蔡美京 さいみきょん
蔡美京韓国伝統舞踊研究所 主宰/東京外国語大学 非常勤講師/明治大学研究・知財機構アジア太平洋パフォーミング・アーツ研究所研究推進員
プロフィール
韓国の伝統衣装や文化に関するレクチャーを行いながら、伝統舞踊を披露する活動を続けている。隣国としての理解を深めるため、韓国の文化をさまざまな角度から紹介している。講演では、韓国の学生生活や受験事情、日本との比較、韓国文化について話をしている。さらに、韓国の伝統舞踊のパフォーマンスや、伝統楽器を使った簡単な動作を通じて、聴講者が体験できる講演も実施。音楽や舞踊を楽しみながら、韓国文化に親しんでもらえる内容になっている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
2006年に早稲田大学の21世紀COEプログラムで特別研究生として活動。同時期に、光明学園相模原高等学校で韓国語講師を務める。2006年8月からは横浜山手女子学院にて、夏期講座の韓国語講師を担当。2007年9月からは、韓国重要無形文化財第92号の太平舞伝授生として現在も継続して学んでいる。2009年から2019年まで澁谷教育学園幕張中学高校で韓国語を教え、その後も教育に携わり、2017年からは明治大学アジア太平洋パフォーミング・アーツ研究所の客員研究員として活動を続ける。2018年から2019年にかけては渋谷教育学園渋谷中学高校で韓国語講師を務め、2018年から2021年まで埼玉女子短期大学の兼任講師としても教鞭を執る。さらに、2021年から2022年には韓国研究財団の人文社会学術研究において研究協力者として関与。2023年には東京外国語大学で非常勤講師を務め、2024年から再び同大学で非常勤講師として現在も活躍中。
主な講演テーマ
韓国文化(伝統文化・伝統芸能・舞踊など)
<講演実績例>
・韓国舞踊の歴史、起源・背景・分類
・韓国文化に秘められた「ハン」の要素と表現:『春香傳』を事例として
・韓国伝統舞踊《サルプリ・チュム》のスゴン(布)を用いる技法と象徴性
・韓国伝統舞踊において「白」が表象するものとは何か ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
映像で学ぶ舞踊学
映像と文字が交差する新しい舞踊学のテキスト
舞踊は国や地域、民族、文化、そして社会の数だけ多彩な形を持っている。その舞踊の「今」を学ぶためには、人類学や社会学、教育学、工学などの幅広い分野をまたぎ、多角的な視点から考える必要がある。本書では、執筆者がそれぞれ「何を観るのか」という明確なテーマを持ちながら舞踊に取り組んでおり、映像とともに学びを深められる構成になっている。
書籍
- 『映像で学ぶ舞踊学』(大修館書店・共著)
講演実績
- 小・中・高・大学公開講演・シンポジウム・舞踊実演