提供
エイズ教育の重要性は広く知られていますが、その実践にはセックスやコンドームなど、解釈が分かれやすく説明が難しいテーマに踏み込む必要があります。本書では、保健所でのエイズや思春期相談、さらにHIV感染者の診療を行ってきた著者が、その経験をもとに若者に何をどのように伝えるべきかを具体的に解説しています。
著書
- イマドキ男子をタフに育てる本(日本評論社)
- よくわかるオチンチンの話(金の星社)
- 思春期の性 ーいま、何を、どう伝えるかー(大修館書店)
- エイズ ーいま、何を、どう伝えるかー(大修館書店)
- 思春期の生と性/わたしたちのエイズ(日本家族計画協会)
- いま、あなたへ伝えたいーエイズ・STDのことー(新企画出版社)
- OCHINCHINおちんちん(日本家族計画協会)
- 思春期の性を考えよう(日本家族計画協会)
- エイズを知ろう(日本家族計画協会)
- 性感染症を知ろう(日本家族計画協会)
編著・監修
- 男の子が大人になるとき(少年写真新聞社)
- 他人(ひと)ごとではありません(新企画出版社)
- いま知っておきたいエイズのこと(新企画出版社)
ビデオ・DVD
- 思春期と性~変化する体と心(大修館書店)
- 保健室からのSOS(健康・体力づくり事業財団)
- 性感染症(性と健康を考える女性専門家の会)
- HIV/エイズってなに?(ケーシーズ)
- エイズ・性感染症とその予防(大修館書店)
- じぶん、新発見「性を考える」~性の健康について~(ソーケン)
- エイズなどの性感染症予防(DVD)一橋出版
共著
- つながりから考える薬物依存症~安心して失敗を語れる絆・居場所づくり~(大修館書店)
- 中高生からのライフ&セックス サバイバルガイド (日本評論社)
- 健康なくに2011(医療文化社)
- 災害時の公衆衛生(南山堂)
- 保健・医療従事者が被災者と自分を守るためのポイント集(中外医学社)
- 思春期の性の問題をめぐって(診断と治療社)
- いいじゃない いいんだよ ー大人になりたくない君へー(講談社)
- まちがいだらけの包茎知識(青弓社)
- エイズ対策(東京法規出版)
- 総合思春期学(治療と診断社)
- 学校医は学校へ行こう!(医歯薬出版)
- からだの年齢事典(朝倉書店)
- 地域保健活動のための疫学(日本公衆衛生協会)
- 藤内&岩室の新版保健計画策定マニュアル(ライフ・サイエンス・センター)
- ヘルスプロモーションの政策開発(ライフ・サイエンス・センター)
- 保健福祉活動のてびき(ぎょうせい)
- 思春期問題読本(教育開発研究所)
- 障害児の性教育(あゆみ出版)
- 診療所マニュアル(医学書院)
連載
- 公衆衛生(医学書院)未来図を描く公衆衛生活動in陸前高田(2013年6月~2014年3月)
- 公衆衛生(医学書院)災害を支える公衆衛生ネットワーク(2012年4月~2013年3月)
- 月刊地域医学 地域医療が担う地域保健(2008年8月~2014年2月)
- 公衆衛生(医学書院) 性のヘルスプロモーション(1995年4月~1997年3月)
- 地域保健(東京法規出版) あなたのまちのヘルスプロモーション(2005年5月~2006年12月)
- 公衆衛生(医学書院) エイズ対策を評価する(2005年12月~2007年8月)
- 月刊地域医学 学校保健と地域医療・地域保健の連携(2005年4月~2008年7月)
テレビ
- BS-TBS 報道1930【新型コロナ感染対策の“盲点” 間違えると逆効果も…】
- テレビ朝日 大下容子のワイド!スクランブル
- NHK総合 おやすみ日本 眠いいね!Vol.31「#10代の性SP」
- フジテレビ ホンマでっか!?TV
- NHK Eテレ 大人へのトビラ イマドキ ドキドキ“性のはなし”
- NHK Eテレ 大人へのトビラ ココだけの“性”のはなし
- NHK ご近所の底力「もうメタボとは言わせない!」
- TBS R30
- NHKスペシャル・21世紀 日本の課題 エイズ 感染爆発をどう防ぐのか
テレビドラマ医療指導
- 「神様、もう少しだけ」(フジテレビ系列)
ラジオ
- NHK ブルボンヌと本ちゃんと考えてみた「男子のからだ」前編
- ニッポン放送 福山雅治の魂のラジオ エイズ特番
- JFN系列 THINK ABOUT AIDS
講演実績
- 年間100か所程度で講演しています
この講師のおすすめポイント
岩室紳也さんは、自治医科大学医学部を卒業後、泌尿器科医としての診療に加え、エイズ予防や地域の健康促進活動に尽力してきた医師です。現在は「ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)」の代表として、性教育やメンタルヘルス、感染症予防、自殺予防など多岐にわたるテーマで講演活動を行っています。1997年には第56回日本公衆衛生学会奨励賞を受賞するなど、地域医療や公衆衛生分野での功績も顕著です。これまでに中学生・高校生を対象とした性教育や地域住民への健康づくりの啓発を通じ、多くの人々の命と心を守り続けています。
◆ 地域と社会に根ざした公衆衛生活動の実績
岩室さんは、神奈川県内の保健所でエイズ予防や地域の健康づくりに携わり、自治体と連携して多くの課題解決に取り組んできました。こうした経験から、地域社会に即した健康促進の方法を具体的に提案できます。
◆ 思春期の性教育のスペシャリスト
中学生・高校生向けの性教育を行い、「思春期のこころと性」について深く考える機会を提供してきました。科学的根拠に基づきながらも、わかりやすく親しみやすい講演スタイルが好評です。
◆ 幅広い健康テーマに対応する柔軟性
性教育だけでなく、自殺予防、メンタルヘルス、感染症対策など、現代社会が抱える多岐にわたる健康問題に対応可能です。それぞれのテーマにおいて、専門知識と現場経験を活かした的確なアドバイスが得られます。
◆ 公衆衛生分野での受賞歴に裏打ちされた信頼性
1997年に日本公衆衛生学会奨励賞を受賞するなど、医学界での確かな実績を持つ岩室さんの講演は、医療従事者や教育者をはじめ、幅広い層から信頼を得ています。
◆ 豊富な現場経験に基づく実践的な内容
地域医療や保健所での活動に加え、震災復興支援や地域包括ケアのアドバイザーとしても活躍。現場の課題に即した具体的な解決策を提示することで、講演を通じて参加者の行動変容を促します。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。