常盤勝美 ときわかつみ
流通気象コンサルタント/気象予報士/健康気象アドバイザー
プロフィール
1972(昭和47)年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学第一学群自然学類卒業、筑波大学大学院地球科学研究科中退(修士取得)。20年以上にわたり民間の気象会社に所属し、ウェザーマーチャンダイジングの研究や指導に従事。現在は株式会社True Dataに所属し、日本唯一の流通気象コンサルタントとして流通企業にウェザーマーチャンダイジングの指導を行っている。また、WEBメディア「商人舎2週間天気予報」、雑誌「食品商業」などでウェザーマーチャンダイジングに関する連載記事を担当している。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
大手気象情報会社に新卒で入社。その後20年余りにわたって、気象業界で分析、営業、コンサルティング、予報業務を担当。
2018年、株式会社True Data入社。流通気象コンサルタントとして自社の扱う小売の購買データと気象データとの掛け合わせによる分析、コンサル、調査発表、連載執筆等を行ないながら、現在に至る。
主な講演テーマ
気象がもたらす消費・購買への影響
・気象は消費者ニーズに影響を与えるメカニズム
・気温と物の売れ行きの関係
・地球沸騰化時代の物の売れ行きの視点 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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だからアイスは25℃を超えるとよく売れる
「暑いと冷たい商品が売れ、寒いと温かい商品が売れる」というのは一見当然のように思えるかもしれませんが、なぜその法則が成り立つのか、深く理解している人は少ないかもしれません。本書は、初めて流通業に携わる方にも分かりやすく、ウェザーマーチャンダイジングの基本的な考え方や技術を一冊にまとめた内容です。
今日からできるウェザーマーチャンダイジング入門
第1章 招待編―気象の影響を受けないビジネスはない(昇温商品と降温商品:天気感応型商品 ほか)
第2章 理論編―気象が人体に及ぼす影響を知る(気象に基づく欲求は我慢できない:天気による体調変化 ほか)
第3章 準備編―必要な知識と売場の準備(気象の言葉を覚えよう:気象予報の種類とその集め方 ほか)
第4章 実践編―確実な成果を挙げている23の事例(スーパーマーケット―鍋物特売の時期決定:スーパーマーケット―夕方売場の模様替え ほか)
気候変動の事典
気候変動が自然環境や社会活動に与える影響、そしてそれらをどのように活用できるかについて、多岐にわたるテーマを読切り形式で解説しています。主な内容は、気象や気候災害、減災を目指したリスク管理、地球温暖化、IPCC報告書の概要、生物や植物への影響、農業や水資源への影響、健康や疾病への影響、交通や観光業への影響、大気と海洋の相互作用を通じた気候変動の探求、極地や雪氷圏の視点からの気候変動、太陽活動や宇宙規模の運動に基づく気候変動の考察、世界の気候区分、気候環境の変遷、古気候や古環境の変遷、自然エネルギーの活用方法、そして環境教育についてです。
メディア
- 「Mr.サンデー」(CX系)
- 「ZIP!」(NNN系)
- ラジオ出演など
書籍
- 「だからアイスは25℃を超えるとよく売れる」(商業界)
- 「今日からできるウェザーマーチャンダイジング入門」(商業界:共著)
- 「気候変動の事典」(朝倉書店:共著)
講演実績
- 商工会議所
- マーケティング研究協会
- 流通経済研究所
- 企業内研修など