渡部伸 わたなべしん

渡部伸

行政書士/社会保険労務士/「親なきあと」相談室 主宰

プロフィール

1961年福島県会津若松市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、出版社で女性向け雑誌の営業、編集、海外・デジタル事業などを担当。退社後、行政書士、2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取得。自身の娘に知的障害があり、「親なきあと」相談室で障害のある子をもつ親に寄り添い、共通の悩みをともに考える。著書に『障害のある子の「親なきあと」』(主婦の友社)ほか。著作、講演など幅広く活動中。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

福島県立会津高等学校、慶應義塾大学法学部法律学科卒業
前職は出版社勤務。女性向け雑誌の営業、編集、海外・デジタル事業などを担当。

■「親なきあと」相談室について
自身も知的障害の子どもを持ち、知的障害の子どもをもつ親の共通の最大の悩みである「親なきあと」のことを一緒に考え、早い時期からの対策を提案する。 
・悩みは多種多様。その様々な悩みをお聴きし、少しでも将来の不安をやわらげることができるように、現時点では何ができるのか、どうすればいいのかを提案する。
自分がいなくなったあとの子どもがどうなるのか、安心して地域で生活できるのか。本人、親、きょうだいの心情を踏まえ、今から何をすべきかを一緒に考える活動。

■保有資格・所属など
東京都行政書士会世田谷支部所属
東京都社会保険労務士会所属
2級ファイナンシャルプランニング技能士
世田谷区区民成年後見人養成研修修了
世田谷区手をつなぐ親の会会長

主な講演テーマ

障害のある子の「親なきあと」~「親あるあいだ」の準備

障害のある子の親の共通の悩みである「親なきあと」、その漠然としている不安を整理して、それぞれに対応する制度や仕組み、地域での取り組みなどを知ることで、自分たちがこれからやっておくべきことが具体的に見えてきます。そして、一番大切なことは地域でたくさんのつながりを持つこと。いろいろな選択肢が増えていることを知り、「いざとなったら何とかなる」と前向きな気持ちで、少しずつ準備するきっかけにしてもらえばと思います。 ×

障害のある人の「親なきあと」~お金の残し方と管理の仕組み

障害のある子の親の共通の悩みである「親なきあと」、その悩みの中でも特に関心の高いお金のテーマについて、さまざまな仕組みや商品があることを紹介します。さまざまな対策を知ることで、自分たちがこれからやっておくべきことが具体的に見えてきます。そして、一番大切なことは障害のある子の親の共通の悩み持つこと。いろいろな選択肢が増えていることを知り、「いざとなったら何とかなる」と前向きな気持ちで、少しずつ準備するきっかけにしてもらえばと思います。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

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障害のある子の住まいと暮らし
まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活
Q&Aと事例でわかる障害のある人・ひきこもりの人の将来のお金と生活
障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて 第2版
× 障害のある子の住まいと暮らし

障害のある子の住まいと暮らし

障害のある子の親の不安は、将来子どもが住む場所。先進的な取り組みの全国16の実例を取材。必要な情報がつまっています。

障害のある子を持つ親にとっての最大の関心事の1つが「住まい」。「子どもが将来どこで生活するのか」「終の棲家はどこになるのか」といった不安にお答えするため、日本全国を講演で回っている著者自らの取材によって、その仕様や仕組みの16の実例を紹介。全国に今、グループホームや、地域と共生するシェアハウスなど、自立を促しながら、適切なサポートを受けて暮らせる施設が増えつつあります。カラー写真を多数掲載して紹介しているので、実際の暮らしの様子が容易にイメージできます。また、施設の具体例に加え、行政のとりくみなど、「親なきあとの子どもの住まい」を考えるにあたって必要な基本情報もしっかり網羅している必ずお役に立つ一冊です。

× まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活

まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活

まんがと図解で読みやすい、障害のある子どもを持つ家族のための対策本。障害のある子の将来のお金と生活をテーマに、それらに関係する法律のしくみや公的サービスの利用方法などを紹介。

× Q&Aと事例でわかる障害のある人・ひきこもりの人の将来のお金と生活

Q&Aと事例でわかる障害のある人・ひきこもりの人の将来のお金と生活

内閣府調査によると、国民の約9.3%は何らかの障害を有している。このうち「親なきあと」の対象者は国民の約5.8%。
さらに内閣府調査だと、全国で15歳から64歳人のうち、推計146万人が引きこもりの状態にあるとのこと。
単純計算すると、知的障害者、精神障害者、引きこもりの総数は国民全体の約7%になる。

著者が「親なきあと」相談室を開設してから10年が経過したが、多くの方が「親なきあと」問題に直面し、相談機関のニーズがあることを痛感したことから、本書は刊行された。
本書は3章建てになっており、第1章では制度と仕組みに関するQ&A、第2章では対象者本人の年代別の対策、第3章では具体的な相談事例とアドバイスで構成されている。
第1章は障害者手帳や障害年金、就労、信託、遺言、成年後見制度などQ&A方式でわかりやすく解説。
第2章では対象となる本人を「誕生~学齢期」「成人後~青年期」「壮年期から高年期」にわけて、必要な申請事項や福祉サービスの契約などを説明。
第3章では、実際にあったさまさまな「親なきあと」の相談事例を取りあげている。そして、実際に著者が対応したアドバイスを紹介し、読者の指針としている。

障害のある子や引きこもりの子をもつ家族にとって、「親なきあと」は共通かつ永遠の課題。多くの親は漠然とした不安を抱いている。
「親なきあと」の課題は、お金で困らないための準備、生活の場の確保、日常生活の支援といえる。
「親なきあと」の対策は「親あるあいだ」に準備しなければならない。どんな準備が必要なのか、それを知ることが大切である。

障害のある子や引きこもりの子の家族が、本書を読むことでより具体的な対策をたてることができれば執筆した著者としても本望である。

× 障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて 第2版

障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて 第2版

障害があることで利用できる福祉サービス、公的な支援策、経済的なサポート制度などを、本人の年代やシーンごとに紹介しています。
こういった保育・教育、就労、年金などの制度を知ることで、漠然とした不安を抱えている状態から、悩みの具体的な課題を明確にします。
そして、自分たち親や親族、周囲の人たちが、今後どんなことを準備していけばいいのかも見えてくるはずです。

メディア

  • NHK「おはよう日本」
  • 新聞は多数あり

書籍

  • 『障害のある子の「親なきあと」〜「親あるあいだ」の準備』(主婦の友社)
  • 『障害のある子の住まいと暮らし』(主婦の友社)
  • 『まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活』(自由国民社)
  • 『Q&Aと事例でわかる障害のある人・ひきこもりの人の将来のお金と生活』(自由国民社)
  • 『障害のある子が安心して暮らすために〜知っておきたいお金・福祉・くらしの仕組みと制度』(合同出版) 監修
  • 『障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(自由国民社)

講演実績

  • 家族会(知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、引きこもり等)
  • 特別支援学校
  • 自治体(市役所等、社会福祉協議会、成年後見センター等)
  • 障害福祉事業所
  • 特例子会社など
  • 2024年の講演会実績は75回

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