淵邊善彦 ふちべよしひこ
経歴
1987年 東京大学法学部卒業
1989年 司法修習終了(第41期)、弁護士登録(第一東京弁護士会)、西村眞田(現 西村あさひ)法律事務所勤務
1995年 ロンドン大学UCL(LL.M.)卒業、ノートン・ローズ法律事務所勤務(ロンドン・シンガポール)
1998年 日商岩井株式会社(現 双日)法務部出向
2000年 TMI総合法律事務所にパートナーとして参画
2008年 中央大学ビジネススクール客員講師(2013年から2022年3月まで同客員教授)
2016年 東京大学大学院法学政治学研究科教授(常勤)(2018年9月まで)
2019年 ベンチャーラボ法律事務所を開設。
主な講演テーマ
起業家・スタートアップの育成
企業の立ち上げと成長において欠かせない「リーガルマインド」の重要性を強調します。スタートアップの段階で法律的なリスクを把握し、適切に対処することが、ビジネス成功の鍵となります。起業家が知っておくべき基本的な法的知識や契約書の作成、労務問題、知的財産権の管理といったテーマに触れ、法的な視点を持つことでビジネスの発展を支える方法を解説します。起業家やスタートアップ関係者にとって必須の内容を、実践的な視点から学ぶことができる講演です。 ×
M&A、海外展開支援
企業の成長戦略として重要なM&Aや海外進出に関する法律問題を取り上げます。M&Aにおける契約交渉のポイントや、企業買収のリスク管理、海外進出に伴う法的規制とその対応策など、多岐にわたるテーマを網羅。特に、グローバル化が進む現代において、海外取引におけるリスクを最小限に抑え、企業の競争力を高めるための法的知識を学びます。海外市場進出を考えている企業経営者や、M&Aを検討している企業にとって、非常に実践的で有益な内容です。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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ビジネス常識としての法律<第4版>
ビジネスに欠かせない法律を幅広く、かつ簡潔に解説した入門書です。会社法や個人情報保護法、消費者契約法、労働基準法、不正競争防止法などの法改正に加え、経済安全保障推進法やフリーランス新法の新たな制定も取り上げています。また、コーポレートガバナンス・コードの改訂や東証市場区分の変更に関する最新の動向にも触れています。
この書籍は単なる法令集ではなく、ビジネスパーソンが実務に役立つリーガルセンスを養い、法的リスクを予測して、問題が発生した際に適切に対処できるよう、基本的な行動指針から解説しています。

実践 会社役員のための法務ガイド
企業法務に関する重要な50のテーマを厳選し、特に役員が知っておくべき内容をまとめた一冊です。ビジネスの現場で実際に役立つ法的知識や、事業運営におけるリーガルセンスを養うための実践的なガイドです。

強い企業法務部門のつくり方
企業の法務部門を改善し、強化するための具体的なアプローチを提案する一冊です。社会や経済の変化に伴い、法務部門に求められる役割が拡大する中で、どのようにして組織として法務部門を強化していくかを解説します。企業法務の分野で30年以上の経験を持つ著者が、企業内部と外部の両方の視点から、その方法論を詳しく説明しています。

トラブル事例でわかるアライアンス契約 交渉から終了までのポイントと契約条項例
アライアンス(提携)を法的な視点から成功へ導くための実務ガイド
アライアンスに関する法的な知識を簡潔に解説し、実際に起きたトラブル事例を紹介。その解決策や予防方法についても考察します。
著者が実際に経験した案件や判例を元に、49の具体例を挙げて解説し、契約条項の例も合わせて紹介。
本書は、アライアンスに携わる経営者、現場担当者、法務担当者、またアライアンスに関する助言を行う弁護士やコンサルタントの方々に最適な内容です。
実務に役立つ具体的な解説に加えて、重要な判例や法令、ガイドラインをピックアップし、巻末には参考文献リストも収めています。
メディア
- ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)
書籍
- 『ビジネス常識としての法律<第4版>』(共著・日本経済新聞出版社、2024)
- 『実践 会社役員のための法務ガイド』(編著・中央経済社、2021)
- 『困った時にすぐわかる!トラブル対策のコツ経営者になったら押さえておくべき法律知識』(編著・第一法規、2021)
- 『強い企業法務部門のつくり方』(共著・商事法務、2020)
- 『トラブル事例でわかるアライアンス契約 交渉から終了までのポイントと契約条項例』(編著・日本加除出版、2020)
- 『AI・IoT時代の企業法務』(編著・商事法務、2019)
- 『業務委託契約書作成のポイント』(共著・中央経済社、2018)
- 『シチュエーション別 提携契約の実務(第3版)』(編著・商事法務、2018)
- 『個人情報管理ハンドブック(第4版)』(編著・商事法務、2018)
- 『契約書の見方・つくり方(第2版)』(日本経済新聞出版社、2017)
- など
講演実績
- 『社外役員が知っておくべき法務知識』 【運営団体】東京都中小企業診断士協会中央支部 社外取締役養成講座プロジェクト
- 『企業法務進化論』 【主催】文藝春秋
- 『契約書審査の基本の「き」』 【主催】法務のいいださん
- 『マネしたい法務の業務効率化~ソフトとハードで攻める新・法務力強化~』 【主催】Business & Law 合同会社
- など
この講師のおすすめポイント
淵邊善彦さんは、30年以上にわたり、M&A、アライアンス(事業提携)、海外展開、上場支援、知的財産戦略などを中心に、大手企業の法務をサポートしてきた経験を持つ代表弁護士です。その豊富なキャリアを活かし、現在はベンチャー企業やスタートアップ、中小企業の経営法務戦略や伴走支援を行っており、企業の成長を法的視点から支えています。また、日弁連「中小企業の国際業務の法的支援に関するワーキンググループ」の座長を務め、全国各地で地方企業向けのセミナーを開催し、実務経験に基づいた知識を広めています。
東京大学法学部を卒業後、ロンドン大学UCL(LL.M.)を修了し、国内外の大手法律事務所や企業法務部門で活躍。さらに、中央大学ビジネススクールや東京大学大学院で教授としても教鞭を執り、後進の育成にも力を入れています。淵邊さんの専門知識は、企業の成長を支える重要な法的側面をしっかりと網羅しており、その経験と洞察力を活かした講演やセミナーは、経営者や法務担当者にとって非常に価値のあるものです。
◆ ベンチャー・スタートアップの法務支援
淵邊さんは、ベンチャー企業やスタートアップを対象にした法務戦略の支援に特化しています。これまでの経験を基に、企業の成長に伴う法的課題やリスクを管理し、安定的に成長するための法的枠組みを提供します。スタートアップにとって、事業立ち上げの初期段階から成長を支える法的なアドバイスを受けることは、長期的な成功に繋がります。
◆ M&A・事業提携の実務経験から学べる成功戦略
M&Aやアライアンス(事業提携)の分野で豊富な経験を持つ淵邊さんは、企業の成長を加速させるための戦略的なアドバイスを提供します。特に、企業同士の統合や提携の過程で直面する複雑な法的問題に対処するノウハウを提供し、円滑なM&Aや事業提携を実現するための具体的な手法を学べます。
◆ 海外展開支援に強みを持つ講師
国際業務に強みを持つ淵邊さんは、企業の海外展開における法的なサポートにも非常に詳しいです。ロンドン大学での学びや、シンガポール・ロンドンでの勤務経験を通じて培った国際的な視野を持つ淵邊さんの指導は、企業の海外進出や国際事業戦略を強力にバックアップします。特に、異文化理解や海外法規制に対応した法務戦略の重要性について、実務的な視点からアドバイスを受けられます。
◆ 企業法務部門強化のための実践的なノウハウ
企業の成長において法務部門の重要性は増しています。淵邊さんは、企業の法務部門をどのように強化し、企業全体のリスクマネジメント体制を整備するかという点について、実践的なアドバイスを提供しています。特に、成長期の企業にとっては、法務部門の立ち上げや運営の効率化が求められるため、法務戦略を体系的に学べる貴重な機会となります。
◆ 地方企業向けの実務セミナー
全国で地方企業向けのセミナーを開催し、地域密着型の法務支援にも注力している淵邊さん。中小企業が直面する法的問題や経営課題を、地域経済に即した視点で解決策を提供します。特に地方における法務担当者や経営者にとって、地元のニーズに対応した実践的な法的アドバイスを受けられることは大きなメリットです。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。