北前佐枝子 きたまえさえこ

北前佐枝子

ヘヴィメタル・ミュージシャン/英詞家/音楽著作権グローバルコンサルタント

プロフィール

十代から海外音楽発信を志し2002年に単身渡欧。路上でのビラ配りから現地レーベルと契約、’04年に欧州メタル・クイーン、ドロ・ペッシュやアイアン・メイデンに在籍したブレイズ・ベイリーらと欧州ツアー。2005年に世界最大級メタル・フェス Wacken Open Air(ドイツ開催)にアジア人女性として初出演。海外メディアで多数取り上げられる。ドイツ・イタリア・米国の一流ヘヴィメタル・ミュージシャン達と共にソロCD3枚を世界リリース(欧州全土、北南米、日本盤はキング・レコードより)。自身の音楽著作権が海外で不当に転売されるが、後に欧州弁護士事務所と共に転売者を特定、大陸間交渉にて解決、自身の権利を100%取り戻す。オランダ国立ライデン大学「英語言語と英文化学」修士。米国バークリー音大「英語作詞作曲法」マスター証取得。ブータン国王御結婚祝賀曲の英語作詞。ドイツ音楽著作権協会GEMA会員。日本語講演だけでなく、英語による講演も可能です。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1997年に関西外国語大学外国語学部米英語学科を修了し、甲陽音楽学院のコンテンポラリー・ ミュージック科(ボーカル専攻)も修了した。2002年末にオーディションを経て、2003年1月にドイ ツの音楽レーベルと専属アーティスト契約を結び、Lars Ratz、Michael Ehre(ガンマ・レイ、メタリ ウムなど)、Alessandro Sala(ラプソディ・オブ・ファイア)、Herman Frank(アクセプトなど)などと 共に、これまでSAEKO名義でアルバムを3枚リリースしている(2004、2006、2021)。2004年に は、Blaze Bayley(アイアン・メイデンなど)と共にゲスト・アクトとしてDOROのClassic Diamonds 欧州ツアーに参加した。また、レーベル内で唯一の日本人として、欧州と日本の音楽ジャーナリ ストやデザイナーとの通訳・翻訳・調整役も務めた。

インタビューが掲載された媒体には、Rock Hard(ブラジル)、Metal Hammer(イタリア)、Heavy Rock(スペイン)、Doitsu News Digest(ドイツ)、BURRN!(日本)、Maxi(ドイツ)、Fool’s Mate(日 本)、東京中日スポーツなどがある。2005年には、世界最大級の野外ヘヴィメタル・フェスである Wacken Open Air(ドイツ開催)にアジア人女性として初出演し、海外の雑誌やTV、ラジオなどで 英語によるインタビューを多数経験した。また、日本では2005年2月から翌年4月までCDチェーン 店すみやの月刊ペーパーにコラムを連載していた。

こうした海外音楽活動を通し、日本と欧州間のさまざまな問題に直面し、日本人アーティストの国 際進出の前にたちはだかる「言葉と文化の壁」を痛感。更には、国際間 の法的問題にも巻き込まれ、自身の音楽活動を停止した。また、海外で日本の 存在感が徐々に薄れていくのを感じ、音楽以外でも情報発信が必要だという危機感を抱き、新事 業立ち上げを目指して帰国。言語に関する経験を積むため、英会話講師として働きながら日本 語教師資格を取得し、フリーランスで通訳や翻訳(音楽誌の海外アーティストのインタビューや洋 楽レーベルの歌詞対訳)に従事した。

2008年にオランダ国立ライデン大学の英語言語と文化学の修士課程へ入学し、翌年修了し た。専門分野は日英言語比較であり、在籍中には、教授の論文の研究アシスタントを担当。

2011年に英詞事務所オフィス・シンプウを設立し、英詞家や講師として活動を開始。海外を 目指す日本人ミュージシャンのために、オリジナル楽曲の英語作詞や添削、歌唱発音の矯正などのサービスを提供。また、「表現活動を通して日本と世界の架け橋に」を目指し、表現 論、異文化コミュニケーション、言語比較などについて日本語または英語で講演活動を始めた。

同年にはブータン国王夫妻の御結婚祝賀曲の英語作詞も担当した。2012年には、世界40カ国 以上の人々と共に被災地支援のチャリティソングプロジェクト「Light of Life」を立ち上げ、英語作 詞と歌唱を担当。2013年には「まつりIN台湾」の前夜祭(日本代表)や本イベントのオープニング およびエンディング・アクトに出演した。

2014年には、米国バークリー音楽大学(オンライン)でSongwritingのマスター証を取得し、英語 の作詞作曲法や海外音楽出版、音楽業界に関する法律知識を学んだ。同年、Metal Female Voices Festに出演(ベルギー開催)。2015年には、ノルウェーのゴシック・メタル・バンド Sirenia のアルバム『The Seventh Life Path』の日本版ボーナス・トラック「Tragedienne (Japanese Version) (Bonus Track)」の日本語作詞を担当した。2016年には知的財産管理技能士(2級)の資格を取得。

2017年には、欧州の特許・弁理士事務所と共に、欧州で無許可転売され所有者不明となってい た自身の著作権の転売先を特定。現地音楽出版社や現地著作権管理団体との英語交渉によっ て権利を100%取り戻し、その後、SAEKO名義としては11年振りとなるシングルをデジタル・リ リース。同曲ミュージック・ビデオには、アメリカの戦艦ミズーリ記念館から許可を得て、第二次世 界大戦末期に特攻隊員(イシノセツオ)の遺体に敬意を表して水葬する米海兵隊員の写真を挿 入。知覧特攻平和会館にある穴澤利夫大尉の遺書の一部も英語で朗読し、話題となった。 2019年には、イタリアのラプソディー・オブ・ファイアのアルバム『The Eighth Mountain』の日本版 ボーナス・トラック「Rain of Fury (Japanese Version) (Bonus Track)」の日本語作詞を担当した。 また、ギター速弾きのギネス記録保持者チアゴ・デラ・ヴェガ率いるブラジルのプログレッシブ・メ タル・バンド Vikramのアルバム『Behind The Mask I』で日本盤ボーナス・トラック「Behind The Mask I (Japanese Version)」の日本語作詞およびゲスト歌唱を担当。 2021年に、SAEKO名義で3枚目のアルバムを新ラインナップ、Michael Ehre(ガンマ・レイ、プラ イマル・フィアなど)、Alessandro Sala(ラプソディ・オブ・ファイア)、Guido Benedetti(トリック・オ ア・トリート)と共にリリース。米国からはドリーム・シアターのDerek Sherinian がゲスト参加した。

主な講演テーマ

自己表現:無意識の力

人生は芸術作品。この作品を最高のものにしませんか。
表現には”外側から”と”内側から”の表現があります。無意識に潜む心の声に従い、真の自分を内側から表現して生きれば人生はより色鮮やかに輝きます。
禅の思想や西洋哲学、既成概念に捕らわれないロックの美学、更にリアルな実体験の話も交え、人生そのものを”内側からの表現”として生きる方法を熱く語ります!
人生に新たなインスピレーションを…。

1 テーマを内側から表現:"意識される自分"とテーマの関係、禅にみる芸術論
2 ⾃己を内側から表現:"意識される自分"と”無意識中に潜む真の自分”
3 比較:"内側からの表現"と"外側からの表現”
4 "内側からの⾃己表現"を生きる:プラトン、ベルグソン、ユング等
5 実例紹介—⼈生体験:単独渡欧前〜渡欧後CDリリース迄の数年間、楽曲メッセージ ×

世界の中の日本

日本から出た事のない子供たちに世界(特に欧州)と日本の違いを日常生活レベルで面白く楽しく紹介します。
海外への興味、また外国の人々とのコミュニケーション・ツールとしての英語に興味を持たせる講演です。 ×

欧州ロック市場体験:非英語圏から世界市場へ

単身渡欧、本場ロックシーンで翻弄されて気づいた…日本人アーティストの世界進出を阻むのは“音楽的力量”や“才能の有無”よりむしろ“言葉(情報ギャップ)と文化の壁”だ!多くの日本人が海外現地情報を知らぬまま自らの力量や才能を過小評価している…。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

クリックすると、詳細が表示されます。

なんとかなるやろ!エピソード0 ~ヘヴィメタル・ミュージシャン ドイツ鋼鉄 奮闘記~
なんとかなるやろ! 〜ヘヴィメタル・ミュージシャン ライデン大学奮闘記〜
× なんとかなるやろ!エピソード0 ~ヘヴィメタル・ミュージシャン ドイツ鋼鉄 奮闘記~

なんとかなるやろ!エピソード0 ~ヘヴィメタル・ミュージシャン ドイツ鋼鉄 奮闘記~

2002年に一人で欧州のヘヴィメタルの中心地であるドイツに渡り、路上でのビラ配りから現地のレーベルと契約を結ぶことに成功。2005年には、世界最大級のヘヴィメタル音楽祭であるW:O
にアジア人女性として初めて出演を果たしたSAEKO。2005年2月から2006年4月まで、CDチェーン店すみやの月刊フリーペーパー「METAL ON METAL」に連載されていたコラムをまとめた。

× なんとかなるやろ! 〜ヘヴィメタル・ミュージシャン ライデン大学奮闘記〜

なんとかなるやろ! 〜ヘヴィメタル・ミュージシャン ライデン大学奮闘記〜

単身で欧州に渡り、2005年には世界最大規模のヘヴィメタル音楽祭W:O
にアジア人女性として初めて出演した日本人ヘヴィメタル・ミュージシャンが、レーベルを離れた後、思い切ってオランダの名門ライデン大学の「英語言語と文化学」修士課程に挑戦する。ヘヴィメタル・ミュージシャンに囲まれていた生活から一変し、国際的な英語の専門家たちに囲まれることに……約2年間のオランダ留学の体験をつづったエッセイ。

CD

  • ソロ・アルバム:2004『ABOVE HEAVEN BELOW HEAVEN』/2006『LIFE』/2021『Holy Are We Alone(我等独尊)』
  • ゲスト参加:2003 METALIUM(ドイツ)『AS ONE』/2019 VIKRAM(ブラジル)『Behind the Mask I』/2021 SUPERNOVA PLASMAJETS(ドイツ)『NOW OR NEVER』/2022 DIVISION DARK(スイス)『Prophecy』

音楽イベント

  • Wacken Open Air(ドイツ)
  • Metal Female Voices Fest(ベルギー)
  • まつりIN台湾(台湾)

雑誌および書籍インタビュー

  • Rock Hard(ブラジル)
  • Metal Hammer(イタリア)
  • Heavy Rock(スペイン)
  • BURRN!(日本)
  • BURRN! JAPAN(日本)
  • Fool’s Mate(日本)
  • BREAK OUT(ドイツ)
  • Rockin'f(日本)
  • Maxi(ドイツ)
  • METAL HEART(ドイツ)
  • La Heavy(スペイン)
  • Player(日本)
  • 関西外大通信(広報誌)
  • 京阪沿線 地域情報紙 月刊 AGORA
  • マガジン アルク
  • TrueMetal.It(イタリア最大オンライン・ヘヴィメタル・マガジン)
  • 音楽ソフト専門店 Disc Pier フリー情報紙 Disc Pier
  • 寝屋川市男女共同参画情報誌 ルュミエール
  • 書籍『詳説 ジャーマン・メタル』
  • その他多数

ラジオ

  • ラジオ文化放送『くにまるジャパン』
  • FM OSAKA『キャプテンロック』
  • FM ひらかた『ミルスタcafeへようこそ』
  • FM ヨコハマ『ROCK DRIVE』
  • Radio StHoerfunk(ドイツ)『Neuerscheinung live!』
  • RTV Amsterlveen(オランダ) 『Hello! Japan』
  • FM HANAKO 『プロムナード82.4』、『とびっきりサンデー』
  • Mariskal Rock (スペイン)/
  • FaRao(インターネットラジオ、業務用BGM)『キャプテン和田の劇的メタル』

テレビ

  • フジテレビ スーパーニュース『WEEKEND』
  • テレビ朝日『モーニングバード』
  • Acuario tv(コロンビア)『ROCK CITY TV』
  • DWR(ドイツ)

ネットチャンネル

  • 日本文化チャンネル桜『桜ワールドネットワーク〜世界は今…』、『夜桜亭日記』

新聞

  • 読売新聞
  • 産経新聞
  • 北日本新聞
  • Doitsu News Digest(ドイツ)
  • 東京中日スポーツ
  • 南御堂新聞
  • 北陸中日新聞
  • 朝日新聞
  • 日本経済新聞(関西版)
  • フジサンケイ ビジネスアイ
  • 夕刊フジ
  • 山陽新聞
  • A Notícia(ブラジル)
  • Haller Tagblatt(ドイツ)
  • その他

書籍

  • なんとかなるやろ!エピソード0 ~ヘヴィメタル・ミュージシャン ドイツ鋼鉄 奮闘記~
  • なんとかなるやろ! 〜ヘヴィメタル・ミュージシャン ライデン大学奮闘記〜

講演実績

国内

  • 寝屋川市民大学
  • 大阪府立寝屋川高等学校定時制
  • 甲陽音楽学院神戸校
  • 寝屋川市立国松緑丘小学校
  • 国際派診断士研究会
  • DZGO
  • 日本音楽ヘルパー協会
  • OBPアカデミア
  • FAAVO(現 CAMPFIRE) 大阪
  • 知的財産管理技能士会 関西分科会

海外(英語による講演)

  • イタリア ROMA TRE ローマ・トレ大学 MIMESIS LAB
  • ドイツ ハイルブロン応用科学大学 Hochschule Heilbronn

お客様の声

自己表現:無意識の力

複数名からの感想です。(上二つは音楽専修学校学生、下二つは高校生)

⚫︎物事を成そうとする時に海外では常に自分の意見を求められたと言われていて、日本人にはそれが足りていないと感じました。私は今後、物事に対して自分の意見を必ず持てるように心がけようと思いました。

⚫︎表現力や作詞方法など細かいお話がきけて、とてもよい勉強になりました。また、先生の生き様にも感動し、自分も頑張ろうと思いました。もっとお話を聴きたかったです。

⚫︎とても力強いお話でした。なかなか聞けないような話を学校で聞けて凄く良かったです。もう一度聞けたらいいなと思いました。

⚫︎すごく良かったです。自分にもあてはまるところがあり、心に響きました。有難うございます。

音楽著作権の123: 自立を目指すミュージシャンの基礎知識(社会人向け)

複数名からの感想です。

⚫︎知財管理技能士会のメルマガで開催を知り、著作権は最近おろそかにしていましたが、面白そうだったのですぐ申し込みました。実際に参加して、音楽に関わる著作権とその管理の仕組みに詳しくなり、よく理解できました。自らのコンサルタント業務にも活用していきたいと思います。

⚫︎大変エキサイティングなセミナーでした。お話を聞いてJASRAC包括契約を考えてみたくなりました。「より"デジタル"になっていく今後の音楽業界」的なお話ももっと聞いてみたいです!

⚫︎大変参考になりました。また、音楽にこれだけ多くの権利が関わっているのに驚きました。

世界の中の日本/ヨーロッパ

複数の小学校1、2年生からの感想です。

⚫︎スイスはとってもきれいで美しい国だとおもいました。みずうみはとてもすきとおっていて、わたしは、スイスの人は国のために1人1人が協力していて、日本の人も、いくらばっきんをはらわなくてもいいからって、自然をよごすこうどうをしていることはいけないこと、だから、私たちからそういうことをしていきたいと思いました。とても行きたいなと思いました。オランダの町は、いままでの歴史を守ろうとしていることをしって、とてもすごいとおもいました。私はすごくこのことが心に残りました。ドイツにはとてもおいしそうな物がありました。北前先生は、そのお料理をたべていたのでとてもうらやましかったです。ドイツ、オランダ、スイスは、いろいろな努力をしてとても美しい国になったんだとおもいました。日本も、そういうところをしっかりまねできたらいいなと思いました♡

⚫︎また小学校にきたらいろいろおしえてください。英語をたくさんおぼえてスイスやヨーロッパに行ってみたいです。せかいじゅうたびをしてみたいです。いろんな人とふれあい友達をつくりたいです。ヨーロッパごやスイスごをおぼえて北前先生にあいに行きます。

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