佐藤誠二朗 さとうせいじろう
編集者/ライター、コラムニスト
プロフィール
児童書の出版社での勤務を経て宝島社に入社し、雑誌「宝島」および「smart」の編集に携わる。2000年から2009年まで「smart」の編集長を務めた。2010年に独立し、フリーの編集者・ライターとして活動を開始。ファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで、多岐にわたるジャンルで編集や執筆を手掛けている。
初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』は、メンズストリートスタイルに対する深いこだわりと愛情が詰まった一冊で、業界内外で話題となりロングセラーを記録した。そのほかにも、『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、多数の編集・著作物を手がけている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1969年に東京都で生まれる。1988年に国際基督教大学高等学校(ICU高校)を卒業し、1993年には早稲田大学人間科学部人間健康科学科を卒業後、株式会社フレーベル館に入社。フレーベル館では「保育専科」編集部で活動した。
1995年に株式会社宝島社に転職し、1996年から1998年にかけて「宝島」編集部で働く。その後、1998年から2000年まで「smart」編集部に所属し、2000年から2009年まで「smart」編集長として活躍。人気ファッションブランドとのコラボ付録を企画し、「smart」を男性ファッション誌の実売部数1位に導いた。
2010年に宝島社を退職し、編集プロダクションのボノボプロダクション(佐藤誠二朗事務所)を設立。カルチャーやファッションを中心に、アウトドア、デュアルライフ、時事、エンタメ、旅行、家庭医学など多岐にわたるジャンルで編集・執筆活動を行っている。
主な講演テーマ
男性ストリートファッションの歴史
男性ストリートファッションの進化と変遷を詳しく解説します。ストリートファッションの過去と現在を理解し、自分自身のスタイル選びにも活かせる知識を得ることができます。 ×
1980年代インディーズカルチャー
1980年代のインディーズカルチャーの特徴と影響を探ります。1980年代のインディーズカルチャーの魅力とその影響を理解し、現代の文化とのつながりを感じることができます。 ×
デュアルライフ(二拠点生活)
現代のライフスタイルとして注目される二拠点生活について解説します。二拠点生活のメリットを理解し、実践的な知識を得ることができます。 ×
高校生の娘との二人暮らし
高校生の娘との二人暮らしにおける実体験とその課題について語ります。親子関係を築く上での工夫や二人暮らしの実践的なノウハウを学び、より良い家庭環境作りに役立てることができます。 ×
妻の単身赴任
妻の単身赴任に直面した際の経験とその対策について紹介します。単身赴任の実情を理解し、夫婦関係を良好に保つための知識を得ることができます。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新
1930年代のドイツのスウィングキッズやアメリカのズーティーズから始まったストリートスタイルは、何度も原点に立ち返りながらも、過去へのリスペクトを保ちつつ変化と進化を繰り返してきた。このスタイルはカリスマデザイナーや高級ブランドの影響を受けることなく、街のギャングや若者たちによって育まれてきた。映画や音楽といったカルチャーとの関連はもちろん、当時の政治や社会情勢とも密接に関わっている。
本書では、ストリートスタイルに潜む反逆性とトラッド性の関係を探るため、その起源とスタイルの変遷を豊富な事例や画像を用いて詳細に解説する。全31スタイルのイメージイラストは、漫画家矢沢あいによってすべて描き下ろされており、流麗なタッチで描かれたストリートの少年たちの姿も見どころとなっている。
日本懐かしスニーカー大全
かつて憧れたブランドのモデルや、長年愛用した思い出の一足。70年代と80年代のスニーカーが勢ぞろい!
アシックス・オニツカタイガー、ミズノ、ムーンスター、アキレス、アサヒシューズ、リーガル、世界長といった国内メーカーから、アディダス、ナイキ、コンバース、ニューバランス、リーボック、ヴァンズ、プーマなどの人気ブランドまで、多種多様なスニーカーが集結。あの頃の名作やロングセラー、子ども靴や上履きもたっぷり取り揃えています。懐かしいシューズと共に、昭和時代と私たちの足跡を振り返りましょう。
オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック
「サブカルは死んだ。パンクも死んだ。ただし、それでもパンクスは死なない――パンク直撃世代の中年男がファッションと音楽文化について掘り下げたコラム集」(吉田豪)
サブカルチャーを自認する人々はそれぞれ独自の「自分流サブカル」を持っており、中年になればその趣味も複雑で手に負えないことが多い。元「smart」編集長による、この愛すべきサブカル中年に向けたコラム集が登場。人気のウェブ連載「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」から選りすぐった100篇を、ファッション、スピリッツ、ライフ&ホビー、カルチャーの4つのカテゴリーに分けて収録。懐かしいアイテムから最先端の情報まで、新しいもの好きなサブカル中年らしい独自の見解とこだわりが詰まったコラムが、豊富な写真と共に楽しめる一冊です。
山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ
東京で生まれ育ち、仕事をし、家族を築いてきた筆者が、なぜデュアルライフ(二拠点生活)を始めたのか。その経緯を、東京と山中湖を行き来しながらの生活を軽やかに綴ったエッセイ集が登場。コロナ禍を経て新しい生活様式を模索するすべての人に読んでほしい一冊です。
著者が山中湖村にある「山の家」をお手頃な価格で手に入れたのは2017年。そこから、東京の自宅と山中湖の家との二拠点生活がスタートしました。コロナ禍で「この機会に自然の中での暮らしを試してみたい」と考えた人も多いでしょう。この書籍には、そんなデュアルライフの現実が描かれています。
本書は、集英社のウェブサイト「よみタイ」で人気を博した連載が書籍化されたもので、待望の一冊です。
ラジオ
- TBSラジオ「アフター6ジャンクション」
- 渋谷のラジオ
- FM FUJI
雑誌、新聞
- 掲載多数あり
執筆
- 集英社オンライン
- マイナビニュース
- よみタイ「DON'T TRUST UNDER FiFTY」連載
- よみタイ「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」連載
- よみタイ「CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。」連載
書籍
- 『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(集英社 2018)
- 『日本懐かしスニーカー大全』(辰巳出版 2020)
- 『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック』(集英社 2021)
- 『山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』(百年舎 2023)
- ほか、共著、変名(ボノボプロダクション)での著書、編著書多数あり
講演実績
- 宣伝会議
- 編集の学校
- エスモード
- 日本経済新聞社
- 明治大学
- HDフラワーホールディングス
- 下北沢B&B など