岩崎順子 いわさきじゅんこ
いのちの講演家/公益財団法人 和歌山県人権啓発センター 登録講師/一般社団法人 京都グリーフケア協会 講師
プロフィール
「いのち」「人権」「心」「子ども」「親子」「高齢者」「生と死」「グリーフケア」「心の病気」「災害」「戦争」といったテーマで、全国で1290回以上の講演を行ってきた。2001年まで呉服店「株式会社糸幸」と子ども服の「有限会社TINKLE(ティンクル)」を経営。2013年まで愛知医科大学看護学部の非常勤講師、全日本きもの振興会認定のきものコンサルタント。
テーマ
出身・ゆかりの地
主な講演テーマ
いのちのメッセージ
~生かされていると気づいた日~
今、子ども達にとっていのちがゲームの中のものになっています。父親が自宅で亡くなった朝、3人の子ども達は涙でいっぱいでした。でも、あることがきっかけでまだあたたかい父親の体の上で子ども達は遊びました。顔やおなかに触り、父親の好きな歌を歌って、おなかの上に馬乗りになって・・。「死んだら、だんだんカチカチになっていくんだね」と子どもが言いました。悲しみでいっぱいだった表情は少しずつ変化していきました。死を頭で理解するのではなく、父親を触り遊ぶことで五感を使って、いのち、生きること、死ぬことを感じた時間であったのかもしれません。
この内容は、大人向け、子ども向け、医療、看護、介護、県民講座など幅広く講演させていただいています。
人権の根本であるいのち。講演はすべて体験を通しての話になります。生きているのではなく、生かされていたことに気が付いた日々。ありのままに、明るく和やかに講演をさせていただきます。
少し心をゆるめて、日々の忙しさの中で、忘れているものを思い出していただけると嬉しいです。
最後には、鉄琴を演奏したり、音楽を聴いていただきながらご自分の内側を見つめる時間をとらせていただきます。 ×
当たり前の中にあった大切なもの
~石巻の女の子からの手紙~
災害を通してわかちあう心、繋がるいのちについて。当たり前だと思っていた中にどれだけ大切なものがあったか。私達、大人が次の世代にのこしていけるものは、何でしょうか?本当に大事なことを教えてくれた石巻の女の子からの手紙。
「優しさは悲しみから生まれる(石巻の壁にあった言葉です)」人の心に寄り添うことの大切さ。弱いからこそ、人の温かさに気付き、小さいからこそ、人の優しさがわかる。どのような中でも、人は立ち上がっていく力を持っている。一人ではなく、そこに人がいるから。
心に寄り添うということ。 ×
認知症の向こう側にある心
~介護する人 される人 心の橋渡し~
誰もが病気をしたくない、健康でいたい。 周りに迷惑を掛けたくない。そう思われるのではないでしょうか。でも病気の方を通して、大切なことを教わっているように思います。認知症の場合、本人の姿や行動、言動がすっかり変わってしまうとき家族は「力強く厳格だった父がなぜ」「とても優しかった母が、なぜこのような姿に、、、。まるで、人が変わってしまったようだ」と戸惑います。大切な方であればなおさらだと思います。病気で人が変わったようになってしまう。目に映る姿はたとえ変わっても、病気の向こう側には元気な頃と変わることのないその方の心が存在します。認知症や心の病についてもお話させていただきます。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
ガンが病気じゃなくなったとき
こどもたちは初め、動かない父親の体に恐る恐るさわっていました。そのうち、横に寝ころんだり、首を持ち上げて千羽鶴をかけたりしました。ついには、おなかの上に馬乗りになって…。元気なころは、こどもを抱き上げ、体を使って遊んでいた父親。今、こうして自分のおなかの上で遊ばせているように見えました。(本文より)
親から子、そして孫へと受け継がれる“いのち”の意味が心に響く形で描かれており、感動を与える内容となっている。緩和ケアに従事する医療従事者や患者、家族にとって、希望を感じさせる一冊である。
メディア
- NHK「あすのWA」「ニュース845」
- テレビ和歌山「ライフスタイルを考える 人権セミナー」
- NHKラジオ「ともに生きる」
- 和歌山放送「てっきゅう先生のサタデーナイト」「健康相談」「レッツ有田リアン」「Honda ドリームナビ」など
- ドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日」「四万十 いのちの仕舞い」「明日香に生きる」の溝渕監督と全国各地でトークショー
書籍
- ガンが病気じゃなくなったとき(青海社)
講演実績
- 公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 連続講座 『いのち』を考える
- 「人権フォーラム いのち輝くまち加古川」
- 加古川市 加古川市教育委員会 加古川人権同和教育協議会
- 近畿ブロック赤十字病院「近畿ブロック赤十字病院中堅職員研修会」
- 山口赤十字病院 山口市在宅緩和ケア支援センター「山口市在宅緩和ケア市民公開講座」(山口県)
- 「いのちの教育講演会」富山県教育委員会
- 私立学校振興大会 私立学校連合会 講演会
- 「人権を考える強調月間 特別講演会」 人権啓発センター
- 「大本山 永平寺 僧侶対象の講演」
- 「奈良東大寺 世界平和祈念平和法要 講演」
- 「禅をきく会」 関東管区教化センター 四国管区教化センター
- 心のシンポジウム 「いのちをつなぐ」心のシンポジウム実行委員会
- 生と死 看護フォーラム 戦争と平和 県民講座 市民講座 など
この講師のおすすめポイント
岩崎順子さんは、「いのち」「人権」「心」などをテーマに、全国で1,290回以上の講演を行ってきた経験豊富な講演家です。かつては呉服店や子ども服店の経営者として活躍し、その後、愛知医科大学看護学部の非常勤講師やきものコンサルタントとしても活動しました。現在は、公益財団法人和歌山県人権啓発センター登録講師や一般社団法人京都グリーフケア協会の講師として、幅広い分野で心に寄り添うメッセージを届けています。
◆ 「いのち」の大切さを実感させる深いメッセージ
岩崎さんの講演は、生きることの尊さに気づかせる内容で、多くの人々の心を動かしてきました。自身の経験や被災地でのエピソードを通じ、誰もが見過ごしがちな「当たり前」の中にある大切なものを改めて考える機会を提供します。
◆ 幅広いテーマで心に響く講演
「生と死」「親子」「高齢者」「認知症」など、人生のさまざまな局面に関するテーマを扱い、多様な聴衆のニーズに応える講演内容が特長です。認知症介護における「心の橋渡し」のように、深い共感を呼ぶ具体的なアドバイスが支持されています。
◆ 豊富な講演実績と信頼感
全国で1,290回以上の講演を行い、幅広い年齢層・背景を持つ聴衆から高い評価を得ています。その圧倒的な実績と講師としての信頼感が、聴衆に安心感と納得感を与えます。
◆ 多彩なバックグラウンドを活かしたアプローチ
経営者、講師、コンサルタントとしての経験を持つ岩崎さんだからこそ語れる視点があります。これまでの多様なキャリアを通じて培った知識と洞察を、講演に惜しみなく反映させています。
◆ グリーフケアを含む「心」に寄り添う内容
グリーフケアの専門知識を持ち、喪失や悲しみに直面している人々に寄り添う力強いメッセージを発信しています。特に介護や災害をテーマにした講演は、共感と癒しを提供するものとして高い評価を受けています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。
お客様の声
素敵なお話をありがとうございました。
以前にも聞かせていただきましたが、やはりまた涙が出ました。
「なぜなんだろう?」と帰りの道で考えましたが、岩崎さんのお話が自分の心のなかにある喜怒哀楽様々な感情を揺さぶってくれるのだと思いました。
「いいお話は何度聞いてもよい」を再確認できた1日でした。周りの方々もみな感動していましたよ。(涙 涙の方もたくさんおられました)岩崎さんのお話を伺うと勇気や元気が出ます。しんどいことがあっても、楽になります。「自分は自分でよいのだ、このままゆっくり進んで行こう」と。
今後もお話を聞かせてください。ブログを見せていただき、機会があれば伺いたいと思います。